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情報番号:018682  【更新日:2019.07.16

インターネット閲覧時に突然表示される偽警告画面にご注意ください

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10,Windows 8.1,Windows(R)7
カテゴリ インターネット、インターネットのトラブル、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策

回答・対処方法

内容と対応

インターネットを利用してホームページを閲覧していたら、突然「○秒以内に操作しないとPCが故障する」といった警告メッセージ画面が表示され、セキュリティソフトがインストールされた。画面の指示にしたがってインストールしたセキュリティソフトでスキャンをしたら大量に問題が発見され、今すぐ有償のセキュリティソフトを購入するように促された。どうしたらいいの?というお問い合わせが多くよせられております。

これらは、お客様の不安をあおり、クレジットカードなどの個人情報を搾取したり、不正にお金を請求する偽警告、偽セキュリティソフトの可能性があります。

◆現在お問い合わせが一番多い警告メッセージ画面

  • あなたは、Windowsドライバを更新していません。あなたのファイルが完全に削除される前にそうしてください。我々はドライバを更新するまで、あなたがこのページを離れないことを強くお勧めします

◆その他の警告メッセージ画面の例

  • Webページからのメッセージ
  • Windowsシステムが古くなり破損していることが検出されました。ファイルが削除されないように、指示に従ってすぐに修正してください。
  • システム警告
  • Windowsセキュリティシステムが破損しています
  • ご注意:Windowsセキュリティによってシステムが壊れていることが検出されました。ファイルはXXX秒で削除されます
  • 必須:下の[更新]ボタンをクリックして、最新のソフトをインストールしてスキャンし、ファイルが保護されていることを確認してください

図1(図1)

このような症状に遭遇したときは、まずは慌てず、以下の点に注意してください。

  • 画面に表示されている[OK]ボタンや[更新]ボタン、[×]ボタンなどをクリックしない。
  • 偽のセキュリティソフトのインストールを促される場合は、[ダウンロード]ボタンなどをクリックしない。
  • 偽ウイルスチェック画面が表示される場合は、[今すぐチェックする]ボタンや[修理を開始する]ボタンなどをクリックしない。
  • 画面に電話番号が表示される場合は、電話をかけない。
  • 画面の指示にしたがって個人情報を入力しない。

現時点では、上記の点に注意すれば、偽のセキュリティソフトがインストールされることはありません。

偽警告画面が表示された場合は、キーボードの[ALT]キーを押しながら[F4]キーを押して、偽警告画面を閉じてください。その後、パソコンを再起動してください。

[016707:パソコンを再起動する方法<Windows 10>]
[014711:パソコンを再起動する方法<Windows 8.1>]
[018651:パソコンを再起動する方法<Windows(R)7>]

パソコン再起動後に、インターネットブラウザー(「Microsoft Edge」や「Internet Explorer」など)を起動し、警告画面が表示されなくなるか確認してください。

警告画面が表示されなくなった場合

念のためウイルスチェックを行なうことをおすすめします。

※「ウイルスバスタークラウド」搭載モデルの場合は、[016948:「ウイルスバスタークラウド(TM)」について<Windows 10>]を参照してください。

※「ウイルスバスタークラウド」の使用期限が切れている場合やウイルス・セキュリティ対策ソフトをインストールしていない場合は、[トレンドマイクロオンラインスキャン](トレンドマイクロ株式会社提供)を参照してください。

ウイルスなどに感染していない場合は、そのままお使いください。

パソコン再起動後も警告画面が表示される、偽セキュリティソフトをインストールしてしまった、このまま使用するのが不安といった場合

「dynabook 有料サポートサービス」にご相談ください。

遠隔支援サービスを利用してお客様のパソコンの現在の状況を診断します(セキュリティ診断サービス)。
不正なプログラムがインストールされている場合は除去(不正請求画面の除去サービス)を行ないます。

※本サービスは完全予約制となり、事前にお申込が必要です。Web上から専用フォームでの申し込みが可能となっています。詳しくは、ご利用の流れを参照してください。

※サービスに関するお問い合わせは無料にて承っております。作業を行なう場合は、有料となります。

参考情報

以下WEBサイトにさらに詳しい偽警告の手口や対策について掲載されています。

  • 偽警告に騙されないで!~巧妙化する手口とその対策~(IPA:独立行政法人 情報処理推進機構提供)
    https://www.ipa.go.jp/files/000066767.pdf

  • 情報セキュリティ啓発映像 偽警告(IPA:独立行政法人 情報処理推進機構提供)
    パソコン一般利用者向けに「偽警告」の被害を避けるための対策法を学ぶ映像「その警告メッセージ、信じて大丈夫? -ブラウザの"偽警告"にご用心!-」をYouTubeで公開しています。
    https://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/videos/20170403-1.html

  • 偽のセキュリティ警告によって有償の「ソフトウエア購入」や「サポート契約」をしてしまう相談が増加中~インターネット利用中に表示される偽の警告画面にだまされないで!~(IPA:独立行政法人 情報処理推進機構提供)
    https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20180718.html

  • ウイルス感染警告が表示されても慌てずに(トレンドマイクロ株式会社提供)
    https://www.is702.jp/manga/1858/partner/62_o/

以下は類似した情報となります。ご参考ください。

[016060:パソコンの画面に不正請求画面が表示される]
[017778:“あなたのコンピュータでウイルスが見つかりました”などのメッセージで不安をあおり、サポートに電話するように仕向ける偽警告画面にご注意ください]
[017779:“お使いのWindows用ドライバの期限が切れました”などのメッセージで不安をあおり、無料ドライバアップデートの入手を仕向ける偽警告画面にご注意ください]
[014667:Windows(R)起動後に不正プログラム(偽セキュリティソフトなど)の画面が表示される場合の対処方法]

以上