「Windows Hello(顔認証)」顔データを新規登録する方法＜Windows 10＞

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS	Windows 10
カテゴリ	Windowsの操作/設定、セキュリティ情報、アカウント設定、パスワード

回答・対処方法

はじめに

顔認証センサーを搭載したモデルは「Windows Hello」(ウインドウズハロー)を使用して、顔を登録することにより、顔認証でWindowsへサインインを行うなどができます。

ここでは、「Windows Hello(顔認証)」で顔データを新規登録する方法について説明します。

※「Windows Hello(顔認証)」の概要、注意事項やお願い事項などについては、［018156：「Windows Hello(顔認証)」について＜Windows 10＞］を参照してください。

準備

「Windows Hello」で顔データを登録するには、あらかじめ使用するユーザーに対してWindowsパスワードとPINの設定が必要です。

Windowsパスワード
Windowsにサインインするときのアカウントパスワードになります。
◆Microsoftアカウントを使用している場合
既定でパスワードが設定されています。

◆ローカルアカウントを使用している場合
パスワードが未設定の場合は、［016741：ローカルアカウントにパスワードを設定する方法＜Windows 10＞］を参照してパスワードを設定してください。
PIN
パスワードの代わりに使う暗証番号(4桁以上の数字の組み合わせ)になります。
未設定の場合は、［016746：パスワードの代わりに暗証番号(PIN)を設定する方法＜Windows 10＞］を参照してPINを設定してください。

操作手順

※本手順は、Windows 10 2022 Update(Windows 10 バージョン 22H2)を元に作成しています。バージョンが異なると若干手順や画面が異なる場合があります。ご了承ください。お使いのパソコンのWindows 10バージョンを確認するには、［017041：Windowsのバージョンとビルド番号を確認する方法＜Windows 10＞］を参照してください。

タスクバーの［スタート］ボタンをクリックします。
(図1)
［スタート］メニューが表示されます。［設定］をクリックします。
(図2)
「設定」画面が表示されます。［アカウント］をクリックします。
(図3)
「アカウント」画面が表示されます。［サインインオプション］をクリックします。
(図4)
「サインインオプション」画面が表示されます。“デバイスへのサインイン方法の管理”の［Windows Hello 顔認証］をクリックします。
(図5)
“Windows Hello 顔認証”の［セットアップ］をクリックします。
(図6)
「Windows Helloセットアップ」が起動します。「Windows Helloへようこそ」の［開始する］をクリックします。
(図7)
「ユーザーを確認しています」画面が表示されます。“PIN”欄に設定済みのPINを入力します。
(図8)
“フレームの中央に顔が写るように調節してください。”メッセージが表示されます。フレームの中央に顔が写るように、顔認証用センサーの正面に顔を向けてください。
(図9)
“カメラをまっすぐ見続けてください。”メッセージが表示され、顔データの作成状況が表示されます。顔データの作成が完了するまで、そのままお待ちください。
(図10)
「すべて完了しました。」画面が表示されます。［閉じる］をクリックします。
※眼鏡をかけたまま顔認識を設定した場合は、［精度を高める］をクリックして、眼鏡を外した状態でもう一度セットアップを実行してください。これを行うと、眼鏡の有無にかかわらずあなたを認識できるようになります。
(図11)
「サインインオプション」画面に戻ります。顔データが登録されると、“Windows Hello 顔認証”に“Windows、アプリ、サービスに顔認証でサインインする準備ができました。”と表示され、［セットアップ］が［認識精度を高める］と［削除］に変更されます。
(図12)
右上の［×］をクリックして「サインインオプション」画面を閉じます。