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情報番号:012110  【更新日:2011.10.18

「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」編集機能を使って取り込んだ写真やビデオをカスタマイズして独自のムービー(動画)を作成する方法

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ 写真/映像、写真/映像を編集する

回答・対処方法

はじめに

「Windows Live ムービーメーカー2011」では、オートムービー機能を使ってオリジナルのムービーを作成する方法のほかに、編集機能を使ってムービーをさらに細かく編集(ムービーのトリミングや分割、速度調整、音楽フェードイン/フェードアウトなど)したり、切り替え効果、移動および拡大効果、視覚効果、タイトル、クレジット、キャプション、および他の効果を組み込んで独自のムービーを作成することもできます。
ここでは、編集機能を使って取り込んだ写真やビデオをカスタマイズして独自にムービーを作成する方法について説明します。

著作権に関するご注意
◆著作権に関するご注意◆
音楽、映像、コンピューター・プログラム、データベースなどは著作権法により、その著作権及び著作権者の権利が保護されています。
こうした著作物を複製する事は、個人的に又は家庭内で使用する目的でのみ行なうことができます。
但し、コピープロテクションその他技術的保護手段の施された著作物については、信号の除去または改変等技術的保護手段の回避を行なうことにより、複製物を作成することは著作権法上禁止されていますのでご注意願います。
また、上記の目的を超えて、著作者の了解なくこれを複製(データ形式の変換を含む)、改変、複製物の譲渡、ネットワーク上での配信などを行なうと、「著作権侵害」「著作者人格権侵害」として損害賠償の請求や刑事処罰を受けることがあります。
本機を使用して複製などをなされる場合には、以上を含め、著作権法を遵守の上、適切なご使用を心がけていただきますよう、お願いいたします。

※「Windows Live ムービーメーカー」については、[012105:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」について]を参照してください。

<準備>
あらかじめ編集したい映像ファイルを「Windows Live ムービーメーカー」に取り込んでおいてください。映像ファイルの取り込みについては、以下のリンクを参照してください。
[012107:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」写真やビデオを追加する(取り込む)方法]
[012106:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」デジタルビデオカメラで撮影した映像を取り込む方法]
[012108:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」デジタルカメラなどの他のデバイスから写真やビデオを取り込む方法]

※本手順は、「Windows Live ムービーメーカー 2011」にアップデートまたは新規にインストールした環境であることを前提としています。

※以前のバージョンの「Windows Live」プログラムを使用している場合は、「Windows Live ムービーメーカー 2011」にアップデートすることをおすすめします。概要や操作方法については、以下のリンクを参照してください。
[011467:「Windows Live(TM) Essentials 2011」について<Windows(R)7>]
[011468:「Windows Live(TM) Essentials 2011」インストール方法<Windows(R)7>]

操作手順

※ここでは、「Windows Live ムービーメーカー」のストーリーボードに写真およびビデオを追加(取り込み)されていることを前提に説明します。

  1. 「Windows Live ムービーメーカー」にムービーにする写真およびビデオを取り込みます。
    図1(図1)

  2. 編集機能を使って、タイトルや切り替え効果、音楽などを追加してお好みのムービーを作成します。
    ※編集機能については以下を参照してください。
    ※タイトルやクレジットが自動で挿入される「オートムービーのテーマ」を使用して、ムービーを作成したい場合は、[012109:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」オートムービー機能(オートムービーのテーマ)を使ってオリジナルのムービー(動画)を作成する方法]をご参照ください。

    <「ホーム」タブにある編集機能>

    図2(図2)

    ◆”追加”グループ
    A:タイトル
    選択したアイテムの前に新しいタイトルを追加します。
    B:キャプション
    選択したビデオや写真に重ねて表示するテキストを追加します。
    C:[クレジット]および[監督]・[主演]・[撮影場所]
    新しい空白のクレジットを追加します。[▼]をクリックして監督名、主演名、撮影場所なども選択できます。
    E:[音楽の追加]
    プロジェクトに音楽を追加します。

    ◆”編集”グループ
    D:[左へ90°回転]および[右へ90°回転]
    選択したビデオまたは写真の表示方向を左右に90°回転させます。


    <「アニメーション」タブにある編集機能>

    図3(図3)

    ◆”切り替え効果”グループ
    A:[切り替え効果]
    前のオブジェクトから選択したオブジェクトに映像が切り替わるポイントに特殊効果を付加します。なお、切り替え効果の長さは、秒単位で指定することができます。

    ◆”移動および拡大”グループ
    B:[移動および拡大]
    写真に対して付加する特殊効果で、表示している写真の一部にズームインしたり、ズームしている場所を移動したり、といった見せ方ができます。


    <「視覚効果」タブにある編集機能>

    図4(図4)

    ◆”特殊効果”グループ
    A:[特殊効果]
    色のトーンやバランス、輪郭の処理などを変化させるフィルター機能です。ビデオ、写真のいずれにも利用可能です。
    効果をかけたいオブジェクトを選択し、特殊効果のアイコンをクリックすれば効果が付加されます(特殊効果が付加されたオブジェクトの左上には四角が4つ並んだ形のマークが表示されます)。
    図5(図5)

    B:[明るさ]
    選択したビデオまたは写真の明るさをスライダーで調整します。


    <[ビデオツール]の「編集」タブにある編集機能>

    図6(図6)

    ◆”オーディオ”グループ
    A:[ビデオボリューム]
    ビデオに含まれているオーディオデータのボリュームを調整します。
    詳しくは、[012195:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」ムービーに音楽を追加/編集する方法]の「3.音楽/ビデオのボリュームを変更する方法」を参照してください。
    B:[フェードイン]および[フェードアウト]
    再生開始とともにだんだんボリュームが大きくなるフェードイン、再生終了に向かってだんだんボリュームが小さくなるフェードアウトを設定します。
    またフェードインとフェードアウトのスピードを、なし/遅い/中/速い、の4段階に指定できます。

    ◆”調整”グループ
    C:[背景色]
    タイトルまたはクレジットのテキストを表示するときの背景色を指定できます。
    D:[速度]
    ビデオの速度を変更できます。0.125倍速から64倍速まで設定することができます。
    E:[再生時間]
    写真を表示する時間の長さを秒単位で指定できます。

    ◆”編集”グループ
    F:[分割]
    ビデオ用の機能。再生インジケーター(ストーリーボード上の黒い縦線。マウスでドラッグすることで移動可能)の位置でビデオを2つに分割します。
    詳しくは、[012194:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」ビデオをトリミング/分割する方法]を参照してください。
    図7(図7)

    G:[トリムツール]
    ビデオのカット編集(不要な部分を切り取って削除する)を行なうツールを起動します。
    H:[開始位置の設定]および[停止位置の設定]
    この2つのボタンを使えば、トリムツールを起動せずにカット編集が行なえます。プレビューモニターの下のスライダーまたはストーリーボード上の再生インジケーターの位置を基準に、開始位置または停止位置を設定し、開始位置より前の部分または停止位置より後ろの部分をカットして削除します。
    ※詳しくは、[012194:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」ビデオをトリミング/分割する方法]を参照してください。


    <[音楽ツール]の「オプション」タブにある編集機能>

    図8(図8)

    ◆”オーディオ”グループ
    A:[音楽ボリューム]
    ストーリーライン上の音楽ファイルのボリュームを調整します。
    詳しくは、[012195:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」ムービーに音楽を追加/編集する方法]の「3.音楽/ビデオのボリュームを変更する方法」を参照してください。

    B:[フェードイン]および[フェードアウト]
    再生開始とともにだんだんボリュームが大きくなるフェードイン、再生終了に向かってだんだんボリュームが小さくなるフェードアウトを設定します。またフェードインとフェードアウトのスピードを、なし/遅い/中/速い、の4段階に指定できます。

    ◆”編集”グループ
    C:[分割]
    再生インジケーターの位置で音楽を2つに分割します。
    D:[開始時間]
    再生インジケーターの位置から音楽の再生を開始するように設定します。また、秒単位で数値を入力して開始時間を指定することもできます。
    E:[開始位置の設定]および[停止位置の設定]
    ビデオツールのトリミングと同様に、音楽データのカット編集(トリミング)を行ないます。再生インジケーターの位置、および秒単位の数値で指定できます。
    詳しくは、[012195:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」ムービーに音楽を追加/編集する方法]の「2.音楽の開始/停止位置を変更する方法」を参照してください。


    [テキストツール]の「フォーマット」タブにある編集機能

    図9(図9)

    ◆”フォント”グループ
    A:[フォント]
    フォントの種類、サイズ、装飾(太字、斜体、色)を選択できます。

    ◆”段落”グループ
    B:[透明度]
    テキストの透明度を変更できます。
    C:[テキストの左揃え][中央揃え][テキストの右揃え]
    テキストを左揃え、中央揃え、右揃えにします。

    ◆”調整”グループ
    D:[テキストの編集]
    選択したテキストアイテムを編集します。
    E:[背景色]
    現在のテキストアイテムの背景色を選択します。
    F:[開始時間]および[テキストの表示時間]
    ムービーのこの時点でテキストの表示を開始します(秒単位)。テキストを表示する時間の長さを秒単位で設定します。

    ◆”特殊効果”グループ
    G:[特殊効果]
    テキストが表示されるときの特殊効果(スクロールしながら表示される、だんだん大きくなる、回転しながら表示される、など)を選択します。


  3. ムービーの編集が終わりましたら、ムービーを保存します。保存については、[012176:「Windows Live(TM)ムービーメーカー 2011」作成したムービーを保存する方法]をご参照ください。
    ※プレビューモニターの[再生]ボタン再生をクリックすると、プレビューモニターで確認することができます。

以上で終了です。


<補足>
追加したオブジェクトを削除したいときは、削除したいオブジェクトを選択し、マウスの右ボタンでクリックします。表示されるメニュから[削除(R)]をクリックします。

図10(図10)

関連情報

以上