情報番号:019316 【更新日:2023.10.18】
デバイスの暗号化をオンにする方法<Windows 11>
対応機種 | |
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対象OS | Windows 11 |
カテゴリ | Windowsの操作/設定、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策 |
回答・対処方法
はじめに
デバイスの暗号化対象モデルでデバイスの暗号化をオンにするとパソコンが紛失または盗難に遭った場合に、不正なアクセスからファイルやフォルダーを保護することができ、承認されたユーザーだけがアクセスできるようになります。
ここでは、デバイスの暗号化をオンにする方法について説明します。
※お使いのパソコンがデバイスの暗号化対象モデルかどうかわからない場合は、[019315:お使いのパソコンがデバイスの暗号化対象モデルか確認する方法<Windows 11>]を参照してください。
操作手順
※本手順は、Windows 11 2022 Update(Windows 11 バージョン 22H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 11バージョンを確認するには、[018852:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 11>]を参照してください。
※本設定を行なうには、インターネットに接続できる環境とMicrosoftアカウント(管理者)でサインインする必要があります。
- タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
(図1)
- [スタート]メニューが表示されます。[設定]をクリックします。
(図2)
- 「設定」画面が表示されます。[プライバシーとセキュリティ]をクリックします。
※「設定」画面の左側にナビゲーションが表示されていない場合は、[018853:「設定」画面にナビゲーションが表示されない<Windows 11>]を参照してください。
(図3)
- 「プライバシーとセキュリティ」画面が表示されます。“セキュリティ”の[デバイスの暗号化]をクリックします。
(図4)
- 「デバイスの暗号化」画面が表示されます。“デバイスの暗号化”のスイッチをクリックします。
(図5)
- “デバイスの暗号化”が“オン”に変更され、“暗号化を実行中です。”と表示されます。完了するまで、しばらくお待ちください。
※デバイスの暗号化に時間がかかる場合がありますが、引き続きパソコンを使用することはできます。
(図6)
- 暗号化が完了すると、“暗号化を実行中です”メッセージが消えます。
(図7)
- 右上の[×]をクリックして閉じます。
設定は以上です。
デバイスの暗号化が有効に設定されている場合、MicrosoftアカウントでWindowsにサインインすると、暗号化によるデバイスの保護が自動的に有効になります。暗号化による保護が有効になったパソコンでは、デバイスのロックを解除するために回復キーの入力を求められることがあります。回復キーの入力が求められた場合は、デバイスの暗号化の回復キー(BitLocker回復キー)を入力して、デバイスのロックを解除してください。デバイスの暗号化の回復キーは、あらかじめ確認して控えておく必要があります。お使いのパソコンでデバイスの暗号化の回復キーを確認する方法については、以下のリンクを参照してください。
[019318:デバイスの暗号化の回復キーを確認する方法<Windows 11>]
関連情報
- パソコンを修理に出す場合やBIOSのアップデートをする場合は、事前に本操作を行い、デバイスの暗号化をオフに変更してください。設定方法については、以下のリンクを参照してください。
[019317:デバイスの暗号化をオフにする方法<Windows 11>]
以上