回答・対処方法

はじめに

上記対応機種に搭載されている「東芝デバイスアクセスコントロール」は、一般ユーザーが使用しているPCの使用デバイス(通信機能、光学ドライブ、SDカードスロット、USBデバイスなど)や起動デバイスを制限することができるスーパーバイザー向けのアプリです。

(図1)

ここでは、「東芝デバイスアクセスコントロール」の設定を標準設定に戻す方法について説明します。

※「東芝デバイスアクセスコントロール」の詳細については、［018238：「東芝デバイスアクセスコントロール」について＜Windows 10＞］を参照してください。

※ここでは、すでに「東芝デバイスアクセスコントロール」で制限設定を行なっていることを前提としています。制限設定を行なう方法については、［018240：「東芝デバイスアクセスコントロール」一般ユーザーの使用デバイスや起動デバイスを制限する方法＜Windows 10＞］を参照してください。

操作手順

※本情報は、Windows 10 Creators Update(Windows 10バージョン1703)の環境で操作しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのPCのWindows 10バージョンを確認するには、［017041：Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法＜Windows 10＞］を参照してください。

※本情報は、「東芝デバイスアクセスコントロール」バージョンV3.5.1.6401を元に作成しています。バージョンが異なると、若干操作/画面が異なる場合があります。ご了承ください。「東芝デバイスアクセスコントロール」のバージョンを確認する方法については、［018243：「東芝デバイスアクセスコントロール」バージョンを確認する方法＜Windows 10＞］を参照してください。

※管理者アカウントでサインインして操作してください。

1. タスクバーの検索ボックスをクリックします。
   (図2)
   
   
2. 検索ボックスに　デバイス　と入力します。
   (図3)
   
   
3. 検索結果から［デバイスアクセスコントロール V3］をクリックします。
   (図4)
   
   
4. “ユーティリティを起動する場合は、続行してください”メッセージ画面が表示されます。［続行］ボタンをクリックします。
   (図5)
   
   
5. 「ユーザーアカウント制御　このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか？」画面が表示されます。［はい］ボタンをクリックします。
6. “ユーティリティを起動します。スーパーバイザパスワードを入力してください。”メッセージ画面が表示されます。スーパーバイザーパスワードを入力して、［OK］ボタンをクリックします。
   (図6)
   
   
7. 「東芝デバイスアクセスコントロール V3」が起動します。左下の［標準設定］ボタンをクリックします。
   ※標準設定に戻すと、すべてのデバイスが許可になります。
   (図7)
   
   
8. ［OK］ボタンをクリックします。
   (図8)
   
   
9. “設定を保存します。再度スーパーバイザパスワードを入力してください。”メッセージ画面が表示されます。スーパーバイザーパスワードを入力し、［OK］ボタンをクリックします。
   (図9)
   
   
10. “正常に設定が行えました。設定を有効にするためには、パソコンの電源を切る必要があります。いますぐ電源を切りますか？”メッセージ画面が表示されます。［はい(Y)］ボタンをクリックします。
    (図10)
    
    
11. PCが自動的にシャットダウンします。
    
    

設定は以上です。

PCを起動し、標準設定(すべてのデバイスが許可)になっていることを確認してください。

以上