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情報番号:017903  【更新日:2017.01.17

「Windows Live(R)メール 2012」から「Microsoft(R)Office Premium プラス Office 365(TM)サービス」の「Microsoft(R)Outlook(R)2013/2016」にアドレス帳を移行する方法

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10,Windows 8.1
カテゴリ メール、Microsoft Office、Word/Excel/Outlook

回答・対処方法

はじめに

「Windows Live メール 2012」(Windows Essentials 2012スイート)のサポートは2017年1月10日に終了しました。サポート終了後は、マイクロソフト社のホームページからダウンロードすることができなくなります。「Windows Live メール 2012」が何らかのトラブルで正常に動作しなくなった場合や、PCをリカバリーしなければならなくなった場合、「Windows Live メール 2012」を再インストールすることができなくなるため、大切なメールデータやアドレス帳をバックアップしても復元することができなくなります。

「Windows Live メール 2012」のアドレス帳を「Microsoft Office Premium プラス Office 365サービス」の「Microsoft Outlook 2013/2016」に移行し、今後は「Microsoft Outlook」を使ってメールのやりとりをすることをおすすめします。

ここでは、「Windows Live メール 2012」から「Microsoft Outlook」にアドレス帳を移行する方法について説明します。

※「Microsoft Office 2016」のサポート窓口は、マイクロソフト社になります。

※「Microsoft Office 2013」のサポートは2018年4月10日に終了しました。
「Windows Live メール 2012」、「Microsoft Office 2013」については、dynabook 有料サポートサービスにお問い合わせください。

※上記対応機種ご購入時、「Windows Live メール 2012」(Windows Essentials 2012スイート)はプレインストールされておりません。

操作手順

本操作を行なう前の確認事項

アドレス帳の移行操作

※ここでは、Windows 10 Anniversary Update(Windows 10バージョン1607)環境で「Windows Live メール 2012」のアドレス帳を「Microsoft Outlook 2016」(32ビット)に移行する操作で説明します。その他のOSまたは「Microsoft Outlook」バージョンの場合は、若干異なりますが同様の操作を行なうことができます。

  1. まずは「Windows Live メール」を起動し、アドレス帳をエクスポートします。タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    ※Windows 8.1をお使いの場合は、以下のリンクを参照し、すべてのアプリの一覧から起動し、手順3に進みます。
    [014726:すべてのアプリを表示する方法(アプリビュー)<Windows 8.1>]
    図1(図1)

  2. [スタート]メニューが表示されます。すべてのアプリの一覧から[Windows Live メール]をクリックします。
    図2(図2)

  3. 「Windows Live メール」が起動します。“Windows Live メールを通常使用する電子メールプログラムとして設定しますか?”メッセージ画面が表示された場合は、[いいえ(N)]ボタンをクリックします。
    図3(図3)

  4. フォルダーウィンドウ下のショートカットから[アドレス帳]をクリックします。
    図4(図4)

  5. 「アドレス帳-Windows Live メール」画面が表示されます。「ホーム」リボン内の[エクスポート]をクリックします。
    図5(図5)

  6. エクスポートメニューが表示されます。[カンマ区切り(.CSV)]をクリックします。
    図6(図6)

  7. 「CSVのエクスポート」画面が表示されます。“エクスポート先のファイル名(S):”項目の[参照(R)...]ボタンをクリックします。
    図7(図7)

  8. 「名前を付けて保存」画面が表示されます。アドレス帳のバックアップファイルを保存する場所と“ファイル名(N):”を指定して、[保存(S)]ボタンをクリックします。
    ※ここでは例として[ドキュメント]フォルダーにaddressというファイル名で保存しています。
    図8(図8)

  9. 「CSVのエクスポート」画面に戻ります。“エクスポート先のファイル名(S):”欄に指定した保存場所とファイル名のパスが入力されていることを確認し、[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
    図9(図9)

  10. “エクスポートするフィールドを選択してください(S):”メッセージ画面が表示されます。[□ 名]と[□ 姓]にチェックを付け、[□ 名前]のチェックをはずし、[完了]ボタンをクリックします。
    ※それ以外の項目は必要に応じてチェックの付けはずしを行なってください。
    図10(図10)

  11. アドレス帳がエクスポートされます。エクスポートが完了するまで、しばらくお待ちください。
    ※「Windows Live メール」のアドレス帳内でフォルダーを作成して保存していた場合は、すべて展開された状態でエクスポートされます。
    図11(図11)

  12. アドレス帳のエクスポートが完了したら、「Windows Live メール」は右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。
  13. エクスポートしたアドレス帳のデータファイルが保存されている場所を開きます。
    ※ここでは例としてタスクバーの[エクスプローラー]→[ドキュメント]の順にクリックします。

  14. アドレス帳のデータファイルをマウスの右ボタンでクリックします。
    図12(図12)

  15. 表示されるメニューの[プログラムから開く(H)]→[メモ帳]をクリックします。
    ※[プログラムから開く(H)]メニューに[メモ帳]が表示されていない場合は、[別のプログラムを選択(C)]をクリックし[メモ帳]を選択してください。
    図13(図13)

  16. アドレス帳のデータが「メモ帳」で開かれます。メニューバーの[ファイル(F)]→[名前を付けて保存(A)...]をクリックします。
    図14(図14)

  17. 「名前を付けて保存」画面が表示されます。“文字コード(E):”の[UTF-8 ▼]をクリックし、表示されるメニューの[ANSI]をクリックします。
    図15(図15)

  18. “文字コード(E):”が[ANSI]に設定されていることを確認し、[保存(S)]ボタンをクリックします。
    図16(図16)

  19. “(エクスポートしたアドレス帳のデータファイル名).csvは既に存在します。上書きしますか?”メッセージ画面が表示されます。[はい(Y)]ボタンをクリックします。
    図17(図17)

  20. 「メモ帳」や「エクスプローラー」画面は、右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。
  21. 次に「Microsoft Outlook 2016」を起動し、アドレス帳をインポートします。タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
    ※Windows 8.1をお使いの場合は、以下のリンクを参照し、すべてのアプリの一覧から起動し、手順23に進みます。
    [014726:すべてのアプリを表示する方法(アプリビュー)<Windows 8.1>]
    図18(図18)

  22. [スタート]メニューが表示されます。すべてのアプリの一覧から[Outlook 2016]をクリックします。
    ※「Office 2013」の場合は、[Microsoft Office 2013]→[Outlook 2013]をクリックします。
    図19(図19)

  23. 「Microsoft Outlook」が起動します。左上の「ファイル」タブをクリックします。
    図20(図20)

  24. 「ファイル」画面が表示されます。[開く/エクスポート]をクリックします。
    図21(図21)

  25. 「開く」画面が表示されます。[インポート/エクスポート]をクリックします。
    図22(図22)

  26. 「インポート/エクスポートウィザード」画面が表示されます。“実行する処理を選択してください(C):”から[他のプログラムまたはファイルからのインポート]を選択し、[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
    図23(図23)

  27. 「ファイルのインポート」画面が表示されます。“インポートするファイルの種類を選択してください(S):”から[テキストファイル(カンマ区切り)]を選択し、[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
    図24(図24)

  28. “インポートするファイル(F):”の[参照(R)...]ボタンをクリックします。
    図25(図25)

  29. 「参照」画面が表示されます。エクスポートしたアドレス帳のデータが保存されている場所を開き、アドレス帳のデータファイルを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
    図26(図26)

  30. 「ファイルのインポート」画面に戻ります。“インポートするファイル(F):”欄に指定したアドレス帳のデータファイルのパスが入力されていることを確認し、[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
    図27(図27)

  31. “インポート先のフォルダー(S):”から[連絡先]を選択し、[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
    ※[連絡先]が表示されていない場合は、スクロールしてください。
    図28(図28)

  32. “以下の処理を実行します”メッセージ画面が表示されます。[完了]ボタンをクリックします。
    図29(図29)

  33. アドレス帳のデータが連絡先にインポートされます。完了するまで、しばらくお待ちください。
    図30(図30)

  34. 「Microsoft Outlook」画面に戻ります。「ホーム」リボン内の[アドレス帳]をクリックします。
    図31(図31)

  35. 「アドレス帳:連絡先」画面が表示されます。アドレス帳が移行されていることを確認してください。
    図32(図32)

「Windows Live メール 2012」から「Microsoft Office Premium プラス Office 365 サービス」の「Microsoft Outlook 2013/2016」にアドレス帳を移行する操作は以上です。

以上