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情報番号:018108  【更新日:2018.07.12

「Windows Defender セキュリティセンター」特定のファイルおよびフォルダー、ファイルの種類、プロセスをスキャンから除外する方法<Windows 10>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10
カテゴリ Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた、ウイルス情報、ウイルス予防/対策、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策

回答・対処方法

はじめに

Windows 10には、お使いのPCのセキュリティと正常性の状況を確認し、必要な操作を実行することができる「Windows Defender セキュリティセンター」が標準で搭載されています。

信頼できるファイルが誤って悪意のあるファイルとして検出されてしまう場合は、除外リストに追加することで警告を表示させなくしたり、プログラムの実行をブロックしたりしないようにすることができます。

ここでは、「Windows Defender セキュリティセンター」を使用してスキャンするときに特定のファイルおよびフォルダー、ファイルの種類、プロセスをスキャンから除外する方法について説明します。

※本設定で除外した特定のファイルおよびフォルダー、ファイルの種類、プロセスはスキャンされなくなります。対象外に設定したものに、お使いのPCを脆弱化する脅威が含まれている可能性があります。信頼できないものは除外リストに追加しないでください。

※「Windows Defender セキュリティセンター」は、Windows 10 Creators Update(Windows 10 バージョン 1703)からの機能となります。お使いのPCのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。

※別のウイルス対策アプリがインストールされている場合、「Windows Defender セキュリティセンター」の「ウイルスと脅威の防止」機能は自動的に無効になります。本情報は、別のウイルス対策アプリがインストールされていない環境であることを前提としています。

※「Windows Defender セキュリティセンター」の詳細については、[018098:「Windows Defender セキュリティセンター」について<Windows 10>]を参照してください。

タッチ操作について
※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを“タップ”、ダブルクリックを“ダブルタップ”、右クリックを“長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。

操作手順

※本情報は、Windows 10 April 2018 Update(Windows 10 バージョン 1803)を元に作成しています。バージョンが異なると、若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。

※本情報は、「Windows Defender セキュリティセンター」の「マルウェア対策クライアントのバージョン:4.18.1806.18062」を元に作成しています。バージョンが異なると若干操作が異なる場合があります。バージョンを確認する方法については、[018109:「Windows Defender セキュリティセンター」バージョンを確認する方法<Windows 10>]を参照してください。

※除外の追加を行なうには、管理者アカウントでサインインする必要があります。

  1. タスクバーの検索ボックスをクリックします。
    図1(図1)

  2. キーボードから defender と入力します。
    図2(図2)

  3. 検索結果から[Windows Defender セキュリティセンター]をクリックします。
    図3(図3)

  4. 「Windows Defender セキュリティセンター」が起動します。[ウイルスと脅威の防止]をクリックします。
    図4(図4)

  5. 「ウイルスと脅威の防止」画面が表示されます。[ウイルスと脅威の防止の設定]をクリックします。
    図5(図5)

  6. 「ウイルスと脅威の防止の設定」画面が表示されます。“除外”項目が表示されるまで画面をスクロールします。
    図6(図6)

  7. “除外”の[除外の追加または削除]をクリックします。
    図7(図7)

  8. 「除外」画面が表示されます。[+除外の追加]をクリックします。
    図8(図8)

  9. 表示されるメニューから除外リストに追加したいものをクリックします。ここでは例として[ファイル]を選択します。
    ※特定のファイルを除外したい場合は[ファイル]、特定のフォルダーを除外したい場合は[フォルダー]、同じ種類のファイル(拡張子)をすべて除外したい場合は[ファイルの種類]、特定のプロセス(.exe、.comまたは.scrプロセスなど)を除外したい場合は[プロセス]を選択します。
    図9(図9)

  10. 「開く」画面が表示されます。除外リストに追加したいファイルが保存されているフォルダーを開き、ファイルを選択して[開く(O)]ボタンをクリックします。
    図10(図10)

  11. 「ユーザーアカウント制御 このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」画面が表示されます。[はい]をクリックします。
  12. 除外リストに設定したファイルが追加されます。
    図11(図11)

  13. 他にも除外リストに追加したいものがある場合は、手順8~12の操作を繰り返し行なってください。
  14. 除外リストの設定が終わりましたら、右上の[×]ボタンをクリックして「除外」画面を閉じます。
    図12(図12)

「Windows Defender セキュリティセンター」を使用してスキャンするときに特定のファイルおよびフォルダー、ファイルの種類、プロセスをスキャンから除外する操作は以上です。

除外リストに追加したファイルにアクセスし、警告したり、ブロックしたりしないようになっていることを確認してください。

補足:除外リストに追加したものを削除するには

  1. 上記と同様の操作を行ない、手順8の「除外」画面を表示します。
  2. 除外リストから削除したいものをクリックします。
    図13(図13)

  3. [削除]をクリックします。
    図14(図14)

  4. 「ユーザーアカウント制御 このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」画面が表示されます。[はい]をクリックします。
  5. 除外リストから削除されます。
    図15(図15)

  6. 右上の[×]ボタンをクリックして、「除外」画面を閉じます。

除外リストに追加したものを削除する操作は以上です。

関連情報

以上