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情報番号:009825  【更新日:2010.02.02

「Windows Live(TM)メール」メールをeml形式でバックアップする方法<Windows(R)7>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ メール、バックアップ、メール関連バックアップ

回答・対処方法

はじめに

「Windows Live メール」のメールをeml形式でバックアップする方法について説明します。

バックアップしたいメールを手動で選択し、メールをeml形式でバックアップすると、それぞれのメールの件名がファイル名となったファイルが作成されます。メール1通に対して1個のファイルとなります。個々のメールファイルをダブルクリックすると「Windows Live メール」が起動し、メッセージを読むことができます。「Windows Live メール」上ではなく、特定のフォルダーや記録メディアにメールを保存して管理したい場合などに利用できます。またeml形式でバックアップしたメールファイルを「Windows Live メール」上に復元することもできます。

  • バックアップとは?
    パソコンが故障したり、保存したファイルやフォルダーを誤って削除してしまったり、パソコンのトラブルなどによってファイルが使えなくなってしまった場合などに備えて、あらかじめファイルを内蔵のハードディスク以外の記録メディア(CD/DVD、SDメモリカード、USBフラッシュメモリなど)にコピーしておくことを言います。
    図1(図1)

※「Windows Live メール」の各フォルダーを一括でバックアップする方法については、以下のリンクを参照してください。
[009832:「Windows Live(TM)メール」メールをバックアップする方法<Windows(R)7>]

準備:記録メディアの用意

バックアップを行なうには、バックアップファイルを保存する記録メディアが必要です。

記録メディアには、さまざまな種類が存在しておりますが、お使いのパソコンによって使用できる記録メディアが異なります。事前に取扱説明書などで使用できる記録メディアを確認してください。また、記録メディアによって容量や用途が異なります。ご使用の環境やバックアップファイルの容量によって、使用する記録メディアを選び、あらかじめ用意してください。

以下に一般的な記録メディアについて説明します。

記憶媒体の種類と容量について
記録メディアの種類 用途 容量
CD データの保存や音楽CDの作成に使用します。
CD-R:1度だけ書き込みができるCD
CD-RW:繰り返し書き換え可能なCD
650MB、700MBなど
DVD データの保存や映像DVDの作成に使用します。
DVD-R:一度だけ書き込みができるDVD
DVD-RW:繰り返し書き換え可能なDVD
DVD-RAM:繰り返し書き換え可能なDVD
4.7GB、8.54GBなど
SDメモリカード データの保存に使用し、繰り返し書き換え可能です。 8MB~2GBなど
USBフラッシュメモリ データの保存に使用し、繰り返し書き換え可能です。 数MB~256GBなど


操作手順

※ここでは例として、デスクトップ上にバックアップ用のフォルダーを作成し、[受信トレイ]内のメールすべてをeml形式でバックアップする方法について説明しています。ほかのフォルダーのメールをバックアップしたい場合は、そのフォルダーを開いて同様の操作を行なってください。

  1. バックアップ用のフォルダーを作成します。
    デスクトップ上のアイコンが何も並んでいないところでマウスの右ボタンをクリックし、表示されるメニューから[新規作成(X)]→[フォルダー(F)]をクリックします。
    図2(図2)

  2. 新しいフォルダーが作成されます。任意の名前を入力して[ENTER]キーを押します。
    ※ここでは例として、受信メール と入力します。
    図3(図3)

  3. 作成したバックアップ用のフォルダーをダブルクリックして開きます。
    図4(図4)

  4. 「Windows Live メール」を起動します。
    [スタート]ボタンスタート→[すべてのプログラム]→[Windows Live]→[Windows Live メール]をクリックします。

    ※「Windows Live メール」が最大化で表示されている場合は、右上の[元に戻す(縮小)]ボタンをクリックして画面のサイズを小さくしてください。
    図5(図5)

  5. 「Windows Live メール」画面とバックアップ用のフォルダー画面の両方が表示される状態になります。
    図6(図6)

  6. 「Windows Live メール」の[受信トレイ]をクリックし、メッセージ一覧からいずれか1通のメールをクリックします。キーボードの[CTRL]キーを押しながら[A]キーを押すとすべてのメールが選択されます。
    ※メッセージ一覧から特定のメールのみ選択したい場合は、キーボードの[CTRL]キーを押しながら選択したいメールをクリックしてください。
    図7(図7)

  7. 選択されたメールをクリックしたままバックアップ用のフォルダー画面上に移動してはなします。
    図8(図8)

  8. バックアップ用のフォルダーにメールがeml形式でコピーされます。
    ※初期設定では、拡張子(*.eml)は表示されません。拡張子を表示するように設定したい場合は、以下のリンクを参照してください。
    [009872:表示されていない拡張子を表示する方法<Windows(R)7>]
    図9(図9)

メールをeml形式でバックアップする操作は以上です。

メールのバックアップファイルは、記録メディアにコピーしてください。

<補足>

メールのバックアップファイルを記録メディアにコピーするときに、「プロパティの損失」画面が表示されます。[□ 同じ処理を現在の項目すべてに適用(X個)(A)](Xには数字が入ります)をクリックしてチェックを付け、[はい(Y)]ボタンをクリックします。

図10(図10)

<メモ>

eml形式のメールファイルは、「Windows Live メール」上に復元しなくてもダブルクリックするだけで読むことができます。

図11(図11)

関連情報

以上