回答・対処方法

内容と対応

ブリーフケースを使用すると、2台の異なるコンピューター間で簡単にファイルを最新の状態に同期して保つことができます。
2台のコンピューターはネットワーク接続経由でも同期できますが、ネットワーク上にないコンピューター間でもリムーバブルメディアを使用して同期することができます。

たとえば、自宅で使用しているコンピューター（メインコンピューター）にあるファイルをUSBフラッシュメモリなどのリムーバブルメディアにコピーして持ち出し、外出中は外出用のコンピューターでコピーしたファイルを使用します。
帰宅後、リムーバブルメディアを自宅で使用しているコンピューター（メインコンピューター）に挿入し同期させることで、使用していなかった自宅で使用しているコンピューター（メインコンピューター）上の元のファイルを変更済みの最新のファイルに更新することができます。

ブリーフケースの使用方法について

• ファイルを同期するには、まずブリーフケースを作成する必要があります。
  新しいブリーフケースを作成する方法は、［011552：「ブリーフケース」同期のために新しいブリーフケースを準備する方法＜Windows(R)7＞］を参照してください。
  (図1)
  
  
• ネットワーク接続経由でファイルを同期する場合は、2台目のコンピューターにブリーフケースを作成して行ないます。詳しくは以下のリンクを参照してください。
  ［011553：「ブリーフケース」ネットワーク接続を使用して、ファイルを同期する方法＜Windows(R)7＞］
  (図2)
  
  
• ネットワーク上にないコンピューター間をリムーバブルメディアを使用してファイルを同期する場合は、ブリーフケースをリムーバブルメディアに移動して使用します。詳しくは以下のリンクを参照してください。
  ［011554：「ブリーフケース」リムーバブルメディアを使用して、ファイルを同期させる方法＜Windows(R)7＞］
  (図3)
  
  

関連情報

• 最後に同期した後に元のファイルとブリーフケース内の両方のファイルを変更してしまった場合、同期しようとすると競合が起こります。その場合の対処方法は、以下のリンクを参照してください。
  ［011556：「ブリーフケース」同期する際に”スキップ”と表示され、同期できない場合(同期の競合)＜Windows(R)7＞］
  
  
• ブリーフケース内のファイルを今後同期したくない場合は、元のファイルから切り離すことができます。方法については、以下のリンクを参照してください。
  ［011555：「ブリーフケース」格納されたファイルを元のファイルから切り離す方法＜Windows(R)7＞］
  
  

以上