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情報番号:019319  【更新日:2024.09.17

他のWindows 11パソコンまたはスマートフォンからデバイスの暗号化の回復キーを確認する方法

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 11
カテゴリ Windowsの操作/設定、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策

回答・対処方法

はじめに

デバイスの暗号化が有効に設定されている場合、MicrosoftアカウントでWindowsにサインインすると、暗号化によるデバイスの保護が自動的に有効になります。暗号化による保護が有効になったパソコンでは、デバイスのロックを解除するために回復キーの入力を求められることがあります(パソコンを初期状態に戻すときなど)。回復キーの入力が求められた場合は、デバイスの暗号化の回復キー(BitLocker回復キー)を入力して、デバイスのロックを解除してください。デバイスの暗号化の回復キーは、あらかじめ確認して控えておく必要があります。

ここでは、他のWindows 11パソコンまたはスマートフォンからデバイスの暗号化の回復キーを確認する方法について説明します。

※お使いのパソコンで回復キーを確認する方法については、[019318:デバイスの暗号化の回復キーを確認する方法<Windows 11>]を参照してください。

※お使いのパソコンがデバイスの暗号化対象モデルかどうかわからない場合は、[019315:お使いのパソコンがデバイスの暗号化対象モデルか確認する方法<Windows 11>]を参照してください。

操作手順

※インターネットに接続できる環境が必要です。

※以下手順は、マイクロソフト社のWebサイト上での操作となります。本掲載内容は予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。以下操作は、2023年10月現在のものとなります。

  1. Microsoftアカウントのアカウントサイトにアクセスします。
    他のWindows 11パソコンで確認する場合
    スマートフォンで確認する場合

    ◆他のWindows 11パソコンで確認する場合
    a.「Microsoft Edge」を起動します。
    b.現在「Microsoft Edge」で設定されているMicrosoftアカウントをサインアウトするので右上のプロファイルアイコンをクリックします。
    図1(図1)

    c.プロファイルメニュー画面が表示されます。[プロファイルの設定を管理]をクリックします。
    図2(図2)

    d.「設定」の「プロファイル」ページが表示されます。[サインアウト]をクリックします。
    図3(図3)

    e.「サインアウトしてもよろしいですか?」画面が表示されます。[サインアウト]をクリックします。
    図4(図4)

    f.他のパソコンで使用しているMicrosoftアカウントのプロファイルがサインアウトされます。「設定」タブの[×]をクリックして閉じます。
    図5(図5)

    g.アドレスバーに以下のURLを入力して、[Enter]キーを押します。
    https://account.microsoft.com/devices/recoverykey
    図6(図6)

    h.手順2に進みます。

    ◆スマートフォンで確認する場合
    a.お使いのスマートフォンのブラウザーアプリを起動し、以下のURLを入力してアクセスします。
    https://account.microsoft.com/devices/recoverykey

    b.手順2に進みます。

  2. Microsoftアカウントの「サインイン」画面が表示されます。“メール、電話、Skype”欄に、デバイスの暗号化を設定しているパソコンのMicrosoftアカウント(メールアドレス)を入力して、[次へ]をクリックします。
    図7(図7)

  3. 「パスワードの入力」画面が表示されます。Microsoftアカウントのパスワードを入力して[サインイン]をクリックします。
    図8(図8)

  4. 「パスワードを保存」画面が表示される場合は、[OK]または[なし]をクリックします。
    図9(図9)

  5. 「ご本人確認のお願い」画面が表示されます。[********@**にメールを送信]をクリックします。
    ※Microsoftアカウントの本人確認の手段として、スマートフォンや携帯電話の電話番号を設定した場合は、[XXXXXXXXXXXにSMSを送信]と表示されます。その場合は、画面の指示にしたがって操作してください。
    図10(図10)

  6. 「メールをご確認ください」画面が表示されます。本人確認の手段として登録しているメールアドレスを入力して、[コードの送信]をクリックします。
    図11(図11)

  7. 「コードの入力」画面が表示されます。Microsoftアカウントチームから届いたメールに記載されているセキュリティコードを入力して、[確認]をクリックします。
    図12(図12)

  8. 「サインインの状態を維持しますか?」画面が表示されます。[はい]または[いいえ]をクリックします。
    図13(図13)

    ※他のWindows 11パソコンで確認している場合、「Microsoft Edgeにサインインすると、Microsoftサイトにすばやくサインインできます」画面が表示されます。[今は行わない]をクリックします。
    図14(図14)

  9. 「Microsoftアカウント|BitLocker回復キー」画面が表示されます。“回復キー”項目に表示されている48桁の数値をご確認ください。
    ※複数のパソコンで同じMicrosoftアカウントを利用している場合は、複数の情報が表示されます。“デバイス名”や“キーID”でどのパソコンの回復キーか見分けることができます。
    ※“ドライブ”に“OSV”または“FDV”と表示される場合があります。違いは以下となります。
    ・OSV (Operating System Volume)
    これはオペレーティングシステムドライブ、通常はCドライブを指します。OSがインストールされているドライブの回復キーです。

    ・FDV (Fixed Data Volume)
    これは固定データドライブ、例えばDドライブなどを指します。データが保存されているドライブの回復キーです。
    図15(図15)

  10. 確認が終わったら、右上の[×]をクリックして閉じます。

操作は以上です。

※他のWindows 11パソコンで確認した場合は、再度「Microsoft Edge」にお使いのパソコンのMicrosoftアカウントでサインインしてください。設定方法については、[018035:「Microsoft Edge」お気に入り、設定、個人情報、パスワード、履歴、その他の閲覧データを同期する方法]を参照してください。

以上