情報番号:017560 【更新日:2021.02.05】
「PC引越ナビ(R) Ver5.2」前のパソコンのデータを移行する<Windows 10>
対応機種 | |
---|---|
対象OS | Windows 10 |
カテゴリ | その他のプレインストールソフト、バックアップ、インターネット関連バックアップ、メール関連バックアップ、データのバックアップ |
回答・対処方法
内容と対応
【お知らせ】 Adobe Flash Playerは、2020年12月31日をもってサポートを終了し、2021年1月12日より、Adobe Flash Playerの実行ができないようにブロックされました。 そのため、ユーザーインターフェースがFlashでつくられている「PC引越ナビ」は、2021年1月12日から起動できなくなっています。 ※2021年2月5日に、Windows 10プレインストールモデル対象に修正版「PC引越ナビ」モジュールの提供が開始されました。お客様にはご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。 「PC引越ナビ」をアップデートしてください。 ・PC引越ナビのアップデート |
パソコンを買い替えた場合、それまでに使用していたパソコンと同じ環境にするためには設定やデータの移行といった準備が必要です。
「PC引越ナビ」は、移行するデータや設定を1つにまとめ、新しいパソコンへ移行するためのアプリケーションです。事前に次の点を確認しておくと、よりスムーズに操作ができます。
ここでは、移行したい設定やデータが保存されているパソコンを「前のPC」、設定やデータを移行したいパソコンを「新しいPC」として説明します。
※本情報は、「PC引越ナビ」Ver5.2.2を元に作成しています。バージョンが異なると若干操作手順/画面が異なる場合があります。
PC引越ナビを使用するための環境を確認する
「前のPC」の動作環境を確認する
「PC引越ナビ」は、「前のPC」で実行する「こん包プログラム」を別途、準備しております。「こん包プログラム」は、以下の環境で動作します。
<ハードウェア>
- 当社製コンピュータ
- 他社メーカー製コンピューターからのデータ引っ越しにもご利用できます。
ただし、全てのコンピューターで完全な動作を保証するものではありません。
<OS>
- Windows XP
- Windows Vista
- Windows 7
- Windows 8
- Windows 8.1
- Windows 10
※マイクロソフト社が提供している最新のService Packを適用していること。
※「Internet Explorer 6 SP1」以上のバージョンであること。
このバージョンより前の場合は、「Internet Explorer 6 SP1」の適用を行なってください。その際に「Outlook Express」のインストールも行なってください。
【こん包ファイルを使った引っ越しの制限事項】
こん包ファイルは、引っ越しするWindowsの設定やファイルなどのデータを集めて1つにまとめたものです。
こん包ファイルを使った引っ越しには、1つのこん包ファイルの最大のサイズ、同時に引っ越しできるファイル数、保存先装置の空き容量に制限があります。制限はご使用の機種により異なります。詳細については、「PC引越ナビのヘルプ」を確認してください。確認方法は、<ヘルプの起動方法>を参照してください。
使用できる環境を確認する
設定やデータを移行する引っ越し方式には、次の5種類の方法があります。
「前のPC」と「新しいPC」の仕様を確認し、共通して使用できる方法の中から、移行する設定やデータの容量に適した方法を選んでください。
「前のPC」でどの方法が使用できるかを確認し、外付けハードディスク*1やUSBフラッシュメモリ*1やネットワーク用のケーブル、BD*2またはDVDが必要な場合は購入してください。また、フォーマットが必要なUSBフラッシュメモリは、あらかじめフォーマットしてください。
*1:dynabook Tab、dynaPad シリーズで、市販のUSBケーブルを使用する場合は、製品に接続する側のプラグがmicroBタイプのものを装着してください。または、USBデバイスアンドチャージケーブル(当社製オプション)を装着してください。
*2:BDはブルーレイディスクを示します。ブルーレイディスクを使用できるのは、ブルーレイディスクドライブモデルのみです。
外付けハードディスクを使用する
- 外付けハードディスクを使って、こん包プログラムを「前のPC」へコピーします。「前のPC」から外付けハードディスクを使って、「新しいPC」へデータを引っ越しします。
<この引っ越し方式を使える条件>
・「前のPC」と「新しいPC」の両方で、外付けハードディスクを使用できる。
この引っ越し方式を使用する方法については、[017559:「PC引越ナビ(R) Ver5.2」使用方法<外付けハードディスク編><Windows 10>]を参照してください。
USBフラッシュメモリを使用する
- USBフラッシュメモリを使って、こん包プログラムを「前のPC」へコピーします。「前のPC」からUSBフラッシュメモリを使って、「新しいPC」へデータを引っ越しします。
<この引っ越し方式を使える条件>
・512MB以上のUSBフラッシュメモリを持っている。
・「前のPC」と「新しいPC」の両方で、USBフラッシュメモリを使用できる。
※移行するファイルや設定内容に比べて、USBフラッシュメモリの容量が小さいと、数回に分けてデータをコピーすることになりますので、大容量のUSBフラッシュメモリを移行用に使用することをおすすめします。
※こん包プログラムのコピーについては、USBフラッシュメモリの他にSDメモリカード、メモリースティックなどを使用することもできます。「前のPC」と「新しいPC」の両方でSDメモリカード、メモリースティックなどが使用できることを確認してください。
この引っ越し方式を使用する方法については、[017558:「PC引越ナビ(R) Ver5.2」使用方法<USBメモリ編><Windows 10>]を参照してください。
USBフラッシュメモリとクロスケーブル(有線LAN)を使用する
- USBフラッシュメモリを使って、「こん包プログラム」を「前のPC」へコピーします。「前のPC」からクロスケーブルを使って、「新しいPC」へデータを引っ越しします。
<この引っ越し方式を使える条件>
・USBフラッシュメモリとクロスケーブルを持っている。
・「前のPC」と「新しいPC」の両方で、USBフラッシュメモリを使用できる。
・「前のPC」と「新しいPC」がクロスケーブルで接続されている。
・「前のPC」と「新しいPC」のセキュリティソフトまたはWindowsのファイアウォール機能をオフにしている。
・無線LANをオフにしている。
※こん包プログラムのコピーについては、USBフラッシュメモリの他にSDメモリカード、メモリースティックなどを使用することもできます。「前のPC」と「新しいPC」の両方でSDメモリカード、メモリースティックなどが使用できることを確認してください。
この引っ越し方式を使用する方法については、[017557:「PC引越ナビ(R) Ver5.2」使用方法<クロスケーブル編(USBメモリ利用)><Windows 10>]を参照してください。
USBフラッシュメモリとネットワークを使用する
- USBフラッシュメモリを使って、「こん包プログラム」を「前のPC」へコピーします。「前のPC」からネットワークを使って、「新しいPC」へデータを引っ越しします。
<この引っ越し方式を使える条件>
・「前のPC」と「新しいPC」の両方で、USBフラッシュメモリを使用できる。
・「前のPC」と「新しいPC」の両方が同一のネットワークに接続されている。
・「前のPC」と「新しいPC」のセキュリティソフトまたはWindowsのファイアウォール機能をオフにしている。
※こん包プログラムのコピーについては、USBフラッシュメモリの他にSDメモリカード、メモリースティックなどを使用することもできます。「前のPC」と「新しいPC」の両方でSDメモリカード、メモリースティックなどが使用できることを確認してください。
この引っ越し方式を使用する方法については、[017556:「PC引越ナビ(R) Ver5.2」使用方法<ネットワーク編(USBメモリ利用)><Windows 10>]を参照してください。
USBフラッシュメモリとBD、DVDなどの光ディスクを使用する
- USBフラッシュメモリを使って、「こん包プログラム」を「前のPC」へコピーします。「前のPC」からBD、DVDなどの光ディスクを使って、「新しいPC」へデータを引っ越しします。
<この引っ越し方式を使える条件>
・「前のPC」と「新しいPC」の両方で、USBフラッシュメモリを使用できる。
・「前のPC」と「新しいPC」の両方で、BD(Blu-ray Disc)、DVD、CDの読み書きができる。
※こん包プログラムのコピーについては、USBフラッシュメモリの他にSDメモリカード、メモリースティックなどを使用することもできます。「前のPC」と「新しいPC」の両方でSDメモリカード、メモリースティックなどが使用できることを確認してください。
この引っ越し方式を使用する方法については、[017555:「PC引越ナビ(R) Ver5.2」使用方法<BD、DVD編(USBメモリ利用)><Windows 10>]を参照してください。
PC引越ナビで移行できる設定とデータ
引っ越しできるWindowsの設定とデータは、以下のものです。これ以外は、引っ越しできませんので、ご注意ください。
※引っ越し対象となるWindowsの設定とデータは、「PC引越ナビ」を起動したときにサインインしているユーザーの情報となります。
※「前のPC」から「新しいPC」へ引っ越しされたWindowsの設定とデータが「前のPC」から削除されることはありません。
「Internet Explorer」の設定
※「Internet Explorer 6 SP1」以上
- お気に入り
- RSSフィード
- Cookie
- ホームページ(スタートページ)
- ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定
Windows Liveメールの設定
【注意】
Windoes 10では、「Windows Liveメール」がサポート対象外になります。新しいPC側でWindoes 10をご利用の場は、「OutlookExpress」、「Windows メール」から、「Windows Liveメール」へ引っ越しできません。
「Microsoft Outlook」の設定とデータ
<Ver.5.2.0>
※「前のPC」に「Microsoft Outlook 2000」以降がインストールされていない場合は、設定とデータの引っ越しができません。また、「こん包プログラム」の引っ越し項目指定では、「Outlook」が表示されません。
※「新しいPC」に「Microsoft Outlook 2003」以降がインストールされていない場合は、設定とデータの引っ越しができません。
※「新しいPC」にメールソフトがインストールされていない場合でも、「PC引越ナビ」はパソコンにデータを保存します。
※「Microsoft Outlook」を起動したときに、保存したデータのインポート(取り込み)を行ないます。メールソフトによっては、違うソフトのデータを変換して取り込むことができます。詳しくは、メールソフトのヘルプを確認してください。
<Ver.5.2.1/Ver.5.2.2/Ver.5.2.3/Ver.5.2.4/Ver.5.2.5/Ver.5.2.6>
※「前のPC」に「Microsoft Outlook 2002」以降がインストールされていない場合は、設定とデータの引っ越しができません。また、「こん包プログラム」の引っ越し項目指定では、「Outlook」が表示されません。
※「新しいPC」に「Microsoft Outlook 2010」以降がインストールされていない場合は、設定とデータの引っ越しができません。
※「新しいPC」にメールソフトがインストールされていない場合でも、「PC引越ナビ」はパソコンにデータを保存します。
※「Microsoft Outlook」を起動したときに、保存したデータのインポート(取り込み)を行ないます。メールソフトによっては、違うソフトのデータを変換して取り込むことができます。詳しくは、メールソフトのヘルプを確認してください。
<「新しいPC」にストアアプリ版「Outlook 2016」(「Office Home & Business 2016」)がインストールされている場合>
「Outlook」の引っ越しができません。
「Outlook」のデータを手動でバックアップして、バックアップしたデータを復元をしてください。
・「Outlook」のデータを手動でバックアップする方法については、以下のリンクを参照してください。
[017964:「Microsoft(R)Outlook(R)2007」メールデータとアドレス帳をバックアップする方法]
[017966:「Microsoft(R)Outlook(R)2010」メールデータとアドレス帳をバックアップする方法]
[017968:「Microsoft(R)Outlook(R)2013」メールデータとアドレス帳をバックアップする方法]
[017970:「Microsoft(R)Outlook(R)2016」メールデータとアドレス帳をバックアップする方法]
・バックアップデータを手動で復元する方法については、以下のリンクを参照してください。
[017971:「Microsoft(R)Outlook(R)2016」バックアップデータを復元する方法]
- 個人用フォルダーに含まれるデータ
※[受信トレイ]など[個人用フォルダー]の階層下に表示されるフォルダー、[連絡先](アドレス帳)も含まれます。 - 電子メールアカウント設定(Exchange Server、POP3、IMAP、HTTP)
※既に「新しいPC」で電子メールアカウント情報を登録している場合は、削除されて、「前のPC」の電子メールアカウントに入れ替わります。 - その他の設定
・個人アドレス帳(通常は存在しません。ユーザーが追加すると作成されます。)
※Outlook 2013/2016へは引っ越しできません。
・仕訳(仕分け)ルール
・署名(作成するメールの種類に対応して3種類。html、rtf、txt)
※既に「新しいPC」でこれらの設定を使用している場合は、削除されて「前のPC」の設定に入れ替わります。
筆ぐるめのデータ
※引っ越しが可能な「筆ぐるめ」は、「筆ぐるめVer.12」以降となります。
※新しいPCに、「筆ぐるめVer.21」*1*2*3以上がインストールされている必要があります。
*1:「筆ぐるめVer.21」以上の「筆ぐるめ」であっても、一般市販品では引っ越しできない場合があります。必ず当社製PCに標準搭載されている「筆ぐるめ」をご利用ください。
*2:引っ越しが完了し、新しいPCを再起動すると、「かんたんバックアップ」が自動的に起動します。「データを戻す」ボタンを選択することで、「筆ぐるめ」のデータのインポートが完了します。
*3:ストアアプリ版「筆ぐるめ」をお使いの場合は、「かんたんバックアップ」は自動的に起動しません。「筆ぐるめ」を起動して、データをインポートする必要があります。
<データ取得先について>
前のPCのパブリック(共用)のドキュメント、およびそのPCにログインしているユーザーのドキュメントフォルダーにある「みんなの筆ぐるめ」、または「筆ぐるめ」フォルダ以下に保存されているデータが引っ越しの対象となります。
- 住所録
※前のPCにログインしているユーザーが利用可能なすべての住所録を、新しいPCの「マイ住所録」へ引っ越しします。すでに新しいPCに「マイ住所録」が存在した場合でも、別の住所録として追加されます。 - レイアウト
※前のPCにログインしているユーザーが利用可能なすべてのレイアウトファイルを、新しいPCの「マイレイアウト」へ引っ越しします。すでに新しいPCに「マイレイアウト」データが存在した場合でも、別のレイアウトファイルとして追加されます。 - 差出人
※前のPCにログインしているユーザーが利用中の”差出人ファイル”を、新しいPCの「差出人」へ引っ越しします。すでに新しいPCに”差出人ファイル”が存在した場合は、前のPCの”差出人ファイル”と入れ替わります。
Truシリーズアプリで作成したデータ
<Ver.5.2.0>
このバージョンは、Truシリーズアプリの引っ越しには、対応していません。
<Ver.5.2.1>
引っ越しの対象となるTruシリーズアプリは、「Tru Note」となります。
※「前のPC」に「Tru Note Ver.2/Ver.2.5/Ver.3」が作成したデータの引っ越し対象になります。
※「新しいPC」に「Tru Note Ver.3」がインストールされていない場合は、作成したデータの引っ越しができません。
※Truシリーズアプリのデータを引っ越ししたい場合は、”こん包プログラム”にて、[引っ越し項目指定]を選択して、作成したデータを引っ越ししたいTruシリーズアプリの項目を選択してください。
- 「Tru Note」で作成した手書きのデーダ
※前のPCで「Tru Note」を使用して作成した手書きデーダが保存されます。新しいPCですでに「Tru Note」をご使用の場合は、上書き保存されます。
※ペン設定、利き手などの設定は、引っ越しできません。
<Ver.5.2.2/Ver.5.2.3/Ver.5.2.4/Ver.5.2.5/Ver.5.2.6>
引っ越しの対象となるTruシリーズアプリは、「Tru Note」、「Tru Recorder」となります。
※「前のPC」に「Tru Note Ver.2/Ver.2.5/Ver.3」が作成したデータの引っ越し対象になります。
※「前のPC」に「Tru Recorder Ver.1/Ver.1.5/Ver.2」が作成したデータの引っ越し対象になります。
※「新しいPC」に「Tru Note Ver.3」、「Tru Recorder Ver.2.1.13」がインストールされていない場合は、作成したデータの引っ越しができません。
※Truシリーズアプリのデータを引っ越ししたい場合は、”こん包プログラム”にて、[引っ越し項目指定]を選択して、作成したデータを引っ越ししたいTruシリーズアプリの項目を選択してください。
- 「Tru Note」で作成した手書きのデーダ
※前のPCで「Tru Note」を使用して作成した手書きデーダが保存されます。新しいPCですでに「Tru Note」をご使用の場合は、上書き保存されます。
※ペン設定、利き手などの設定は、引っ越しできません。 - 「Tru Recorder」で録音した音声データ
※前のPCで「Tru Recorder」を使用して録音した音声デーダが保存されます。新しいPCですでに「Tru Note」をご使用の場合は、上書き保存されます。
【注意】
Wondows 10において、新規にログインアカウントを作成した直後にTruシリーズアプリの引っ越しを行った場合、Truシリーズアプリが認識されず、引っ越しに失敗する場合があります。
引っ越ししたいTruシリーズアプリがインストールされているにも関わらず、引っ越しに失敗する場合は、しばらく待ってから再度引っ越し作業を実行していただくか、Truシリーズアプリを起動/終了した後、再度引っ越し作業を実行してください。
※Windows10の仕様により、ストアアプリ(ユニバーサルアプリ)の初期設定に時間がかかります。
[マイドキュメント(Vistaでは、ドキュメント)]フォルダーに保存されているファイル
PC引越しナビを実行した時にログインしているユーザーのマイドキュメント(ドキュメント)が引っ越し対象となります。
※「新しいPC」へマイドキュメント(ドキュメント)に含まれるファイルを引っ越しする時に、同一名称のファイルが存在している場合は、そのファイルに上書きされます。
※ログインしているユーザーが読み込み/書き込みできないファイルは引っ越し対象になりません。また、新しいPCに引っ越し対象と同一の名称のファイルがあり、そのファイルが書き込み禁止の場合は、引っ越しできません。
※装置名、フォルダ名、ファイル名の合計が、200文字を越える場合は、引っ越しできません。
※ファイルの属性は、引っ越しできますが、フォルダの属性は、引っ越しできません。また、ファイルが1つも存在しないフォルダを指定した場合は、そのフォルダの引っ越しはできません。
デスクトップ上のファイル
PC引越しナビを実行した時にログインしているユーザーのデスクトップ上のファイルが引っ越し対象となります。
※ログインしているユーザーが読み込み/書き込みできないファイルは引っ越し対象になりません。また、「新しいPC」に引っ越し対象と同一の名称のファイルがあり、そのファイルが書き込み禁止の場合は、引っ越しできません。
梱包プログラムが前のPCのデスクトップ上に作成するHIKKOSHI.LOGは、引っ越しの対象となりません。
※デスクトップ上のショートカットは、引っ越し対象になりますが、ショートカットが指しているアイテム(プログラム、フォルダなど)は、引っ越しの対象となりません。
※ユーザーアカウントが複数作成できるWindowsでは、全てのユーザー共通に表示されるデスクトップ上のアイコンがあります。これらのアイコンは、引っ越し対象となりません。
任意のフォルダーに含まれるファイル
「新しいPC」にファイルをコピーする時は、マイドキュメントの下に装置名のフォルダが新しく作成され、その下にファイルが引っ越しされます。
※引っ越し対象として、フォルダ単位またはファイル単位で指定することができます。フォルダ単位で指定した場合は、フォルダに含まれているすべてのファイルが引っ越し対象となります。
※「新しいPC」へ任意のフォルダに含まれるファイルを引っ越しする時、装置名のフォルダが既に存在している場合は、そのフォルダに保存されます。同一名称のファイルが、そのフォルダに既に存在している場合は、上書きされますので、ご注意ください。
※ログインしているユーザーが読み込み/書き込みできないファイルは引っ越し対象になりません。また、「新しいPC」に引っ越し対象と同一の名称のファイルがあり、そのファイルが書き込み禁止の場合は、引っ越しできません。
※装置名、フォルダ名、ファイル名の合計が、200文字を越える場合は、引っ越しできません。
※ファイルの属性は、引っ越しできますが、フォルダの属性は、引っ越しできません。また、ファイルが1つも存在しないフォルダを指定した場合は、そのフォルダの引っ越しはできません。
【引っ越し可能な設定とファイルの注意制限事項】
インターネット、メール関連の設定やデータは、「Internet Explorer 7/8」から「Internet Explorer 6 SP1」への引っ越し、「WindowsLiveメール」から「Windowsメール」や「Outlook Express」への引っ越しといった前のバージョンへの引っ越しはできません。また「新しいPC」にすでに設定やデータの登録を行なっている場合、引っ越しするデータによっては「前のPC」の設定やデータに入れ替わってしまいます。詳細については、「PC引越ナビのヘルプ」を確認してください。
ヘルプの起動方法
- デスクトップ画面上の[PC引越ナビ]アイコンをダブルクリックします。
※[PC引越ナビ]アイコンがない場合は、[016802:タスクバーの検索ボックスを使用して目的のアプリ/ファイル/設定/Webサイトなどを見つける方法<Windows 10>]を参照して「引越ナビ」とキーワードを入力して「PC引越ナビ」を起動してください。
(図1)
- 「PC引越ナビ」が起動し、「使用許諾」画面が表示されます。画面右下の[ヘルプ?]ボタンをクリックします。
(図2)
- 「PC引越ナビのヘルプ」画面が表示されます。
◆バージョンを確認する方法
a.「目次(C)」タブの[バージョン情報]をクリックします。画面右側でバージョン情報を確認してください。
(図3)
◆引っ越し可能な設定ファイルを確認する
a.「目次(C)」タブの[ようこそ、PC引越ナビへ]→[引っ越し可能な設定とファイル]をクリックし、画面右側に表示される各項目をよくお読みください。
(図4)
b.画面をスクロールして「引っ越しできる設定とファイルの説明」に記載されている引っ越しの注意制限事項もあわせてお読みください。
(図5)
◆注意制限事項を確認する
a.「目次(C)」タブの[注意制限事項とメッセージ]をクリックし、画面右側に表示される各項目をよくお読みください。
(図6)
◆こん包ファイルを使った引っ越しの制限事項の確認方法
a.「目次(C)」タブの[注意制限事項とメッセージ]→[こん包ファイルを使った引っ越し]→[こん包ファイルを使った引っ越しの制限事項]をクリックし、画面右側に表示される内容をご確認ください。
※ご使用の機種により、こん包ファイルを使った引っ越しの制限事項(1つのこん包ファイルの最大のサイズ、同時に引っ越しできるファイル数、保存先装置の空き容量)が異なります。
(図7)
以上