データ暗号化の「鍵」を専用チップで厳重管理。
TPMセキュリティチップ
通常のPCでは、暗号化されたデータと暗号化の「鍵」の両方をHDDに保存しています。TPMセキュリティチップを搭載するPCでは、暗号化されたデータがHDD上の仮想ドライブに保存され、一方、暗号化の「鍵」は専用チップで厳重に保管されます。万が一、HDDを抜かれ別のPCでアクセスしても「鍵」が取り出せないため解読は困難です。
●TCG(Trusted Computing Group)準拠
セキュリティチップは、業界団体であるTCG(Trusted Computing Group)で定義された仕様(Ver 1.2)に準拠しております。
トリプルパスワードによる個人認証で、PCへの不正アクセスを防止。
BIOS・HDD・Windows®パスワード
PCの起動時、HDDへのアクセス時、起動したWindows®へのサインイン時のそれぞれにパスワードを設定。
1 電源投入時 〈BIOSパスワード〉
BIOSレベルでロックをかけることにより、PCをパスワードで保護します。パスワードを設定した場合は、電源投入時(OS起動前)にパスワード入力が必要です。OSを入れ替えてもBIOSパスワードは維持されます。
2 HDDアクセス時 〈HDDパスワード〉
HDDにパスワードでロックをかけHDD内のデータを保護することができます。HDDが万が一盗難にあっても電源投入時にHDDパスワードが必要となり、HDDへの不正アクセス防止を強化します。
3 Windows® 起動時 〈Windows®パスワード〉
起動したWindows® システムへのサインイン時に必要となるパスワードです。
メールやインターネット経由でのウイルス侵入を監視、検知、駆除します。
「ウイルスバスター クラウド™ 90日版」
●最新ウイルス定義により、悪質プログラムの感染防止。
メールの添付ファイルやWebを通じて感染を広げるコンピューターウイルス。その手口は、パスワード盗聴、不正アクセスプログラムのインストールなど悪質化しています。アンチウイルスソフトは、最新のウイルス定義ファイルおよびファイアウォール規則により、こうしたリスクを低減させます。
HDDの全データを上書き消去。PCの廃棄や譲渡の際も安心。
「ハードディスクデータ消去機能」
PCでファイル削除やリカバリー操作を行うと、HDDのデータが消去されたように見えますが、実は管理データが消去されただけで実際のデータは残っています。市販のデータ復旧ソフトなどを実行すると、こうしたデータを復元して読み取ることが可能です。東芝では全機種で、米国国防総省方式(DoD 5220.22-M)によるハードディスクデータ消去機能(リカバリーメニュー)を提供しています。この方式では、固定値2回、乱数1回の計3回データを上書きすることにより元のデータを塗りつぶし、HDDからのデータ復元を困難にします。
※ご使用になったEQUIUMを廃棄・譲渡する際には、お客様の責任でハードディスクに記録された全データを標準搭載の「ハードディスクデータ消去機能」を利用して消去することを強くおすすめします。
詳細はdynabook.com (https://dynabook.com/pc/eco/haiki.htm)
「パソコンの廃棄・譲渡時のハードディスク上のデータ消去に関するご注意」をご覧ください。
データ実行防止機能。
Execute Disable Bit機能
Execute Disable Bit機能を搭載したCPUが、メモリのデータ領域におけるプログラム実行を検知・防止します。このため、ワームやウイルスなどの不正プログラムによるバッファー・オーバーフロー攻撃を抑止します。
ワイヤーによる物理的なロックでPCを固定し盗難を抑止。
セキュリティロック・スロット
※別途、市販のワイヤーをご用意ください。
東芝では、これまでも地球環境に配慮したPCの開発に努め、2005年1月からはプリント基板と筐体についてEU(欧州連合)RoHS*1指令に対応したPCを発売してきました。EQUIUMシリーズでは、製品全体がRoHS指令に対応しています。また、J-Moss*2(電気・電子機器の特定化学物質の含有表示方法)にて規定されている特定化学物質の含有率が基準以下であることを示すJ-Mossグリーンマークに適合しています。詳細はWebサイトでご確認ください。
https://dynabook.com/pc/eco/search/cgi-bin/jm_search.cgi
*1:RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances…EU(欧州連合)では、コンピューターや通信機器、家電などで特定有害物質(6物質群)の使用禁止を定めたRoHS指令が2006年7月から施行されています。
*2:J-Moss…電気・電子機器の特定化学物質の含有表示方法について規定した日本工業規格(JIS C 0950)です。
欧州RoHS、J-Mossで対象となる特定有害物質
●鉛(Pb) ●六価クロム(Cr6+)
●水銀(Hg) ●カドミウム(Cd)
●ポリ臭化ビフェニル類(PBBs)
●ポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDEs)
(有害物質含有の除外規定についてはJ-Moss、欧州RoHSで異なる部分もありますが、本製品は双方の基準に適合しています)。
環境配慮事項(具体的内容等) | |||||
グリーン購入法 |
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PCおよびタブレット端末に関するVOC放散速度指針値(第1版)に適合 |
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PCグリーンラベルの基準(Ver.13)に適合
※環境性能レーティング(星マーク)とは、加点項目の達成状況に応じて格付けしたものです。★☆☆は達成率35%未満、★★☆は35%以上70%未満、★★★は70%以上を示します。 |
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環境調和に配慮したPC |
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リサイクルの促進 |
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使用済み製品の回収・再資源化 |
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国際エネルギースタープログラムの基準に適合 |
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省エネ法(目標年度2011年度) |
高品質のサービスにより、サポート体制も充実しています。