情報番号:018724 【更新日:2024.08.22】
リチウムポリマータイプの薄型のバッテリーパックを搭載したモデルの場合、パソコンを使用する過程で、バッテリーパックが膨張する場合があります。
これは、リチウムポリマータイプのバッテリーの特性により、劣化に伴ってバッテリーパックの内部にガスが発生し、膨張するものです。バッテリーパックは、継続して使用することにより、徐々に劣化するものですので、バッテリーパックの膨張は不具合にあたるものではありません。
バッテリーパックが膨張したままの状態で、パソコンを使用すると、パソコン本体の故障につながる恐れがあります。バッテリーパックが膨張した場合は、速やかにバッテリーパックの交換を行ってください。
※リチウムポリマーバッテリーパック搭載モデルに内蔵されているバッテリーパックは、お客様ご自身での取りはずしや交換はできません。バッテリーパックの交換は、dynabook あんしんサポート修理相談窓口または営業担当へご相談ください。なお、バッテリーパックは消耗品です。バッテリーパックの交換は、保証期間内でも有料になります。
※セルフ交換バッテリー搭載モデル(Xシリーズ、XZシリーズ)は、お客様ご自身での取りはずしや交換ができます。交換用のバッテリーパックは、オプション品として販売しております。しかし、バッテリーパックの膨張による交換の場合は、パソコン本体の故障の恐れもあるため、dynabook あんしんサポート修理相談窓口または営業担当へご相談することをおすすめします。
補足
パソコンをAC電源に接続したままで、バッテリーパックの充電量が100%の状態が長く続くような使用方法は、バッテリーパックの劣化を早める一因となります。
「バッテリー充電モード」または「eco充電モード」を搭載しているモデルをお使いの場合は、バッテリーの充電量を80%までに抑えて、機能低下を遅らせる充電方式に設定することができます。
◆バッテリー充電モードの設定画面例
(図1)
◆eco充電モードの設定画面例
(図2)
AC電源に接続したままで使用することが多い場合は、この機能を利用することで、バッテリーパックの劣化を抑制することができますので、ご利用されることをおすすめします。
※お使いのモデルによってプレインストールされているユーティリティが異なります。以下のFAQを参照し、該当するユーティリティで設定を行ってください。[019221:バッテリー充電モードでバッテリーを長持ちさせる方法<Windows 11>][019222:「ecoユーティリティ」eco充電モードにしてバッテリーの寿命を延ばす方法<Windows 11>][018480:「dynabook セッティング」eco充電モードにしてバッテリーの寿命を延ばす方法<Windows 10>][017307:「バッテリーライフサイクル」eco充電モードにしてバッテリーの寿命を延ばす方法<Windows 10>][015573:「バッテリーライフサイクル」eco充電モードにしてバッテリーの寿命を延ばす方法<Windows 8.1>]
以上
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