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情報番号:017214  【更新日:2017.06.07

「セキュリティとメンテナンス」“Windows SmartScreen”の設定を変更する方法<Windows 10>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10
カテゴリ Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策

回答・対処方法

はじめに

「セキュリティとメンテナンス」は、Windows上のセキュリティやメンテナンスに関連する問題が発生していないか確認し、状態を一元管理することができます。確認が必要な問題が検出されるとメッセージを表示し、それらの問題を推奨とされる設定に導いてくれます。

ここでは、「セキュリティとメンテナンス」から“Windows SmartScreen”の設定を変更する方法について説明します。

“Windows SmartScreen”とは、インターネットからダウンロードされた認識されないアプリまたはファイルが実行される前に警告することで、PCの安全性を保つ機能です。

本操作を行なうことで認識されないアプリをどのように処理するかを変更することができます。

※「セキュリティとメンテナンス」のその他の機能については、[017208:「セキュリティとメンテナンス」について<Windows 10>]を参照してください。

※本情報は、Windows 10 Anniversary Update(Windows 10バージョン1607)以前の環境でご使用のPCが対象となります。Windows 10 Creators Update(Windows 10バージョン1703)でご使用の場合は、操作が異なります。お使いのPCのWindows10バージョンの確認方法とWindows 10 Creators Updateでの操作方法については、以下のリンクを参照してください。
[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]
[018120:「Windows Defender セキュリティセンター」アプリとブラウザーのWindows Defender SmartScreen設定を変更する方法<Windows 10>]

タッチ操作について
※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを”タップ”、ダブルクリックを”ダブルタップ”、右クリックを”長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。

操作手順

※管理者アカウントで操作を行なってください。

※本情報は、Windows 10バージョン1511の環境で操作しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。

  1. タスクバーの[スタート]ボタンをマウスの右ボタンでクリックします。
    図1(図1)

  2. クイックリンクメニューが表示されます。[コントロールパネル(P)]をクリックします。
    図2(図2)

  3. 「コントロールパネル」画面が表示されます。”システムとセキュリティ”項目の[コンピューターの状態を確認]をクリックします。
    図3(図3)

  4. 「セキュリティとメンテナンス」画面が表示されます。[Windows SmartScreen設定の変更]をクリックします。
    図4(図4)

  5. 「Windows SmartScreen」”認識されないアプリをどのように処理しますか?”画面が表示されます。以下からお好みの処理を選択します。
    ※Windows 10のバージョンによって表示される処理項目が異なります。

    ◆Windows 10バージョン1511以前の場合
    ・[◎ インターネットからの認識されないアプリを実行する前に、管理者の承認を受ける(推奨)(A)]
    ・[◎ 認識されないアプリを実行する前に警告するが、管理者の承認を必要としない(W)]
    ・[◎ 何もしない(Windows SmartScreenを無効にする)(O)]

    ◆Windows 10 Anniversary Update(Windows 10バージョン1607)の場合
    ・[◎ 認識されないアプリを実行する前に警告する(W)]
    ・[◎ 何もしない(Windows SmartScreenを無効にする)(O)]
    図5(図5)

  6. お好みの処理を選択したら、[OK]ボタンをクリックします。
    図6(図6)

  7. 「セキュリティとメンテナンス」画面に戻ります。右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。

「セキュリティとメンテナンス」から“Windows SmartScreen”の設定を変更する操作は以上です。

補足:“Windows SmartScreen”を無効にした場合

上記操作を行ない、手順5で[◎ 何もしない(Windows SmartScreenを無効にする)(O)]を選択した場合、「セキュリティとメンテナンス」で“Windows SmartScreenの有効化(重要)”と確認が必要な問題としてメッセージが表示されます。

図7(図7)

“Windows SmartScreen”を無効にするとPCの安全性を保つことができなくなるので[設定の変更]ボタンをクリックして、[◎ インターネットからの認識されないアプリを実行する前に、管理者の承認を受ける(推奨)(A)]を選択することをおすすめします。

以上