情報番号:018536 【更新日:2018.06.12】
「近距離共有」ファイルを送受信する方法<Windows 10>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows 10 |
カテゴリ |
Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた、ネットワーク、無線LAN、Bluetooth |
回答・対処方法
はじめに
「近距離共有」では、BluetoothまたはWi-Fiを使用して、近くにいるほかのユーザーPCとの間でコンテンツ(ドキュメント、写真、Webサイトへのリンクなど)を送受信することができます。
ここでは、「近距離共有」を使用してファイルを送受信する方法について説明します。
※本機能は、Windows 10 April 2018 Update(Windows 10 バージョン 1803)からの機能となります。お使いのPCのWindows 10バージョンを確認するには、[017041:Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法<Windows 10>]を参照してください。
注意事項
- 本操作を行なうには、共有元と共有先の両方のPCがBluetoothまたはWi-Fi(無線LAN)を搭載していて、Windows 10 April 2018 Update(Windows 10 バージョン 1803)を実行している必要があります。
- 本操作を行なう前に、あらかじめ共有元と共有先の両方のPCの「近距離共有」を有効にしてください。操作方法については、[018535:「近距離共有」有効/無効にする方法<Windows 10>]を参照してください。
- 本操作を行なう前に、あらかじめ共有元と共有先の両方のPCで近くにいるすべてのユーザーからコンテンツを共有または受信できる設定にしてください。設定方法については、[018537:「近距離共有」許可するユーザーを選択する方法<Windows 10>]を参照してください。
- 共有元と共有先のPCの距離が離れすぎていると検出されない、または検出されるが共有できない場合があります。その場合は、距離を縮めてからもう一度操作してください。
- 一般的にBluetooth接続よりもWi-Fi接続の方がファイルの送信にかかる時間は大幅に短縮されます。Wi-Fi接続でファイルを送信するには、共有元と共有先の両方のPCが同じWi-Fiネットワークに接続されている必要があります。
タッチ操作について ※本操作は、マウスまたはクリックパッド(タッチパッド)を使っての操作手順となります。タッチパネル搭載モデルでタッチ操作を行ないたい場合は、[016766:タッチパネルの使いかた<Windows 10>]を参考にし、クリックを“タップ”、ダブルクリックを“ダブルタップ”、右クリックを“長押し(ロングタップ)”に読み替えて操作してください。 |
操作手順
※本情報は、Windows 10 April 2018 Update(Windows 10 バージョン 1803)を元に作成しています。
- 共有元のPCでタスクバーの[エクスプローラー]をクリックします。
(図1)
- 「エクスプローラー」画面が表示されます。共有するファイルが保存されているフォルダーを開きます。
※ここでは例として、クイックアクセスの[ドキュメント]をクリックします。
(図2)
- 共有するファイルをクリックします。
(図3)
- 画面上部の「共有」タブをクリックします。
(図4)
- 共有リボンが表示されます。“送信”の[共有]をクリックします。
(図5)
- 「共有」画面が表示されます。近くにいるほかのユーザーのPCが検出され、デバイス名(コンピューター名)が一覧表示されます。共有先のPCのデバイス名をクリックします。
※共有先のPCデバイス名がわからない場合は、[017382:コンピューター名を確認または変更する方法<Windows 10>]を参照して確認してください。
(図6)
- 共有元のPCに「(共有先のデバイス名)に共有しています」トースト通知が表示されます。共有先のPCが受け入れるのを待機している状態となります。
(図7)
- 共有先のPCに「(共有元のデバイス名)から受信しています」トースト通知が表示されます。[保存して開く]をクリックします。
(図8)
- 共有先のPCで受信したファイルが開かれます。
(図9)
- 共有元のPCに「(共有先のデバイス名)に共有しています・・・正常に送信されました」トースト通知が表示されます。
(図10)
「近距離共有」を使用してファイルを送受信する操作は以上です。
関連情報
以上