情報番号:018381 【更新日:2025.08.26】
「Windows セキュリティ」コントロールされたフォルダーアクセスで悪意のあるアプリケーションによって、ファイルやフォルダーが不正に変更されないように保護する方法<Windows 10>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows 10 |
カテゴリ |
Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた、ウイルス情報、ウイルス予防/対策、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策 |
回答・対処方法
はじめに
Windows 10には、お使いのPCのセキュリティと正常性の状況を確認し、必要な操作を実行することができる「Windows セキュリティ」が標準で搭載されています。
ここでは、「Windows セキュリティ」のコントロールされたフォルダーアクセスで悪意のあるアプリケーションによって、ファイルやフォルダーが不正に変更されないように保護する方法について説明します。
※別のウイルス対策アプリがインストールされている場合、「Windows セキュリティ」の「ウイルスと脅威の防止」機能は自動的に無効になります。本情報は、別のウイルス対策アプリがインストールされていない環境であることを前提としています。
※「Windows セキュリティ」の詳細については、[018098:「Windows セキュリティ」について<Windows 10>]を参照してください。
操作手順
※本手順は、Windows 10 2022 Update(Windows 10 バージョン 22H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。
- タスクバーの検索ボックスをクリックします。
(図1)
- 検索ボックスに セキュリティ と入力します。
(図2)
- 検索結果から[Windows セキュリティ]をクリックします。
(図3)
- 「Windows セキュリティ」のホーム画面が表示されます。[ウイルスと脅威の防止]をクリックします。
(図4)
- 「ウイルスと脅威の防止」画面が表示されます。画面をスクロールして、“ランサムウェアの防止”に移動します。
(図5)
- “ランサムウェアの防止”の[ランサムウェア防止の管理]をクリックします。
(図6)
- 「ランサムウェアの防止」画面が表示されます。“コントロールされたフォルダーアクセス”が“オフ”と表示されている場合は、トグルをクリックして“オン”に変更します。
※すでに“オン”と表示されている場合は、この機能が有効になっています。
(図7)
- 「ユーザーアカウント制御 このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。
- “コントロールされたフォルダーアクセス”が“オン”と表示され、悪意のあるアプリケーションによって、ファイルやフォルダーが不正に変更されないように保護されます。
(図8)
- 右上の[×]をクリックして閉じます。
(図9)
操作は以上です。
補足:許可されていないアプリがファイルやフォルダーに変更を加えようとした場合
以下のような通知やエラーメッセージ画面が表示されます。
- デスクトップ右下に「ウイルスと脅威の防止 承認されていない変更がブロックされました」通知が表示
(図10)
- 「名前を付けて保存」画面に“ファイルが見つかりません。ファイル名を確認して再実行してください。”メッセージが表示
(図11)
内容を確認してください。
関連情報
以上