情報番号:018382 【更新日:2018.07.18】
「Windows Defender セキュリティセンター」コントロールされたフォルダーアクセスで保護するフォルダーを追加する方法<Windows 10>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows 10 |
カテゴリ |
Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた、ウイルス情報、ウイルス予防/対策、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策 |
回答・対処方法
はじめに
Windows 10には、お使いのPCのセキュリティと正常性の状況を確認し、必要な操作を実行することができる「Windows Defender セキュリティセンター」が標準で搭載されています。
ここでは、「Windows Defender セキュリティセンター」のコントロールされたフォルダーアクセスで保護するフォルダーを追加する方法について説明します。
既定ではWindowsシステムフォルダー(ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージック、デスクトップ、お気に入り)が保護されています。
※「Windows Defender セキュリティセンター」のコントロールされたフォルダーアクセス(ランサムウェア対策)機能は、Windows 10 Fall Creators Update(Windows 10 バージョン 1709)からの機能になります。Windows 10のバージョンを確認する方法については、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。
※別のウイルス対策アプリがインストールされている場合、「Windows Defender セキュリティセンター」の「ウイルスと脅威の防止」機能は自動的に無効になります。本情報は、別のウイルス対策アプリがインストールされていない環境であることを前提としています。
※「Windows Defender セキュリティセンター」の詳細については、[018098:「Windows Defender セキュリティセンター」について<Windows 10>]を参照してください。
タッチ操作について ※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを“タップ”、ダブルクリックを“ダブルタップ”、右クリックを“長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。 |
操作手順
※本情報は、Windows 10 April 2018 Update(Windows 10 バージョン 1803)を元に作成しています。バージョンが異なると、若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。
※本情報は、「Windows Defender セキュリティセンター」の「マルウェア対策クライアントのバージョン:4.18.1806.18062」を元に作成しています。バージョンが異なると若干操作が異なる場合があります。バージョンを確認する方法については、[018109:「Windows Defender セキュリティセンター」バージョンを確認する方法<Windows 10>]を参照してください。
※本情報は、「Windows Defender セキュリティセンター」のコントロールされたフォルダーアクセス機能がオンになっていることを前提としています。設定方法については、[018381:「Windows Defender セキュリティセンター」コントロールされたフォルダーアクセスで悪意のあるアプリケーションによって、ファイルやフォルダーが不正に変更されないように保護する方法<Windows 10>]を参照してください。
- タスクバーの検索ボックスをクリックします。
(図1)
- キーボードから defender と入力します。
(図2)
- 検索結果から[Windows Defender セキュリティセンター]をクリックします。
(図3)
- 「Windows Defender セキュリティセンター」が起動します。[ウイルスと脅威の防止]をクリックします。
(図4)
- 「ウイルスと脅威の防止」画面が表示されます。[ランサムウェアの防止]をクリックします。
(図5)
- 「ランサムウェアの防止」画面が表示されます。“コントロールされたフォルダーアクセス”がオンに設定されていることを確認してください。
(図6)
- [保護されているフォルダー]をクリックします。
(図7)
- 「保護されているフォルダー」画面が表示されます。[+保護されたフォルダーを追加する]をクリックします。
(図8)
- 「フォルダーの選択」画面が表示されます。コントロールされたフォルダーアクセスで保護したいフォルダーを選択し、[フォルダーの選択]をクリックします。
(図9)
- 「ユーザーアカウント制御 このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」画面が表示されます。[はい]をクリックします。
- 「保護されているフォルダー」画面に戻ります。一覧に追加したフォルダー名が表示されていることを確認してください。
(図10)
- 右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。
(図11)
操作は以上です。
追加したフォルダーもコントロールされたフォルダーアクセスによって保護されます。
補足:追加したフォルダーを保護されているフォルダーから削除したい場合
※既定で設定されているWindowsシステムフォルダーは削除することができません。
- 上記手順1~手順7まで操作します。
- 「保護されているフォルダー」画面が表示されます。一覧から削除したいフォルダー名をクリックします。
(図12)
- 選択したフォルダーの[削除]をクリックします。
(図13)
- 「フォルダーから保護を削除しますか?」画面が表示されます。[OK]をクリックします。
(図14)
- 「ユーザーアカウント制御 このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」画面が表示されます。[はい]をクリックします。
- 「保護されているフォルダー」画面に戻ります。一覧からフォルダーが削除されていることを確認してください。
(図15)
- 右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。
(図16)
追加したフォルダーを保護されているフォルダーから削除する操作は以上です。
関連情報
以上