回答・対処方法

はじめに

「Windows Live ムービーメーカー2011」では、自分で撮影したビデオや写真をもとに、タイトルやクレジット、BGMなどが入ったオリジナルのムービー（動画）を簡単に作成することができます。作成するにはオートムービー機能(オートムービーのテーマ)を使います。
オートムービーのテーマを選択すると、数回クリックするだけでムービーを作成することができ、タイトル、クレジット、切り替え効果、および特殊効果が自動的に追加されます。
ここでは、オートムービー機能を使ってオリジナルのムービーを作成する方法について説明します。

※「Windows Live ムービーメーカー」については、［012105：「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」について］を参照してください。

＜準備＞
あらかじめ編集したい映像ファイルを「Windows Live ムービーメーカー」に取り込んでおいてください。映像ファイルの取り込みについては、以下のリンクを参照してください。
［012107：「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」写真やビデオを追加する(取り込む）方法］
［012106：「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」デジタルビデオカメラで撮影した映像を取り込む方法］
［012108：「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」デジタルカメラなどの他のデバイスから写真やビデオを取り込む方法］

※本手順は、「Windows Live ムービーメーカー 2011」にアップデートまたは新規にインストールした環境であることを前提としています。

※以前のバージョンの「Windows Live」プログラムを使用している場合は、「Windows Live ムービーメーカー 2011」にアップデートすることをおすすめします。概要や操作方法については、以下のリンクを参照してください。
［011467：「Windows Live(TM) Essentials 2011」について＜Windows(R)7＞］
［011468：「Windows Live(TM) Essentials 2011」インストール方法＜Windows(R)7＞］

操作手順

※ここでは、「Windows Live ムービーメーカー」のストーリーボードに取り込み(追加)されていることを前提に説明します。

1. 「ホーム」タブの”オートムービーのテーマ”からお好みのオートムービーを選んでクリックします。
   (図1)
   
   ※マウスポインターを合わせるとそれぞれのムービーがプレビューモニターに表示されます。
   (図2)
   
   
2. ”まだ音楽が追加されていません。今すぐ音楽を追加しますか？”メッセージ画面が表示されます。［はい(Y)］ボタンをクリックします。
   ※音楽を付けない場合は、［いいえ(N)］ボタンをクリックし、手順4へ
   (図3)
   
   
3. 「音楽の追加」画面が表示されます。BGMにしたい音楽ファイルを選択して、［開く(O)］ボタンをクリックします。
   (図4)
   
   
4. ストーリーボードに追加してあるビデオや写真に、選択した音楽、仮の文字が入った［タイトル］、［クレジット］や切り替え効果、特殊効果などが自動で挿入されます(内容やデザインは後で編集します)。
   これでひとまず作業が完了です。
   ※音楽を付けなかった場合、音楽は挿入されません。
   (図5)
   
   
5. 次にできあがったオートムービーを編集します。
   ストーリーボードに並んでいるムービー内のオプジェクト(ビデオや写真、テキストなど)をクリックすると、ウィンドウ上部のリボンに「コンテキスト」タブ(「ビデオツール」「音楽ツール」「テキストツール」)が表示されます。各「コンテキスト」タブには、編集したいオブジェクトに対応した各種ツールが集められいます。
   (図6)
   
   
6. はじめに、オートムービーで自動的に付けられた冒頭と末尾のテキスト、［タイトル］、［クレジット］を編集します。ストーリーボード上にある［A]文字が付いたオブジェクトをクリックします。
   (図7)
   
   
7. [テキストツール］の「フォーマット」タブをクリックし、”調整”グループの［テキストの編集］ボタンをクリックします。
   (図8)
   
   
8. プレビューモニターにテキストボックスが表示され、文字の編集ができるようになります。お好みの「タイトル」を入力してください。
   ここでは例として、「SAMPLE」と入力します。
   ※テキストオブジェクトをダブルクリックしてもプレビューモニターにテキストボックスが表示されます。
   (図9)
   
   
9. フォントの種類、サイズ、装飾(太字、斜体、色）、段落揃え、テキストボックスの背景色、テキストを表示する開始時間、表示時間などを変更することができます。また、テキストボックスをドラッグすることで表示位置を調整することもできます。「タイトル」、「クレジット」をお好みで変更してください。
   (図10)
   
   
10. さらに、テキストが表示されるときの特殊効果(スクロールしながら表示される、だんだん大きくなる、回転しながら表示される、など)も変更できます。
    ※”特殊効果”グループの効果のアイコンにマウスポインターを合わせると、プレビューモニターに表示されます。アイコンをクリックすると変更が反映されます。
    (図11)
    
    
11. 編集が終わりましたら、完成です。プレビューモニターの［再生］ボタンをクリックすると、プレビューモニターで確認することができます。
    
    

以上で、オリジナルのムービー作成は完了です。
オリジナルのムービーを保存するには、［012176：「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」作成したムービーを保存する方法］をご参照ください。

＜補足＞
追加したオブジェクトを削除したいときは、削除したいオブジェクトを選択し、マウスの右ボタンでクリックします。表示されるメニュから［削除(R)］をクリックします。

(図12)

関連情報

• 編集機能を使ってムービーをさらに細かく編集（ムービーのトリミングや分割、速度調整、音楽フェードイン/フェードアウトなど）したり、切り替え効果、タイトル、クレジット、キャプション、および他の効果を組み込んで独自のムービーを作成することもできます。操作方法については、以下のリンクを参照してください。
  ［012110：「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」編集機能を使って取り込んだ写真やビデオをカスタマイズして独自のムービー(動画)を作成する方法］
  
  
• 作成したムービーをWebサイトに公開して、友人や知人、同じ趣味・興味を持っているユーザーなどと共有したい場合は、以下のリンクを参照ください。
  ［012178：「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」作成したムービーをインターネットにアップロードする方法］
  
  
• 作成したムービーをDVDにする方法については、以下のリンクを参照してください。
  ［012177：「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」ムービーをDVDにする方法(「Windows(R)DVDメーカー」使用)］
  
  

以上