回答・対処方法

はじめに

長い間パソコンを使用しているとハードディスクの中でデータの断片化がおきます。断片化が発生すると、ハードディスクに余分な動作が増え、コンピューターの処理が遅くなる原因になります。

そのような場合、「ドライブのデフラグと最適化」を実行することで、断片化されたデータが再配置され、ハードディスクを最適化してパフォーマンスを向上させることができます。

「ドライブのデフラグと最適化」は、既定では毎週自動的に実行されるように設定されています。

ここでは、「ドライブのデフラグと最適化」のスケジュールを変更する方法について説明します。

※本情報は、Windows 10 Anniversary Update(Windows 10 バージョン1607)の環境で操作しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。

操作手順

※本情報は、管理者アカウントでサインインしていることを前提としています。

1. タスクバーの検索ボックスに　デフラグ　と入力します。
   (図1)
   
   
2. 検索結果から［ドライブのデフラグと最適化］をクリックします。
   (図2)
   
   
3. 「ドライブの最適化」画面が表示されます。“スケジュールされた最適化”項目に現在のスケジュール状況が表示されます。
   ※既定では、“オン　ドライブは自動的に最適化されています。頻度：毎週”と表示されます。
   (図3)
   
   
4. スケジュールを変更するには、［設定の変更(S)］ボタンをクリックします。
   (図4)
   
   
5. “最適化のスケジュール”メッセージ画面が表示されます。［□　スケジュールに従って実行する(推奨)(R)］にチェックが付いていることを確認します。
   (図5)
   
   
6. “頻度(F)”項目の［▼］をクリックし、一覧からお好みのスケジュール(［毎日］、［毎週］、［毎月］のいずれか)をクリックします。
   ※既定では、［毎週］が設定されています。
   (図6)
   
   ◆自動的に最適化するドライブを変更したい場合
   a.“ドライブ(D)”項目の［選択(H)］ボタンをクリックします。
   (図7)
   
   b.“定期的なスケジュールで最適化するドライブを選択してください：”メッセージ画面が表示されます。最適化したいドライブのみにチェックを付け、［OK(O)］ボタンをクリックします。
   ※既定では、自動最適化がスケジュールできるドライブすべてが対象となっています。
   ※［□　新しいドライブを自動的に最適化する(A)］にチェックを付けると、外付けハードディスクドライブなどを接続したときに自動的に最適化の対象となります。
   (図8)
   
   
7. “最適化のスケジュール”メッセージ画面の［OK(O)］ボタンをクリックします。
   (図9)
   
   
8. 「ドライブの最適化」画面に戻ります。“スケジュールされた最適化”項目に変更したスケジュール状況が表示されていることを確認し、［閉じる(C)］ボタンをクリックします。
   (図10)
   
   

「ドライブのデフラグと最適化」のスケジュールを変更する操作は以上です。

変更したスケジュールで最適化されることを確認してください。

関連情報

• ドライブが自動的に最適化されないようにしたい場合は、以下のリンクを参照してください。
  ［017675：「ドライブのデフラグと最適化」自動的に実行しないようにする方法＜Windows 10＞］
  
  
• 手動でドライブの最適化を行ないたい場合は、以下のリンクを参照してください。
  ［017673：パソコンの動作が遅くなった場合(ドライブのデフラグと最適化)＜Windows 10＞］
  
  

以上