情報番号:019283 【更新日:2023.10.30】
「Windows セキュリティ」コントロールされたフォルダーアクセスで悪意のあるアプリケーションによってファイル、フォルダー、メモリ領域に承認されていない変更が加えられないように保護する方法(ランサムウェアの防止)<Windows 11>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows 11 |
カテゴリ |
Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた、ウイルス情報、ウイルス予防/対策、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策 |
回答・対処方法
はじめに
Windows 11には、最新のウイルス対策の保護を提供する「Windows セキュリティ」が含まれています。
ここでは、「Windows セキュリティ」でコントロールされたフォルダーアクセスで悪意のあるアプリケーションによってファイル、フォルダー、メモリ領域に承認されていない変更が加えられないように保護する方法(ランサムウェアの防止)について説明します。
※別のウイルス対策アプリがインストールされている場合、「Windows セキュリティ」(Microsoft Defender ウイルス対策)は自動的にオフになります。本情報は、別のウイルス対策アプリがインストールされていない環境であることを前提としています。別のウイルス対策アプリがインストールされているか確認したい場合は、[019272:セキュリティソフトがインストールされているか確認する方法<Windows 11>]を参照してください。
※「Windows セキュリティ」の概要については、[019273:「Windows セキュリティ」について<Windows 11>]を参照してください。
操作手順
※本手順は、Windows 11 2022 Update(Windows 11 バージョン 22H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 11バージョンを確認するには、[018852:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 11>]を参照してください。
- システムトレイの[▲](隠れているインジケーターを表示します)をクリックします。
(図1)
- インジケーターの一覧から[Windows セキュリティ]アイコンをクリックします。
※アイコンのデザインは、セキュリティ状況によって異なる場合があります。
(図2)
- 「Windows セキュリティ」のホーム画面が表示されます。[ウイルスと脅威の防止]をクリックします。
(図3)
- 「ウイルスと脅威の防止」画面が表示されます。“ウイルスと脅威の防止の設定”の[設定の管理]をクリックします。
※[設定の管理]が表示されていない場合は、画面をスクロールしてください。
(図4)
- 「ウイルスと脅威の防止の設定」画面が表示されます。画面をスクロールして、“コントロールされたフォルダーアクセス”項目に移動します。
(図5)
- “コントロールされたフォルダーアクセス”の[フォルダーアクセスの制御を管理する]をクリックします。
(図6)
- 「ランサムウェアの防止」画面が表示されます。“コントロールされたフォルダーアクセス”の“オフ”スイッチをクリックします。
(図7)
- 「ユーザーアカウント制御 このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか? Windows セキュリティ」画面が表示されます。[はい]をクリックします。
- “コントロールされたフォルダーアクセス”が“オン”に変更されます。
※本機能でブロックされた履歴を確認したい場合は、[ブロックの履歴]をクリックしてください。
※本機能で保護されているフォルダーを確認したい場合は、[保護されているフォルダー]をクリックしてください。
※信頼するアプリがブロックされている場合は、[アプリをコントロールされたフォルダーアクセスで許可する]をクリックして許可されたアプリに追加してください。
(図8)
- 右上の[×]をクリックして閉じます。
設定は以上です。
悪意のあるアプリケーションによってファイル、フォルダー、メモリ領域に承認されていない変更が加えられないように保護されます。
関連情報
以上