情報番号:905013 【更新日:2015.04.14】
Microsoft(R)アカウントとは?<Windows 8.1>
対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種 |
|
対象OS |
Windows 8.1 |
カテゴリ |
Windowsの操作/設定、アカウント設定 |
回答・対処方法
はじめに
PCを購入してはじめて電源を入れたとき、Windowsを使えるようにするためにセットアップを行ないます。そのときにお使いのPCを使用するためのアカウントとパスワードを設定します。
また、1台のPCを家族みんなで使用する場合、新規にアカウントとパスワードを追加することで大切なデータを触られたり、設定を変更されたり、メールを読まれたりなどのプライバシーを守ることができます。
アカウントにはパソコン1台を利用できるようになるローカルアカウントと、インターネット上の複数のサービスにまとめてログインできるMicrosoftアカウントの2種類があります。
(図1)
ここでは、Microsoftアカウントについて説明します。
Microsoftアカウントとは?
マイクロソフト社が提供しているインターネット上で個人認証を行なう手段のひとつです。Microsoftアカウントを利用するには、インターネット接続環境とサインインするためのメールアドレスとパスワードが必要になります。Microsoftアカウントは、設定やデータがクラウド上に保存されるので、たとえば外出先のWindows 8.1PCにご自身のMicrosoftアカウントを追加し、サインインすることでご自宅のPCと同じ環境、保存したデータにアクセスすることができます。
(図2)
Microsoftアカウントで利用できるサービスは?
同じMicrosoftアカウントでサインインするすべてのWindows 8.1PCで利用できるサービスは以下となります。
個人設定の同期
ご自身のPCに設定している壁紙などの設定やブラウザーのお気に入り/履歴、インストールしたWindowsストアアプリの使用など複数のPCで同じ使い心地を実現することができます。
「メール」、「OneDrive」などのクラウドサービスに自動的にサインイン
「メール」で送受信したメールの閲覧や「OneDrive」に保存したドキュメントや写真などのファイルにアクセス/共有をすることができます。
友だちの連絡先情報や更新情報を同期して1つにまとめる
Facebook、Twitter、Outlook、LinkedInのアカウントを「People」アプリにリンクすると、いずれかのSNSで変更を行なっても自動的に同期され最新の情報を確認することができます。
「ストア」からアプリのダウンロード
Windowsストアから自分の好きなアプリをすぐにインストールできます。またインストールしているストアアプリの最新版が提供されると自動的に入手し更新されます。
「Microsoft Office Premium プラス Office 365 サービス」の利用
一部のモデルに搭載されている「Microsoft Office Premium プラス Office 365 サービス」を利用するには、Microsoftアカウントが必須となります。
Microsoftアカウントを設定するには?
Microsoftアカウントを追加する方法は複数あり、またMicrosoftアカウントをすでに持っているか/持っていないかで操作手順が異なります。条件にあった操作手順を参照してください。
※現在サインインしているアカウントがローカルアカウントなのかMicrosoftアカウントなのか確認したい場合は、、以下のリンクを参照してください。
[014770:現在サインインしているユーザーがMicrosoft(R)アカウントかローカルアカウントか確認する方法<Windows 8.1>]
Microsoftアカウントをお持ちでないかた
Microsoftアカウントを新規に取得する必要があります。
※ローカルアカウントをMicrosoftアカウントに切り替えると、ローカルアカウントで使用中にPCに保存していたユーザーデータ(ドキュメント、ピクチャなど)を保持したまま、Microsoftアカウントとして利用できます。
※Microsoftアカウントは各個人で1つの取得となります。家族みんなで1台のPCを共有して使用する場合は、家族の人数分のMicrosoftアカウントを設定する必要があります。
Microsoftアカウントをすでにお持ちのかた
PCをリカバリーする前に使用していたMicrosoftアカウントを使用したい、別のPCで使用しているMicrosoftアカウントを追加したい場合は、取得済みのMicrosoftアカウントを追加することができます。
関連情報
以上