回答・対処方法

内容と対応

「ウイルスバスター2010」は、ウイルスやスパイウェアなどの脅威から、お使いのコンピューターやコンピューターに保存している大切な個人情報などを守ってくれる総合セキュリティ対策ソフトウェアです。

「ウイルスバスター2010」で各機能の設定を行なった後、インターネットに接続できなくなった場合は、以下の設定を確認してください。

【注意】
本製品にインストールされている「ウイルスバスター2010」は、90日無料版です。
90日を経過するとウイルスチェック機能を含めて、すべての機能がご使用できなくなります。
ウイルスチェックがまったく行なわれない状態となりますので、かならず期限切れ前に有料の正規サービスへ登録するか、他の有効なウイルス対策ソフトを導入してください。

※「ウイルスバスター2010」の詳細、お問い合わせ窓口については、以下のリンクを参照してください。
お問い合わせ窓口は、ウイルスバスターサービスセンターになります。
［010494：「ウイルスバスター(TM)2010」について］

確認1：緊急ロックの設定

「緊急ロック」機能は、お使いのコンピューターがウイルスやスパイウェアに感染している恐れがある場合にインターネットを含むすべてのネットワークからコンピューターを一時的に切断することができます。緊急ロックをかけることでウイルス感染や不正アクセスの被害拡大を防ぐことができます。

「緊急ロック」機能が有効になっていると、インターネットに接続できません。

まずお使いのコンピューターがウイルス/スパイウェアに感染していないことを確認してください。
コンピューター全体を検索する方法については、［010499：「ウイルスバスター(TM)2010」コンピューター全体を検索する方法(総合検索)］を参照してください。

ウイルス/スパイウェアに感染していないことを確認した上で、以下のリンクの＜補足：緊急ロックを解除するには＞を参照し、緊急ロックを解除してください。
［010504：「ウイルスバスター(TM)2010」ウイルス感染の拡大や不正アクセスを防ぐためにネットワーク接続を一時的に切断(緊急ロック)する方法］

緊急ロックの解除後、インターネットに接続できることを確認してください。

確認2：パーソナルファイアウォールの設定

「パーソナルファイアウォール」機能は、お使いのコンピューターで指定しているプロファイル(通信環境)ごとに外部のコンピューターとのデータのやり取りを常に監視し、外部のコンピューターからの不正なアクセスを未然に防ぐことができます。

「パーソナルファイアウォール」機能を設定したことで、インターネットに接続できなくなる場合があります。

いったん「パーソナルファイアウォール」機能を無効にして、インターネットに接続できるようになるか確認してください。

「パーソナルファイアウォール」機能を無効にする方法については、［010510：「ウイルスバスター(TM)2010」「パーソナルファイアウォール」機能の有効/無効を切り替える方法］を参照してください。

「パーソナルファイアウォール」機能を無効にするとインターネットに接続できるようになる場合は、［010509：「ウイルスバスター(TM)2010」コンピューター外部からの不正侵入や内部からのデータ流出などを防止する方法］を参照し、プロファイルを切り替えたり、セキュリティレベルを確認してください。

また、特定のソフトウェア(プログラム)のみインターネットに接続できない場合は、［010512：「ウイルスバスター(TM)2010」「パーソナルファイアウォール」機能で特定のプログラムを例外設定に追加する方法］を参照し、拒否設定になっていないか確認してください。

設定確認後、「パーソナルファイアウォール」機能を有効に戻し、インターネットに接続できることを確認してください。

確認3：不正変更の監視の設定

「不正変更の監視」機能は、コンピューターの設定に不正な変更を加えたり、ほかのプログラムを介してインターネットに接続したりするスパイウェアなど、不正なものと思われる変更が見つかった場合にポップアップメッセージで警告し、スパイウェアによる被害を未然に防ぐことができます。

「不正変更の監視」機能を設定したことで、プログラムの正常な設定変更もブロックしてしまい、インターネットに接続ができなくなる場合があります。

いったん「不正変更の監視」機能を無効にして、インターネットに接続できるようになるか確認してください。

「不正変更の監視」機能を無効にする方法については、［010507：「ウイルスバスター(TM)2010」「不正変更の監視」機能の有効/無効を切り替える方法］を参照してください。

「不正変更の監視」機能を無効にするとインターネットに接続できるようになる場合は、［010506：「ウイルスバスター(TM)2010」ウイルス/スパイウェアによる不正な変更を監視する方法］を参照し、常に拒否する設定になっていないかを確認してください。

また、特定のソフトウェア(プログラム)のみインターネットに接続できない場合は、［010508：「ウイルスバスター(TM)2010」「不正変更の監視」機能で特定のソフトウェアを例外設定に追加する方法］を参照し、拒否設定になっていないか確認してください。

設定確認後、「不正変更の監視」機能を有効に戻し、インターネットに接続できることを確認してください。

確認4：フィッシング詐欺対策の設定

「フィッシング詐欺対策」機能は、フィッシング詐欺やファーミング詐欺などを目的としているWebサイトや、安全性が低いと評価されているWebサイトへのアクセスをブロックします。正規のWebサイトになりすました偽のWebサイトにアクセスして、個人情報をだましとられる被害などを防ぐことができます。

「フィッシング詐欺対策」機能を設定したことで、特定のWebサイトが表示できなくなる場合があります。

いったん「フィッシング詐欺対策」機能を無効にして、Webサイトが表示できるようになるか確認してください。

「フィッシング詐欺対策」機能を無効にする方法については、［010515：「ウイルスバスター(TM)2010」「フィッシング詐欺対策」機能の有効/無効を切り替える方法］を参照してください。

「フィッシング詐欺対策」機能を無効にするとWebサイトが表示できるようになる場合は、［010514：「ウイルスバスター(TM)2010」フィッシング詐欺やファーミング詐欺の疑いがあるWebサイトへのアクセスをブロックする方法］を参照し、判定レベルを確認してください。

また、アクセスしても安全だとわかっているWebサイトの場合は、［010516：「ウイルスバスター(TM)2010」「フィッシング詐欺対策」機能で閲覧を許可するWebサイトを追加する方法］を参照し、「許可するWebサイト」に登録することでアクセスできるようになります。

設定確認後、「フィッシング詐欺対策」機能を有効に戻し、Webサイトが表示できることを確認してください。

確認5：有害サイト規制の設定

※「有害サイト規制」機能は、お子さまが安全にインターネットを利用できるように、保護者が利用時のルールを設定している場合があります。

「有害サイト規制」機能は、ユーザーを指定してインターネットの利用を制限することができます。わいせつな内容や暴力的な内容などの有害情報を含むWebサイトへの表示をブロックすることや、Webサイトへのアクセスを規制するスケジュールを設定すること、指定した個人情報が無断で外部に送信されないようにすることができます。

特定のWebサイトのみ表示できない場合は、有害情報を含むWebサイトのアクセスを禁止するように設定されている可能性があります。
保護者にURLフィルタのレベルやフィルタのカテゴリを確認してもらってください。
詳細については、［010524：「ウイルスバスター(TM)2010」「有害サイト規制」機能で有害情報を含むWebサイトのアクセスを禁止する方法］を参照してください。

特定の曜日、時間のみインターネットに接続できない場合は、インターネットの利用時間帯が制限されている可能性があります。
保護者にWebアクセスのスケジュールを見直してもらうように相談してください。
詳細については、［010675：「ウイルスバスター(TM)2010」「有害サイト規制」機能でWebサイトへアクセスできる時間帯を設定する方法］を参照してください。

Webサイト上で個人情報を入力して送信するとブロックされてしまう場合は、個人情報が無断で外部に送信されないように設定されている可能性があります。
保護者に相談してください。
詳細については、［010676：「ウイルスバスター(TM)2010」「有害サイト規制」機能でパスワードのような個人情報をWebブラウザー、メールなどで送信できないようにする方法］を参照してください。

また、「有害サイト規制」機能を有効にしたまま、特定のWebサイトのみアクセスを許可してもらいたい場合は、［010677：「ウイルスバスター(TM)2010」「有害サイト規制」機能で閲覧を許可するWebサイトを追加する方法］を参照して、保護者に登録してもらってください。

以上