情報番号:017356 【更新日:2017.03.07】
ここでは、「システムの復元」について説明します。
(図1)
「システムの復元」では、システムの保護機能を使用して、コンピューター上に復元ポイントが定期的に作成されて保存されます。復元ポイントは、プログラムやデバイスドライバーのインストールなど、重要なシステムイベントの直前に作成されます。また、復元ポイントが作成されずに7日間が経過した場合は、7日ごとに自動作成されます。ただし、復元ポイントは、いつでも手動で作成できます。
「システムの復元」は、コンピューターのシステムファイルを以前の時点の状態に戻すときに役立ちます。コンピューターのシステムに対する変更操作を行なった後、コンピューターに想定外の変更が加えられ、Windowsが正常に動作しなくなってしまった場合などに電子メール、ドキュメント、写真などの個人用ファイルは現状のまま維持しながら、コンピューターのシステムに対する変更操作を元に戻すことができます。
【注意事項】
システムの保護を有効にする
システムの保護が無効に設定されていると、復元ポイントが作成されません。「システムの復元」を実行するには、システムの保護を有効にしてください。
[017357:「システムの復元」システムの保護の有効/無効を切り替える方法<Windows 10>]
復元ポイントを手動で作成する
復元ポイントは、定期的に自動作成されますが手動で作成することもできます。
[017358:「システムの復元」復元ポイントを手動で作成する方法<Windows 10>]
※自動または手動で作成された復元ポイントが不要な場合は、削除することができます。詳しくは、[017359:「システムの復元」すべての復元ポイントを削除する方法<Windows 10>]を参照してください。
「システムの復元」を実行する
コンピューターを以前の復元ポイントの状態に戻すことにより、システムに加えられた変更を元に戻します。
[017360:「システムの復元」コンピューターを以前の復元ポイントの状態に戻す方法<Windows 10>]
※一部のモデルは、Windowsが正常に起動できない場合に「詳細オプション」から「システムの復元」を起動することができます。詳しくは、[017362:PCが正常に起動できないときに「トラブルシューティング」の「詳細オプション」から「システムの復元」を起動してコンピューターを以前の復元ポイントの状態に戻す方法<Windows 10>]を参照してください。
※「システムの復元」を実行した後に復元を取り消したい場合は、[017361:「システムの復元」実行したシステムの復元を取り消す方法<Windows 10>]を参照してください。
以上
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