情報番号:017360 【更新日:2025.06.23】
「システムの復元」コンピューターを以前の復元ポイントの状態に戻す方法<Windows 10>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows 10 |
カテゴリ |
Windowsの操作/設定、Windowsのトラブル、起動時のトラブル、使用中のトラブル |
回答・対処方法
はじめに
「システムの復元」は、コンピューターの実行速度の低下やコンピューターが応答しなくなるなどの問題を修正する場合に役立ちます。
ここでは、「システムの復元」を使用してコンピューターを以前の復元ポイントの状態に戻す方法について説明します。
※「システムの復元」の詳細と注意事項については、[017356:「システムの復元」について<Windows 10>]を参照してください。
※コンピューターの動作が不安定な場合、復元に失敗してパソコンが起動しなくなる可能性があります。パソコンが起動しなくなった場合は、リカバリーをする必要があります。
※本操作を実行する前に、大切なデータはバックアップすることをおすすめします。バックアップする方法については、[016915:パソコン本体に保存したデータを他の記録メディアにバックアップ(コピー)したい<Windows 10>]を参照してください。
操作手順
※本手順は、Windows 10 2022 Update(Windows 10 バージョン 22H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。
※本操作を行うには、管理者アカウントでサインインする必要があります。
- タスクバーの[スタート]ボタンをマウスの右ボタンでクリックします。
(図1)
- クイックリンクメニューが表示されます。[システム(Y)]をクリックします。
(図2)
- 「詳細情報」画面が表示されます。画面をスクロールして、“関連設定”に移動します。
(図3)
- “関連設定”の[システムの保護]をクリックします。
(図4)
- 「システムのプロパティ」の「システムの保護」タブ画面が表示されます。“システムの復元”の[システムの復元(S)]をクリックします。
※[システムの復元(S)]がグレーアウトされてクリックできない場合は、システムの保護が無効に設定されています。システムの保護が無効の場合は、復元ポイントが作成されていないので復元することができません。システムの保護を有効にするには、[017357:「システムの復元」システムの保護の有効/無効を切り替える方法<Windows 10>]を参照してください。
(図5)
- 「システムファイルと設定の復元」画面が表示されます。[次へ(N)>]をクリックします。
(図6)
- 「選択したイベントの前の状態にコンピューターを復元します。」画面が表示されます。復元ポイントの一覧の“日付と時刻”や“説明”を確認し、復元したいポイントを選択して、[次へ(N)>]をクリックします。
(図7)
- 「復元ポイントの確認」画面が表示されます。内容を確認し、問題なければ[完了]をクリックします。
※変更を適用するにはコンピューターを再起動する必要があります。続行する前に、開いているファイルを保存し、すべてのプログラムを閉じてください。
(図8)
- 「いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか?」画面が表示されます。[はい]をクリックします。
(図9)
- システムの復元が開始し、“Windowsのファイルと設定を復元しています。しばらくお待ちください 初期化しています...”メッセージが表示されます。復元が完了するまでお待ちください。
(図10)
- システムの復元が完了すると、Windowsが再起動します。システムを復元したアカウントでサインインします。
- デスクトップ上に「システムの復元は正常に完了しました。・・・」画面が表示されます。[閉じる]をクリックします。
(図11)
操作は以上です。
問題が修復され、Windowsが正常に動作するかを確認してください。
関連情報
以上