情報番号:018323 【更新日:2018.02.22】
スナップ機能を有効/無効にする方法<Windows 10>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows 10 |
カテゴリ |
Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた |
回答・対処方法
はじめに
スナップとは、ウィンドウを画面の横または隅にドラッグしたときに自動的に整列する機能のことをいいます。この機能を有効にすると、2つのウィンドウを左右に並べて表示(2分割表示)したり、4つのウィンドウを上下左右に並べて表示(4分割表示)することができます。また、用途によって自動的に整列されないようにしたい場合はスナップ機能を無効にすることもできます。
(図1)
ここでは、スナップ機能を有効/無効にする方法について説明します。
タッチ操作について ※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを”タップ”、ダブルクリックを”ダブルタップ”、右クリックを”長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。 |
操作手順
※本情報は、Windows 10 Creators Update(Windows 10バージョン1703)の環境で操作しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのPCのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。
※本情報は、デスクトップモード(タブレットモード:オフ)で操作しています。タブレットモード(タブレットモード:オン)でも同様に操作することができます。デスクトップモードとタブレットモードを切り替える方法については、[016880:タブレットモードのON/OFFを手動で切り替える方法<Windows 10>]を参照してください。
- タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
(図2)
- [スタート]メニューが表示されます。[設定]をクリックします。
(図3)
- 「設定」画面が表示されます。[システム]をクリックします。
(図4)
- 「システム」画面が表示されます。[マルチタスク]をクリックします。
(図5)
- 「マルチタスク」画面が表示されます。“スナップ”項目で各機能の有効/無効を設定します。有効にしたい場合はスイッチをクリックして“オン”、無効にしたい場合はスイッチをクリックして“オフ”にしてください。
※“ウィンドウを画面の横または隅にドラッグしたときに自動的に整列する”を無効(オフ)に設定すると、その他のスナップ機能もすべて無効になります。
※スナップ機能の詳細については、<補足:スナップ機能の詳細>を参照してください。
(図6)
- 設定が終わりましたら、右上の[×]ボタンをクリックして「マルチタスク」画面を閉じます。
(図7)
設定は以上です。
設定したとおりに動作することを確認してください。
補足:スナップ機能の詳細
- ウィンドウをスナップするときに、利用可能な領域に合わせて自動的にサイズを変更する
ウィンドウをスナップすると既定では画面中央がウィンドウの境界になります。(2分割の場合は画面の1/2サイズ、4分割の場合は画面の1/4サイズ)
(図8)
1つ目のウィンドウをスナップしたあとに画面サイズを変更すると、境界の位置が調整されます。2つ目のウィンドウを空いている領域にスナップすると、利用可能な領域に合わせて自動的にサイズが変更されます。
(図9)
- ウィンドウをスナップしたときに横に配置できるものを表示する
複数のウィンドウを表示している環境で、1つ目のウィンドウを左または右にスナップすると、横に配置できるウィンドウの一覧が表示されます。2つのウィンドウを見比べたいときに便利です。
(図10)
- スナップされたウィンドウのサイズを変更するときに、隣接するスナップウィンドウのサイズも同時に変更する
2つのウィンドウを左右にスナップ(2分割表示)したあと、境界線をドラッグすると、隣接するスナップウィンドウのサイズも同時に変更されます。
(図11)
関連情報
以上