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情報番号:002491  【更新日:2004.03.26

パソコンを購入時の状態に戻す方法(再セットアップ方法)<dynabook CX1シリーズ>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)XP
カテゴリ リカバリー、パソコンを購入時の状態に戻す

回答・対処方法

はじめに

同梱されているリカバリDVD-ROMを使って、システムやアプリケーションをご購入時の状態にリカバリ(復元)することを、『再セットアップ』といいます。正常な状態でお使い頂くために必要なシステムファイルをハードディスクから削除してしまった場合や、電源を入れてもシステム(Windows)が起動しなくなったなどの場合に、再セットアップ方法として『システムの復元』を行います。再セットアップは、取扱説明書『困ったときは』の「4章1再セットアップとは」にも記載されております。

●再セットアップをする前に
■トラブル解消方法を探す

パソコンの調子がおかしいと思ったときは、取扱説明書『困ったときは』の「1章 トラブルを解消するまで」をご参照に、解決への手引きを確認してください。いろいろな解決方法をご紹介しております。それでも解決できないときに再セットアップを行ってください。

■データのバックアップをとる
システムの復元をすると、ハードディスク内に保存されていたデータは、すべて消えてしまいます。
ご購入後に作成したファイルなど、必要なデータは、あらかじめ外部記憶メディアにバックアップをとって保存してください。また、インターネットやハードウェアなどの設定は、すべてご購入時の状態に戻ります。システムの復元後も現在と同じ設定でパソコンを使いたい場合は、現在の設定を控えておいてください。バックアップは、普段から定期的に行っておくことを推奨します。
※バックアップについては、取扱説明書『困ったときは』の「2章2 バックアップをとる」をご参照ください。
※メール(受信メール/送信メール/アドレス帳など)のバックアップにつきましては、本情報末尾の<関連情報>をご参照ください。

●リカバリDVD-ROMについて
本製品には次のリカバリDVDが同梱されています。

  • リカバリDVD-ROM
  • アプリケーションDVD-ROM

リカバリDVD-ROMは、再セットアップのときに必要です。絶対に紛失しないようご注意ください。
紛失した場合、再発行することはできません。リカバリDVDは本製品専用です。他のパソコンで再セットアップを実行しないでください。

●はじめる前に
【必要なもの】

  • リカバリDVD-ROM
  • 取扱説明書『困ったときは』、『さあ始めよう』、『使ってみよう』、『応用にチャレンジ』
    ※Microsoft(R) Office 搭載モデルおよびOneNote搭載モデルの場合は以下のものもご用意ください。
     ・「Microsoft(R) Office Personal Edition 2003」
     ・「Microsoft(R)Office OneNote(TM)2003」
    セットアップには「Microsoft(R) Office Personal Edition 2003」または「Microsoft(R)Office OneNote(TM)2003」の『プロダクトキー』が必要になりますので、ご確認ください。

【準備】

  • 必要なデータを保存(バックアップ)する。
    システムを復元すると、ハードディスクの内容は全て削除されます。必要なデータは、あらかじめバックアップをとって保存してください。
    バックアップについては、取扱説明書『困ったときは』の「2章2 バックアップをとる」をご参照ください。
    ※ハードディスクをフォーマットしたりシステムファイルを削除してしまい電源を入れてもシステムが起動しない場合は、データのバックアップ作業を行うことができません。システムの復元を行っても、ハードディスクに保存されていたデータは復元できません。
  • 周辺機器をすべて外す。
    フロッピーディスクドライブやマウス、増設したハードディスクドライブやメモリなど、周辺機器を取り外してください。
    周辺機器の取り外しについては、取扱説明書『応用にチャレンジ』の「2章 周辺機器の接続」をご参照ください。

操作手順

  1. パソコン本体にACアダプタと電源コードを接続します。
  2. パソコンを起動し、ドライブに「リカバリ DVD-ROM」をセットします。Windowsを終了し、パソコンの電源を切ります。
  3. キーボードの[F12]キーを押しながら、パソコンの電源を入れてください。「dynabook」のロゴと、ハードディスクやCD-ROMなどのアイコンが表示されます。
    図1(図1)

    ●上記図1の画面が表示されなかった場合
    a.キーボードの[C]キーを押しながら、パソコンの電源を入れてください。
    b.真っ暗な画面の画面左上に白いカーソルがひとつだけ点滅しながら表示されましたら、[C]キーをはなします。
    c.「初期インストールソフトウェアの復元」画面が表示されますので、手順5へ進んでください。

     
  4. キーボードの[→]キーまたは[←]キーを押してCDのアイコンにカーソルを合わせ、[Enter]キーを押してください。
  5. 「初期インストールソフトウェアの復元」画面が表示されます。
    図2(図2)

    ●“[1]ご購入時の状態に復元” を選択した場合
    ご購入時の状態に復元する場合に選択してください(推奨)。ハードディスクを分割しないでCドライブのみとします。
    a.宜しければ、キーボードの[1]キーを押してください。
    b.「ハードディスクの内容は、すべて削除されます!」というメッセージが表示されますので、手順6へ進んでください。

    ●“[2]パーティションサイズを変更せずに復元” を選択した場合
    複数のパーティションを設定している状態で、現在のパーティション設定をそのまま使用したい場合に選択してください。
    a.キーボードの[2]キーを押してください。
    b.「先頭パーティションのデータは、すべて削除されます!」というメッセージが表示されますので、手順6へ進んでください。

    ●“[3]パーティションサイズを指定して復元” を選択した場合
    パーティション設定を指定したい場合に選択してください。
    a.キーボードの[3]キーを押してください。
    b.「ハードディスクの内容は、すべて削除されます!」というメッセージが表示されます。
    c.キーボードの[Y]キーを押してください。「パーティションサイズの指定」画面が表示されます。
    d.キーボードの[→]キーまたは[←]キーを使って、パーティションのサイズを指定してください。
     ここではハードディスクに対するCドライブのサイズを設定します。
     ディスク容量が残った場合は「管理ツール」で設定してください。
     「管理ツール」での設定方法は、取扱説明書『困ったときは』の「4章2-2 パーティションを設定する」をご参照ください。

    ●“[4]ハードディスク上の全データの消去” を選択した場合
    ハードディスク上のデータは全て消去したい場合に選択してください。
    詳細は、取扱説明書『困ったときは』の「5章2-2-4 ハードディスクの内容をすべて消去する」をご参照ください。

     
  6. 作業を続行してもよろしければ、キーボードの[Y]キーを押してください。
    ※処理を中止する場合は、キーボードの[N]キーを押してください。 
  7. 「復元を開始します!」というメッセージが表示されます。作業を続行してもよろしければ、キーボードの[Y]キーを押してください。
    復元が実行されます。復元中は図3の画面が表示されます。復元の進行状況を示すグラフが100%まで伸びたあと、もう一度0%から始まります。
    グラフが2度目に100%に達すると完了です。
    図3(図3)

     
  8. 復元が完了すると、図4の画面が表示されます。「リカバリ DVD-ROM」をマルチドライブから取り出し、何かキーを押して下さい。
    システムが再起動します。
    図4(図4)

     
  9. Windowsのセットアップを行います。
    Windowsのセットアップは、取扱説明書『さあ始めよう』の「1章-3 Windowsのセットアップ」をご参照ください。

システムの復元は以上で完了です。

Microsoft Office 搭載モデルおよびOneNote搭載モデルの場合、「Microsoft(R) Office Personal Edition 2003」または「Microsoft(R)Office OneNote(TM)2003」は上記のシステムの復元作業では復元されません。Windowsセットアップが終了した後に、『Microsoft(R) Office Personal Edition 2003スタートガイド』、『Microsoft(R)Office OneNote(TM)2003お使いになる前に』をよく読んで、復元してください。「Microsoft(R) Office Personal Edition 2003」または「Microsoft(R)Office OneNote(TM)2003」の再インストールは、取扱説明書『困ったときは』の「4章3-2 Microsoft Officeを再インストールする」をご参照ください。

<補足>

  • ご購入後に変更した設定がある場合は、Windowsのセットアップ後に、もう一度設定をやり直してください。
    周辺機器の接続は、取扱説明書『応用にチャレンジ』の「2章 周辺機器の接続」をご参照ください。
  • 周辺機器の接続、ご購入後に追加したアプリケーションのインストールも、Windowsのセットアップ後に行ってください。
    アプリケーションのインストールは、取扱説明書『応用にチャレンジ』の「4章 アプリケーションについて」をご参照ください。

関連情報

[001301:メールのバックアップ手順と復元手順<Microsoft(R)Outlook(R)Express 6>]
[001302:各アカウントのバックアップ手順と復元手順<Microsoft(R)Outlook(R)Express 6>]
[001303:アドレス帳のバックアップ手順と復元手順<Microsoft(R)Outlook(R)Express 6>]
[001304:Microsoft(R)Internet Explorer 6のデータのバックアップ手順と復元手順<Windows(R)XP>]
[001309:Microsoft(R)Word/Excelのデータをバックアップする方法<Windows(R)XP>]
[001311:作成した外字のバックアップと復元方法<Windows(R)XP>]
[001620:ダイヤルアップ接続の設定を保存する方法<Windows(R)XP>]

以上