情報番号:013884 【更新日:2024.07.11】
日常の取り扱いとお手入れ
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows 11,Windows 10 |
カテゴリ |
Windowsの操作/設定、キーボード、マウス/タッチパッド、タッチパネル、CD/DVD/ブルーレイディスク、ディスプレイ |
回答・対処方法
内容と対応
本情報では、パソコンの日常の取り扱いとお手入れについてご紹介します。
パソコンも普段からのお手入れが必要です。とくにホコリや湿気に弱いため、マメにお手入れをする必要があります。ディスプレイやキーボードなど、場所によってお手入れの方法が違います。パソコンだけではなく、いっしょに使う物もみんなホコリが苦手です。しっかりお手入れして、長く使えるようにしましょう。
(図1)
※本製品ご購入時に同梱されている「安心してお使いいただくために」の「安全上のご注意」、「ご使用上のお願い」にも日常の取り扱いとお手入れをするときに守ってほしいことが記述されています。あらかじめその記述をよく読んで、指示を守ってください。
日常の取り扱いでは、次のことを守ってください。
- 最適な場所で使う
- パソコン本体および付属品について
- キーボード
- タッチパッド (ノートパソコンのみ対象)
- ディスプレイ
- CD/DVD/ブルーレイディスク
- 日常お手入れできないパソコン内部の点検と清掃
1.最適な場所で使う
人間にとって住みやすい温度と湿度の環境が、パソコンにも最適な環境です。
(図2)
次の点に注意して置き場所、使う場所を決めてください。
- 安定した場所に置きましょう。
不安定な場所に置くと、パソコンが落ちたり倒れたりするおそれがあり、故障やけがにつながります。
- 温度や湿度が高いところは避けましょう。
暖房や加湿器の送風が直接あたる場所はよくありません。
- 強い磁気を発するものの近くで使用しないでください。
磁石はもちろん、スピーカー、テレビの近くは磁気の影響を受けます。磁気ブレスレットなどもパソコンを使用するときははずすようにしましょう。
- 照明や日光があたる位置も考慮しましょう。
照明や日光が直接ディスプレイにあたると、反射して画面が見づらくなります。
- ラジオやテレビの近くで使用しないでください。
ラジオやテレビの受信障害を引き起こすことがあります。
- 無線通信装置から離してください。
携帯電話も無線通信装置の一種です。
- パソコンの通風孔をふさがないように置きましょう。
通風孔はパソコン本体内部の熱を外部に逃がすためのものです。ふさぐと、パソコン本体内部が高温となるため、本来の性能を発揮できない原因や故障の原因となります。
2.パソコン本体および付属品について
- 本製品ご購入時に同梱されている「安心してお使いいただくために」の「安全上のご注意」、「ご使用上のお願い」に、パソコン本体、ACアダプター、電源コードを使用するときに守ってほしいことが記述されています。あらかじめその記述をよく読んで、指示を守ってください。
- 機器の汚れは、柔らかくきれいな乾いた布などでふき取ってください。汚れがひどいときは、水に浸した布を固くしぼってからふきます。
- 中性洗剤、揮発性の有機溶剤(ベンジン、シンナーなど)、化学ぞうきんなどは使用しないでください。
- 薬品や殺虫剤などをかけないでください。
- 可燃性ガスのエアゾールやスプレーを使用しないでください。
- ディスプレイは静かに閉じてください。
- 使用できる環境は次のとおりです。
温度5~35℃、湿度20~80%
※使用環境条件は、本製品の動作を保証する温湿度条件であり、性能を保証するものではありません。 - 高温になる場所や湿度の高い場所には置かないでください。
- 水をかけたり、湿気の多いものの上に置かないでください。
- 落としたり、衝撃を与えないでください。
- 分解しないでください。
- 次のような場所で使用や保管をしないでください。
直射日光の当たる場所/非常に高温または低温になる場所/急激な温度変化のある場所(結露を防ぐため)/強い磁気を帯びた場所(スピーカーなどの近く)/ほこりの多い場所/振動の激しい場所/薬品の充満している場所/薬品に触れる場所 - 使用中に本体の底面やACアダプターが熱くなることがあります。本体の動作状況により発熱しているだけで、故障ではありません。
- ケーブル類は折り曲げたり、巻き付けたりしないでください。故障の原因となることがあります。
- 電源プラグを長期間にわたってコンセントに接続したままにしていると、電源プラグにほこりがたまることがあります。定期的にほこりをふき取ってください。
3.キーボード
4.タッチパッド (ノートパソコンのみ対象)
- 乾いた柔らかい素材のきれいな布でふいてください。
汚れがひどいときは、水かぬるま湯に浸した布を固くしぼってからふきます。
5.ディスプレイ
■取り扱いについて
ディスプレイの破損や故障を防ぐために、次のことを守ってください。
・ノートパソコン
- 液晶ディスプレイ表面を押さないでください。
- 液晶ディスプレイ部分をつかんで持ち上げないでください。
- キーボード上にペン等、ものをはさんだ状態で液晶ディスプレイを閉じないでください。
(図3)
・タッチパネル搭載ノートパソコン
- 画面をタッチするときは、強く押さないでください。
- 画面は指で操作してください。先のとがったものや硬いもの(つめ、鉛筆、ボールペンなど)で画面をタッチしたり押さえつけたりしないでください。画面を傷つけるおそれがあります。
- 画面に保護フィルムを貼らないでください。保護フィルムを貼ると、タッチ操作が正しく行なわれないおそれがあります。
・REGZA PC
- 持ち運ぶときは、ディスプレイ下部を両手で下から持ち上げるか、ディスプレイ下部を片手で下から持ち、横から支えるようにしてください。スタンド部分やディスプレイ上部を持って運ぶと、パソコン本体が落下して故障するおそれがあります。
- 持ち運ぶときは、ディスプレイ下部のメッシュカバー部分を強く押さないようにしてください。変形するおそれがあります。
- 持ち運ぶときは、パソコン背面の結合部を持たないようにしてください。ディスプレイとスタンドの間に指をはさみ、けがをするおそれがあります。
(図4)
(図5)
■画面のお手入れ
- ディスプレイはほこりがつきやすいので、いつもきれいな状態でお使いください。
- タッチパネル搭載モデル以外の場合、画面の表面には偏光フィルムが貼られています。このフィルムは傷つきやすいので、むやみに触れないでください。
表面が汚れた場合は、柔らかくきれいな布で軽くふき取ってください。水や中性洗剤、揮発性の有機溶剤、化学ぞうきんなどは使用しないでください。 - 無理な力の加わる扱いかた、使いかたをしないでください。
液晶ディスプレイは、ガラス板間に液晶の配向処理して注入してあります。強い力を加えると配向が乱れ、発色や明るさが変わって元に戻らなくなる場合があります。また、ガラス板を破損するおそれもあります。 - 水滴などが長時間付着すると、変色やシミの原因になるので、すぐにふき取ってください。
ふき取る際は、力を入れないで軽く行ってください。
(図6)
■残像防止について
長時間同じ画面を表示したままにしていると、画面表示を変えたときに前の画面表示が残ることがあります。この現象を残像といいます。残像は、画面表示を変えることで徐々に解消されますが、あまり長時間同じ画面を表示すると画像が消えなくなりますので、同じ画面を長時間表示するような使いかたは避けてください。
また、次の機能を利用すると、残像防止ができます。
■表示について
TFTカラー液晶ディスプレイは非常に高度な技術を駆使して作られております。非点灯、常時点灯などの画素(ドット)が存在することがあります(有効ドット数の割合は99.99%以上です。有効ドット数の割合とは、「対応するディスプレイの表示しうる全ドット数のうち、表示可能なドット数の割合」です)。また、見る角度や温度変化によって色むらや明るさのむらが見える場合があります。これらは、故障ではありませんので、あらかじめご了承ください。
6.CD/DVD/ブルーレイディスク
CDメディア/DVDメディア/ブルーレイディスクメディアなどを取り扱うときは、次の点を守ってください。
- 傷、汚れをつけないよう、取り扱いには十分注意すること
- データ表面を持たない、外側の端か、中央の穴のところを持つようにする
- データ記憶面/レーベル面ともにラベルを貼らない
- レーベル面に文字などを書くときは、油性のフェルトペンなどを使用し、ボールペンや鉛筆などペン先が硬いものは使用しない
- 直射日光が当たるところや、極端に暑かったり寒かったりする場所に置かない
- 汚れたりほこりをかぶったりしたときは、乾燥した清潔な布で円盤の中心から外側に向かって直線上にふき取ること
乾燥した布ではふき取れない場合は、水か中性洗剤で湿らせた布を使用してください。ベンジンやシンナーなどの薬品は使用しないでください。
(図7)
日常お手入れできないパソコン内部の点検と清掃
当社では、お客様のパソコンをお預かりして、日常、お手入れできないパソコン内部の点検、清掃を行うほか、 当社の診断プログラムに基づいた各種点検を実施するサービスがございます。作業内容や料金などについては、「dynabook あんしん点検 パソコン点検サービス」ページを参照してください。
※お問い合わせの際は、お使いのパソコンの機種名/型番をあらかじめ確認してください。確認する方法は、[【ケース03】パソコンの仕様と性能を確認しよう]を参照してください。
以上