回答・対処方法

はじめに

ここでは、「Windows Defender ファイアウォール」の許可リストに任意のアプリを追加する方法について説明します。

※本情報は、「Windows Defender ファイアウォール」の許可リストにWindows Defender ファイアウォール経由の通信を許可/ブロックしたいアプリ名が表示されていない場合の操作手順となります。あらかじめ、［017077：「Windows Defender ファイアウォール」アプリや機能ごとに通信を許可/ブロックする方法＜Windows 10＞］を参照して許可リストを確認してください。

【Windows Defender ファイアウォール経由の通信を許可する場合のリスクについて】

• アプリや機能がWindows Defender ファイアウォール経由で通信することを許可するたびに、コンピューターが危険にさらされる(侵入者によって被害を受ける)可能性が高くなります。どうしても必要な場合のみ通信を許可し、認知していないアプリや機能の通信は許可しないでください。
  
  

※「Windows Defender ファイアウォール」とは、インターネット接続時にパソコン内に怪しい情報や不審なアクセスなどが入らないようにするための機能です。概要や各設定については、［017074：「Windows Defender ファイアウォール」について＜Windows 10＞］を参照してください。

操作手順

※本手順は、Windows 10 2022 Update(Windows 10 バージョン 22H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 10バージョンを確認するには、［017041：Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法＜Windows 10＞］を参照してください。

※本操作を行なうには、「管理者」のアカウントでサインインしてください。

1. タスクバーの検索ボックスをクリックします。
   (図1)
   
   
2. 検索ボックスに　ファイアウォール　と入力します。
   (図2)
   
   
3. 検索結果の“設定”から［Windows ファイアウォールによるアプリケーションの許可］をクリックします。
   (図3)
   
   
4. 「許可されたアプリ」画面が表示されます。“許可されたアプリおよび機能(A)”の一覧がグレーアウトされて設定が変更できない状態の場合は、［設定の変更(N)］をクリックします。
   (図4)
   
   
5. ［別のアプリの許可(R)］をクリックします。
   (図5)
   
   
6. 「アプリの追加」画面が表示されます。“パス(A)：”の［参照(B)］をクリックします。
   ※“アプリ(P)：”の一覧に追加したいアプリ名が表示されている場合は、選択してください。
   (図6)
   
   
7. 「参照」画面が表示されます。許可リストに追加したいアプリの保存フォルダーを開き、実行ファイルを選択して、［開く(O)］をクリックします。
   (図7)
   
   
8. 「アプリの追加」画面に戻ります。“アプリ(P)”に選択したアプリ名が表示されていることを確認して、［追加］をクリックします。
   (図8)
   
   
9. 「許可されたアプリ」画面に戻ります。“許可されたアプリおよび機能(A)”の一覧に追加したアプリ名が表示されます。使用しているネットワーク(“プライベート”または“パブリック”)のチェックボックスで許可する場合はチェックを付け、ブロックする場合はチェックをはずしてください。
   (図9)
   
   
10. 設定が終わりましたら、［OK］をクリックします。
    (図10)
    
    

操作は以上です。

追加したアプリが許可/ブロックされることを確認してください。

補足：お使いのパソコンを危険から守るために

許可が不要となったものは一覧から削除してください。

操作方法については、［017079：「Windows Defender ファイアウォール」許可リストから不要なアプリを削除する方法＜Windows 10＞］を参照してください。

以上