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情報番号:018224  【更新日:2018.12.18

手動で一時ファイルを削除して、空き領域を増やす方法<Windows 10>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10
カテゴリ Windowsの操作/設定

回答・対処方法

はじめに

PCのストレージ(PCに搭載しているハードディスク/ハイブリッドドライブ/SSD/フラッシュメモリ)には、さまざまなファイルが保存されています。PCを長い間使用していると、Windowsやアプリが動作するために必要なシステムファイルやご自身で作成/保存した大切なファイル以外にもWindowsやアプリが動作するときに一時的に保存したファイルなど、不要なファイルが蓄積され、空き領域が減っている原因になることがあります。

ここでは、手動で一時ファイルを削除して、空き領域を増やす方法について説明します。

※本操作で削除することができる一時ファイルは、Windowsアップグレードログファイル、システムによって作成されたWindowsエラー報告、Windows Defenderウイルス対策、Windows Updateなどになります。

※PCの現在のストレージ使用量を確認する方法については、[018223:PCのストレージ使用量を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。

タッチ操作について
※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを”タップ”、ダブルクリックを”ダブルタップ”、右クリックを”長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。

操作手順

※本情報は、Windows 10 Creators Update(Windows 10 バージョン 1703)からの機能になります。

※お使いのPCのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。

Windows 10 Creators Update(Windows 10 バージョン 1703)、Windows 10 Fall Creators Update(Windows 10 バージョン 1709)をお使いの場合

※本情報は、Windows 10 Creators Update(Windows 10バージョン1703)の環境で操作しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。

  1. タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    図1(図1)

  2. [スタート]メニューが表示されます。[設定]をクリックします。
    図2(図2)

  3. 「設定」画面が表示されます。[システム]をクリックします。
    図3(図3)

  4. 「システム」画面が表示されます。[ストレージ]をクリックします。
    図4(図4)

  5. 「ストレージ」画面が表示されます。“ローカルストレージ”から一時ファイルを削除したいドライブ項目をクリックします。
    図5(図5)

  6. 選択したドライブのストレージ使用量画面が表示されます。[一時ファイル]をクリックします。
    図6(図6)

  7. 「一時ファイル」画面が表示されます。完全に削除したい項目をクリックしてチェックを付けます。
    ※一時ファイルを削除する項目として、[□ 一時ファイル]、[□ ダウンロードフォルダー]、[□ ごみ箱を空にする]、[□ Windowsの以前のバージョン]が用意されています。項目の右側にそれぞれの現在の使用量が表示されます。
    ※本操作で削除を行なったファイルは、完全に削除されるので元に戻すことはできません。
    ※本操作を行なう前に[ダウンロード]フォルダーに保存されているファイルを確認したい場合は、[016848:「Microsoft Edge」[ダウンロード]フォルダーを開く方法<Windows 10>]を参照してください。
    ※ごみ箱を空にするのではなく、一部のファイルのみ削除したい場合は、[018203:[ごみ箱]の中の一部のファイルだけを削除する方法<Windows 10>]を参照してください。
    図7(図7)

  8. [ファイルの削除]ボタンをクリックします。
    図8(図8)

  9. ファイルの削除が開始します。しばらくお待ちください。
  10. ファイルの削除が完了すると、0バイトと表示されます。
    ※[□ 一時ファイル]は、ファイルの削除が完了しても一部のファイルは残るので0バイトと表示されません。使用量が減ったことを確認してください。
    図9(図9)

  11. 右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。
    図10(図10)

手動で一時ファイルを削除して、空き領域を増やす操作は以上です。

空き領域が増えていることを確認してください。

Windows 10 April 2018 Upate(Windows 10 バージョン 1803)以降をお使いの場合

※本情報は、Windows 10 April 2018 Upate(Windows 10 バージョン 1803)の環境で操作しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。

  1. タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    図11(図11)

  2. [スタート]メニューが表示されます。[設定]をクリックします。
    図12(図12)

  3. 「設定」画面が表示されます。[システム]をクリックします。
    図13(図13)

  4. 「システム」画面が表示されます。[ストレージ]をクリックします。
    図13(図13)

  5. 「ストレージ」画面が表示されます。“ストレージセンサー”の[今すぐ空き領域を増やす]をクリックします。
    図14(図14)

  6. 「今すぐ空き領域を増やす」画面が表示されます。PC上で不要と思われる一時ファイルのスキャンが行なわれます。しばらくお待ちください。
    図15(図15)

  7. スキャンが完了すると、検出された一時ファイルの一覧が表示されます。削除するファイルのチェックボックスをクリックして、チェックを付けます。
    ※一覧には、各ファイル内容と各ファイルサイズが表示されます。削除対象としたファイルの合計サイズについては、“選択された合計:”を確認してください。
    図16(図16)

  8. [ファイルの削除]をクリックします。
    図17(図17)

  9. 選択したファイルの消去が開始されます。完了するまでしばらくお待ちください。
    図18(図18)

  10. 削除が完了したら、右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。
    図19(図19)

操作は以上です。

空き領域が増えていることを確認してください。

関連情報

以上