情報番号:017541 【更新日:2024.11.27】
スリープとは、Windowsの終了方法の1つで、実行中のアプリはそのままに、ディスプレイやほかの機器への電源供給を停止し、データの保持に必要な最低限の電力だけを使う待機状態でパソコンを休止させる機能です。通常のスリープのほかに「ハイブリッドスリープ」という機能が用意されています。パソコンの使用を中断したとき、それまでの作業をメモリに保存するスリープに対して、ハイブリッドスリープはメモリとハードディスクの両方に保存します。
液晶一体型PCでは、購入時の状態で、スリープを実行するとハイブリッドスリープになるように設定されています。その他のノートPCでは、購入時の状態ではハイブリッドスリープは有効に設定されておらず、作業を中断している間にバッテリーの残量が少なくなった場合などは、通常のスリープで保存されていないデータは消失します。ハイブリッドスリープを有効にしておくと、ハードディスクから作業内容を復元できます。ハイブリッドスリープを有効にしている状態でスリープを実行すると、ハイブリッドスリープとして機能します。この場合は、スリープを実行してからスリープ状態になるまでの時間が長くなります。
ここでは、スリープ機能を強化する(ハイブリッドスリープ)の設定方法について説明します。
【お願い】
※本手順は、Windows 10 2022 Update(Windows 10 バージョン 22H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。
操作は以上です。
この状態でスリープを実行すると、ハイブリッドスリープとして機能します。
以上
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