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情報番号:018231  【更新日:2017.06.27

「東芝パスワードユーティリティ」スーパーバイザーパスワードを登録する方法<Windows 10>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows 10
カテゴリ その他のプレインストールソフト、dynabookユーティリティ、セキュリティ情報、セキュリティ予防/対策、パスワード

回答・対処方法

はじめに

「スーパーバイザーパスワード」は、BIOSセットアップの設定を変更できないようにするなど、いくつかのパソコン本体の設定について制限をかける機能です。

ここでは、「東芝パスワードユーティリティ」でスーパーバイザーパスワードを登録する方法について説明します。

<メモ>

  • 先にユーザーパスワードが登録されている場合は、スーパーバイザーパスワードの登録はできません。スーパーバイザーパスワードとユーザーパスワードを両方登録する場合は、一度ユーザーパスワードを削除し、スーパーバイザーパスワードを登録してからもう一度ユーザーパスワードを登録してください。
    [018229:「東芝パスワードユーティリティ」ユーザーパスワードを削除する方法<Windows 10>]

  • スーパーバイザーパスワードを登録すると、ユーザーポリシーを設定できます。ユーザーポリシーとは、複数のユーザーでパソコンを使用している場合の、各ユーザーの権限を設定する機能です。
  • スーパーバイザーパスワードとユーザーパスワードでは、違うパスワードを使用してください。
  • パスワードを登録した場合は、忘れたときのために必ずパスワードを控えておいてください。

※「東芝パスワードユーティリティ」を使用してユーザーパスワードとスーパーバイザーパスワードの登録/変更/削除などを設定することができます。各パスワードの詳細と設定方法、パスワードに使用できる文字や注意事項については、[018226:「東芝パスワードユーティリティ」について<Windows 10>]を参照してください。

タッチ操作について
※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを”タップ”、ダブルクリックを”ダブルタップ”、右クリックを”長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。

操作手順

※本情報は、Windows 10 Creators Update(Windows 10バージョン1703)の環境で操作しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのPCのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。

※本情報は、「東芝パスワードユーティリティ V9.03.04.01」を元に作成しています。バージョンが異なると、若干操作/画面が異なる場合があります。ご了承ください。「東芝パスワードユーティリティ」のバージョンを確認する方法については、[018235:「東芝パスワードユーティリティ」バージョンを確認する方法<Windows 10>]を参照してください。

  1. タスクバーの検索ボックスをクリックします。
    図1(図1)

  2. 検索ボックスに パスワード と入力します。
    図2(図2)

  3. 検索結果から[パスワードユーティリティ]をクリックします。
    図3(図3)

  4. 「ユーザーアカウント制御 このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」画面が表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
  5. 「東芝パスワードユーティリティ」が起動します。「スーパーバイザーパスワード」タブをクリックします。
    図4(図4)

  6. 「スーパーバイザーパスワード」タブ画面が表示されます。“スーパーバイザーパスワード”の[登録]ボタンをクリックします。
    図5(図5)

  7. 「スーパーバイザーパスワードの登録」画面が表示されます。“新しいパスワード”の“入力:”欄に任意のパスワードを入力します。“確認入力:”欄は、“入力:”欄に入力したパスワードと同じ文字列を入力してください。
    ※パスワードは50文字以内で入力します。
    ※パスワードに使用できる文字については、[018226:「東芝パスワードユーティリティ」について<Windows 10>]<パスワードに使用できる文字>を参照してください。
    ※パスワードは1文字ごとに「*」(アスタリスク)で表示されますので、画面で確認できません。間違えないよう、気をつけて入力してください。
    ※パスワードを入力するときは、コード入力や貼り付け(ペースト)などの操作を行なわず、キーボードの文字キーを押して直接入力してください。
    図6(図6)

  8. [登録]ボタンをクリックします。
    図7(図7)

  9. “スーパーバイザーパスワードが登録されました。必要であれば、登録したパスワード文字列を、メモ代わりにテキストファイルに書き出すことができます。・・・”メッセージ画面が表示されます。パスワードファイルを作成する場合は[OK]ボタン、作成しない場合は[キャンセル]ボタンをクリックします。
    図8(図8)

    <パスワードファイルを作成する([OK]ボタンをクリックした)場合>
    パスワード文字列をファイルとして保管しておけば、パスワードを忘れたときに確認することができます。
    ※パスワードファイルは、リムーバブルメディア上(USBフラッシュメモリなど)に作成して、安全な場所に保管することを強く推奨します。
    a.「名前を付けて保存」画面が表示されます。リムーバブルメディアを接続します。
    b.接続したリムーバブルメディアを保存先に指定し、“ファイル名(N):”欄に任意の名前を入力して[保存(S)]ボタンをクリックします。
    図9(図9)

  10. 「スーパーバイザーパスワード」タブ画面に戻ります。[OK]ボタンをクリックします。
    ※引き続き、ユーザーポリシー設定を行ないたい場合は、[018234:「東芝パスワードユーティリティ」一般ユーザーの操作を制限する方法<Windows 10>]を参照してください。
    図10(図10)

「東芝パスワードユーティリティ」でスーパーバイザーパスワードを登録する操作は以上です。

次回から「東芝パスワードユーティリティ」を起動すると、スーパーバイザーパスワードの入力を求められます。スーパーバイザーパスワードがわからないユーザーは、ユーザーポリシー設定を変更することができません。(ユーザーパスワードの登録のみを行なう場合は、スーパーバイザーパスワードを入力しなくてもスキップすることができます。)

図11(図11)

関連情報

以上