青少年のおられる家庭の皆様へ~ 重要なお知らせとお願い
インターネットの発展によって、世界中の人と容易に電子メールをやりとりしたり、個人や企業が公開しているインターネット上のサイトを閲覧したりすることで、 必要なときに必要とする情報を瞬時に検索することが可能です。しかしながら、インターネットには、違法情報や有害情報のほか不確かな情報が氾濫しているという負の側面があります。 特に青少年にとって、下記のようなインターネット上のサイトは、情報入手の容易さや情報に遭遇する機会の増大などによって、青少年の健全な成長を阻害し、犯罪やモラルに反した人権侵害などの 社会問題の発生を助長していると見られています。
- アダルトサイト(ポルノ画像や風俗情報)
- 出会い系サイト
- 暴力残虐画像を集めたサイト
- 他人の悪口や誹謗中傷を載せたサイト
- 犯罪を助長するようなサイト
- 毒物や麻薬情報を載せたサイト
- 不必要に個人情報を書き込ませるサイト
- オンライン詐欺サイト
- 自殺や家出に誘うような情報を載せたサイト
- ネットいじめのサイト
上記のサイトが青少年にとっていかに有害であっても、他人のサイトの公開を止めさせることはできません。情報を発信する人の表現の自由を奪うことになるからです。 また、日本では非合法であっても、海外に存在しその国では合法のサイトもあり、それらの公開を止めさせることはできません。
有害なインターネット上のサイトを青少年に見せないようにするための技術が、「フィルタリング」といわれるものです。フィルタリングは、情報発信者の表現の自由を尊重しつつ、 情報受信者の側で閲覧の制御を行う技術的手段で、100%万全ではありませんが、多くの有害な情報へのアクセスを自動的に制限することができる有効な手段です。 特に青少年がおられるご家庭では、ご自宅のパソコンにフィルタリング機能を持つソフトウェアを購入しインストールするか、インターネット事業者のフィルタリング・サービスの利用を ご検討されることをおすすめします。
「フィルタリング」は、ソフトウェアあるいはサービス事業者によって、「有害サイトブロック」「Webフィルタ」「インターネット利用管理」などと表現される場合もあり、 それぞれ、機能、利用条件が異なっています。ソフトウェア提供会社あるいは、お客様が契約されているインターネット事業者に、事前にご確認されることをおすすめします。
対策ソフト
当社パソコンの一部のモデルには、フィルタリング機能を搭載したソフトウェア(「i-フィルター」、「ウイルスバスタークラウド」)の体験版がプレインストールされています。 また、マイクロソフト社が運営しているファミリー(「Microsoft Family Safety」ページ)設定を利用して保護者がお子様の利用を制限することができます。
- Windows 11をご使用のお客様
お子様の目に触れさせたくない有害なサイトなどへのアクセスをブロックする<Windows 11> - Windows 10をご使用のお客様
お子様の目に触れさせたくない有害なサイトなどへのアクセスをブロックする<Windows 10>
参考資料
- 社団法人 電子情報技術産業協会のユーザ向け啓発資料
青少年が安全に安心してインターネットを利用するために ~ フィルタリング機能の活用 - こども家庭庁
令和6年 春のあんしんネット・新学期一斉行動