情報番号:018227 【更新日:2017.07.04】
「東芝パスワードユーティリティ」ユーザーパスワードを登録する方法<Windows 10>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows 10 |
カテゴリ |
その他のプレインストールソフト、dynabookユーティリティ、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策、パスワード |
回答・対処方法
はじめに
「ユーザーパスワード」は、電源を入れるときや休止状態から復帰するときに、決まった文字(パスワード)を入力しなければ起動できなくする機能です。
ここでは、「東芝パスワードユーティリティ」でユーザーパスワードを登録する方法について説明します。
<メモ>
- ユーザーパスワードとスーパーバイザーパスワードでは、違う文字列(パスワード)を使用してください。
- パスワードを登録した場合は、忘れたときのために必ずパスワードを控えておいてください。
※「東芝パスワードユーティリティ」を使用してユーザーパスワードとスーパーバイザーパスワードの登録/変更/削除などを設定することができます。各パスワードの詳細と設定方法、パスワードに使用できる文字や注意事項については、[018226:「東芝パスワードユーティリティ」について<Windows 10>]を参照してください。
タッチ操作について ※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを”タップ”、ダブルクリックを”ダブルタップ”、右クリックを”長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。 |
操作手順
※本情報は、Windows 10 Creators Update(Windows 10バージョン1703)の環境で操作しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのPCのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。
※本情報は、「東芝パスワードユーティリティ V9.03.04.01」を元に作成しています。バージョンが異なると、若干操作/画面が異なる場合があります。ご了承ください。「東芝パスワードユーティリティ」のバージョンを確認する方法については、[018235:「東芝パスワードユーティリティ」バージョンを確認する方法<Windows 10>]を参照してください。
- タスクバーの検索ボックスをクリックします。
(図1)
- 検索ボックスに パスワード と入力します。
(図2)
- 検索結果から[パスワードユーティリティ]をクリックします。
(図3)
- 「ユーザーアカウント制御 このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」画面が表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
- すでにスーパーバイザーパスワードが登録されている場合は、“スーパーバイザーパスワードを入力してください。”メッセージ画面が表示されます。スーパーバイザーパスワードを入力して[確認]ボタンをクリックします。スーパーバイザーパスワードが登録されていない場合は、次の操作に進んでください。
(図4)
※ユーザーパスワードとスーパーバイザーパスワードの両方を設定する必要がある場合は、先にスーパーバイザーパスワードの登録を行なってください。操作方法については、[018231:「東芝パスワードユーティリティ」スーパーバイザーパスワードを登録する方法<Windows 10>]を参照してください。
- 「東芝パスワードユーティリティ」が起動します。「ユーザーパスワード」タブ画面で“ユーザーパスワード”の[登録]ボタンをクリックします。
(図5)
- 「ユーザーパスワードの登録」画面が表示されます。“新しいパスワード”の“入力:”欄に任意のパスワードを入力します。“確認入力:”欄は、“入力:”欄に入力したパスワードと同じ文字列を入力してください。
※パスワードは50文字以内で入力します。
※パスワードに使用できる文字については、[018226:「東芝パスワードユーティリティ」について<Windows 10>]の<パスワードに使用できる文字>を参照してください。
※パスワードは1文字ごとに「*」(アスタリスク)で表示されますので、画面で確認できません。間違えないよう、気をつけて入力してください。
※パスワードを入力するときは、コード入力や貼り付け(ペースト)などの操作を行なわず、キーボードの文字キーを押して直接入力してください。
(図6)
※モデルによって、“HDDユーザーパスワード”項目が表示されます。[□ 同時にHDDユーザーパスワードに同じ文字列を登録する。]にチェックを付けると、ここで設定したユーザーパスワードがHDDパスワードとしても登録されます。本設定を行なう場合は、[詳細情報...]ボタンをクリックし、内容をよくお読みください。ユーザーパスワードのみ登録する場合は、[□ 同時にHDDユーザーパスワードに同じ文字列を登録する。]をクリックしてチェックをはずしてください。ここでは例としてチェックをはずして進めます。
(図7)
- [登録]ボタンをクリックします。
(図8)
- “ユーザーパスワードが登録されました。必要であれば、登録したパスワード文字列を、メモ代わりにテキストファイルに書き出すことができます。・・・”メッセージ画面が表示されます。パスワードファイルを作成する場合は[OK]ボタン、作成しない場合は[キャンセル]ボタンをクリックします。
(図9)
<パスワードファイルを作成する([OK]ボタンをクリックした)場合>
パスワード文字列をファイルとして保管しておけば、パスワードを忘れたときに確認することができます。
※パスワードファイルは、リムーバブルメディア上(USBフラッシュメモリなど)に作成して、安全な場所に保管することを強く推奨します。
a.「名前を付けて保存」画面が表示されます。リムーバブルメディアを接続します。
b.接続したリムーバブルメディアを保存先に指定し、“ファイル名(N):”欄に任意の名前を入力して[保存(S)]ボタンをクリックします。
(図10)
- 「ユーザーパスワード」タブ画面に戻ります。“パスワードの注釈:”欄には、パスワードのヒントとなる文字列を登録できます。登録すると、パスワードの入力が必要なときに、登録した文字列が表示されます。必要に応じて設定してください。
※使用できる文字列はユーザーパスワードと同様です。
※パスワード文字列そのものを登録しないでください。
(図11)
- [OK]ボタンをクリックします。
(図12)
「東芝パスワードユーティリティ」でユーザーパスワードを登録する操作は以上です。
次回から「東芝パスワードユーティリティ」を起動すると、パスワードの入力を求められます。登録したユーザーパスワードを入力して[確認]ボタンをクリックしないと、ユーザーパスワードの設定を変更することができません。(スーパーバイザーパスワードを登録している場合は、スーパーバイザーパスワードの入力を求められます。)
(図13)
補足:電源を入れたとき/休止状態から復帰するとき
ユーザーパスワードを登録している場合、電源を入れるとパスワードの入力をうながすメッセージが表示されます。
- 登録したとおりにパスワードを入力し、[ENTER]キーを押します。
(図14)
※パスワードの入力ミスを3回繰り返した場合は、自動的に電源が切れます。パスワードを入力せずに約1分経過した場合も、自動的に電源が切れます。その場合は電源を入れ直してください。
※パスワード入力画面で自動的に電源が切れると、LAN、USB、スリープ解除タイマーからの許可によるWake-upができませんので、電源を入れ直してください。
- PCが起動します。
操作は以上です。
関連情報
以上