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情報番号:018280  【更新日:2017.07.19

「東芝システムセッティング」システムON CDPチャージモード(USB高速充電機能)を有効/無効にする方法<Windows 10>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10
カテゴリ その他のプレインストールソフト、dynabookユーティリティ、周辺機器

回答・対処方法

はじめに

雷アイコンが付いているUSBコネクタでは、接続したUSB対応機器(USBに対応する携帯電話や携帯型デジタル音楽プレーヤーなど)を高速に充電できます。(USBケーブルは本製品に含まれていません。別途ご使用の機器に付属の高速充電に対応したケーブルを準備してください。なお、本機能はすべてのUSB対応機器の使用および充電を保証するものではありません。)

ここでは、「東芝システムセッティング」でシステムON CDPチャージモード(USB高速充電機能)を有効/無効にする方法について説明します。

システムON CDPチャージモードを有効に設定した場合、電源ON時にUSBコネクタにUSBバスパワー(DC5V)を最大1.5Aまで供給して短時間で充電することができます。本機能はご購入時の設定では有効になっています。バッテリー駆動時間を長くしたいなどの理由で、使用しない場合は本機能を無効にしてください。

【システムON CDPチャージモードご使用にあたってのお願い】

  • 雷アイコンが付いているUSBコネクタに接続しているUSB周辺機器が正常に認識されない場合があります。この場合、ほかのUSBコネクタを使用するか、本機能を「東芝システムセッティング」で無効に設定してください。
  • システムON CDPチャージモードで高速充電している場合は、バッテリー駆動時間が短くなるので、電源コードとACアダプターを接続して使用することをおすすめします。
  • バッテリー残量が10%以下では、システムON CDPチャージモードは機能しません。この場合は、通常の給電となります。本機能を使用する場合は、バッテリーを充電してからパソコンを再起動してください。使用中にバッテリー残量が10%以下になった場合に、再び本機能を使用するには、バッテリーを充電後、パソコンの再起動が必要になります。
  • 雷アイコンが付いているUSBコネクタでは「USB WakeUp機能*1」が機能しない場合があります。この場合、ほかのUSBコネクタを使用するか、本機能を「東芝システムセッティング」で無効にしてください。
    *1:USB WakeUp機能とは、USBコネクタに接続した外部機器によってパソコン本体をスリープ状態から復帰させる機能です。本機能は、すべてのUSBコネクタで有効です。

上記対応機種には、複数のUSBコネクタが搭載されています。高速充電に対応したUSBコネクタの位置については、付属の「dynabookガイド(取扱説明書)」を参照してください。

※以下図は、例としてdynabook T45/Dシリーズの外観図となります。

図1(図1)

タッチ操作について
※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを”タップ”、ダブルクリックを”ダブルタップ”、右クリックを”長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。

操作手順

※本情報は、Windows 10 Creators Update(Windows 10バージョン1703)の環境で操作しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのPCのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。

  1. タスクバーの検索ボックスをクリックします。
    図2(図2)

  2. 検索ボックスに システム と入力します。
    図3(図3)

  3. 検索結果から[システムセッティング]をクリックします。
    図4(図4)

  4. 「東芝システムセッティング」が起動します。[USB]をクリックします。
    ※[USB]項目が表示されない場合は、スクロールしてください。
    図5(図5)

  5. 「USB」画面が表示されます。“システムON CDPチャージモード”のスイッチで有効/無効を設定します。

    ◆システムON CDPチャージモードを有効にしたい場合
    スイッチをクリックして“有効”に切り替えます。
    図6(図6)

    ◆システムON CDPチャージモードを無効にしたい場合
    スイッチをクリックして“無効”に切り替えます。
    図7(図7)

  6. [OK]ボタンをクリックします。
    図8(図8)

  7. “変更内容を有効にするために再起動が必要です。今再起動を行いますか?”メッセージ画面が表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
    図9(図9)

  8. パソコンが自動的に再起動します。

「東芝システムセッティング」でシステムON CDPチャージモードを有効/無効にする操作は以上です。

システムON CDPチャージモードを有効にした場合は、電源ON時に高速充電に対応したUSBコネクタにUSB対応機器を接続して高速充電できるか確認してください。

補足:電源OFF時の高速充電について

電源OFF時の高速充電機能は、スリープアンドチャージで設定します。

スリープアンドチャージの設定を有効にすると電源OFF時の高速充電機能も有効になり、[自動モード]に設定されます。接続するUSB対応機器とUSBケーブルが2.0A充電に対応している場合、パソコンがスリープ状態、休止状態、シャットダウン状態のときにUSBコネクタにUSBバスパワー(DC5V)を最大2.0Aまで供給し、短時間で充電できます。

スリープアンドチャージは、ご購入時の状態では無効になっています。有効にする方法については、[018279:「東芝システムセッティング」スリープアンドチャージ(USB常時給電機能)を有効/無効にする方法<Windows 10>]を参照してください。

※[自動モード]で正しく充電できない場合は、本機能を「東芝システムセッティング」で[代替モード]に変更するか、無効にしてください。
※接続するUSB対応機器およびUSBケーブルが2.0A充電に対応していない場合は、[自動モード]には設定しないでください。この場合は、[代替モード]に設定してください。

以上