情報番号:017725 【更新日:2025.10.23】
ランサムウェア(身代金要求型不正プログラム)にご注意ください
対応機器・対象OSとカテゴリ
| 対応機種 |
|
| 対象OS |
Windows 11,Windows 10 |
| カテゴリ |
Windowsのトラブル、使用中のトラブル、インターネット、インターネットのトラブル、メール、メールのトラブル、ウイルス情報、ウイルス予防/対策、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策 |
回答・対処方法
内容と対応
お知らせ 【Windows 10をお使いのお客様へお知らせ】 Windows 10は、2025年10月14日にてサポートが終了となりました。セキュリティ更新プログラムが提供されなくなります。 お使いのパソコンがWindows 11の要件を満たしている場合は、Windows 11へアップグレードしてください。 要件を満たしていない場合は、最新のWindows 11パソコンへの買い替えをおすすめいたします。 [018850:Windows 10からWindows 11へアップグレードする方法] |
ランサムウェアの感染被害が拡大しています。日頃からパソコンの取り扱いに気をつけ、感染しないように対策しましょう!
ランサムウェアとは?
ランサムウェアとは、感染したパソコンをロックしたり、ファイルを暗号化したりすることによって使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求する不正プログラムです。身代金要求型不正プログラムとも呼ばれます。
詳しくは、[ランサムウェアとは?感染したらどうなる?感染後の事後対処と予防法を簡単に解説](トレンドマイクロ株式会社提供)ページを参照してください。
感染経路
- 悪意のあるWebサイトや不正広告からの感染
※Webサイトにアクセスしただけでも感染する場合があります。また、いつも閲覧しているWebサイト上に表示される広告が不正広告だった場合にクリックしたことで感染する場合もあります。
- 受信した電子メールに添付されていた悪意のある添付ファイルを開いたときに感染
- 電子メールメッセージ、インスタントメッセージ、ソーシャルネットワークサイト、その他のWebサイト上の悪意のあるリンクをクリックして感染
など
被害内容
ランサムウェアに感染した場合、以下のような被害が発生します。
- パソコンが正常に動作しなくなる。
- パソコン内のデータが暗号化され、開けなくなる。(例えば、拡張子が[.zepto]になる。)
- パソコンを感染前の状態に戻すことを引き換えに金銭の支払いを要求する画面が表示される
(図1)
ランサムウェアに感染すると、大切なデータも暗号化されてしまうので、バックアップを取ることができません。パソコンを安心して使える状態に戻すには、リカバリー(パソコンをご購入時の状態に戻す)する必要があります。
対策と予防
- マイクロソフト社から提供されている更新プログラムをインストールし、Windowsを常に最新の状態に保つ。
[018896:「Windows Update」とは?<Windows 11>]
- ファイアウォールを常時有効にする。
[019287:「Windows セキュリティ」ファイアウォールを有効/無効にする方法<Windows 11>]
- 不審なWebサイトやソーシャルネットワークを開いたり、不審なリンクをクリックしない。
- 心当たりのない宛先からの電子メールやインスタントメッセージ、添付ファイルはアクセスせずに削除する。
- 信頼できるウイルス/セキュリティ対策アプリをインストールし、常に監視する。
※ウイルス/セキュリティ対策アプリのウイルス定義ファイルおよびファイウォール規則は、新種のウイルスやワーム、スパイウェア、クラッキングなどからコンピューターの保護を高めるために、常に最新のものにする必要があります。
※一部のモデルには、ご購入時「ウイルスバスタークラウド」がプレインストールされています。無料の更新サービスはご使用開始から90日間です。90日を経過するとウイルスチェック機能を含めて、すべての機能がご使用できなくなります。ウイルスチェックがまったく行なわれない状態となりますので、かならず期限切れ前に有料の正規サービスへ登録するか、他の有効なウイルス検索ソフトを導入してください。
[019158:「ウイルスバスタークラウド(TM)」について<Windows 11>]
- 大切なデータは定期的に外部の記録メディア(USBフラッシュメモリ、SDメモリカードなど)にバックアップする。
関連情報
以上