情報番号:019213 【更新日:2024.06.17】
ノート/デタッチャブルモデルは、バッテリーパックが搭載または内蔵されています。バッテリーパックを充電すると、バッテリー駆動(電源コードとACアダプターを接続しない状態)で使うことができます。外出先でバッテリー駆動で使用する場合は、パソコンの消費電力を抑え、少しでも長い時間使用できると便利です。
ここでは、バッテリーを節約する方法について説明します。
※詳しくは、各リンクを参照してください。
省エネ設定を選択する
「エネルギーに関する推奨事項」は、消費電力に大きく影響する設定(電源モード、画面の明るさ、電源とスリープの設定、スクリーンセーバー、USBバッテリー節約機能など)を1か所で収集するため、消費電力を削減し、バッテリーの寿命を向上させることができます。
[019191:省エネルギーに関する推奨事項を適用して二酸化炭素排出量を削減する方法<Windows 11>]
バッテリー節約機能を使用する
バッテリー節約機能をオンにすると、パソコンのバッテリー残量が少ない場合に、通知とバックグラウンドアクティビティ(自動メールと予定表の同期、ライブタイルの更新、アクティブに使用していないアプリなど)などの電力を大量に消費するいくつかの機能を一時的に制限することでバッテリーの寿命を延ばします。
[019192:バッテリー節約機能をオン/オフにする方法<Windows 11>][019193:バッテリー残量が設定した数値を下回ったときにバッテリー節約機能を自動的にオンにする方法<Windows 11>][019194:バッテリー節約機能がオンのときに画面の明るさを下げる方法<Windows 11>]
ディスプレイの設定の変更
<1.ディスプレイの電源が自動的に切れる時間を短くする>
既定では、非動作状態(キーボード、タッチパッド、マウスなどで操作しない状態)が5分続いたあとに、ディスプレイの電源が自動的に切れるように設定されています。より短い時間に設定することで消費電力を抑えることができます。
[018894:画面の電源が自動的に切れる時間を変更する方法<Windows 11>]
<2.ディスプレイの明るさを暗くする>
ディスプレイを明るく設定すると電力を多く使います。ディスプレイの明るさを暗く設定することで消費電力を抑えることができます。
[019195:内蔵ディスプレイの明るさを調整する方法<Windows 11>][019196:コンテンツに基づいて明るさを変更する方法<Windows 11>][019198:クイック設定パネルから内蔵ディスプレイの明るさを調整する方法<Windows 11>][019199:キーボード操作で内蔵ディスプレイの明るさを調整する方法(ノートPC)<Windows 11>]
<3.画面の更新レートを減らす>
リフレッシュレートを高くすると、ディスプレイの動きがスムーズになりますが、消費電力も大きくなります。
[019200:内蔵ディスプレイのリフレッシュレートを変更する方法<Windows 11>]
<4.アプリのカスタムグラフィックスオプションの選択>
アプリごとにグラフィックスの基本設定を行うことができます。グラフィックスのパフォーマンスを優先しなくてもよいアプリは[省電力]に設定し消費電力を抑制したり、バッテリーを節約することができます。
[019201:アプリのカスタムグラフィック設定を変更する方法<Windows 11>]
<5.暗い背景を使用する>
デスクトップの背景に濃い画像または濃い単色([黒]など)を使用することで消費電力を抑えることができます。
[018876:デスクトップの背景をカラー(単色)に変更する方法<Windows 11>]
<6.暗い色のテーマを使用する>
暗い色のデスクトップテーマ(背景、色、サウンド、およびマウスカーソルを1つにまとめたもの)を使用することで消費電力を抑えることができます。
[018879:デスクトップのテーマを変更する方法<Windows 11>]
<7.USBバッテリー節約機能>
画面オフ時にUSBデバイスを停止してバッテリーの節約に役立てます。
[019206:画面がオフのときにUSBデバイスを停止してバッテリーを節約する方法<Windows 11>]
電源の設定を変更
<1.スリープ状態になるまでの時間を短くする>
既定では、非動作状態(キーボード、タッチパッド、マウスなどで操作しない状態)が15分続いたあとに、自動的にスリープ状態になるように設定されています。より短い時間に設定することで消費電力を抑えることができます。
[018895:パソコンが自動的にスリープ状態になる時間を変更する方法<Windows 11>]
<2.一部のアプリのバックグラウンドアクティビティ設定を変更>
バックグラウンドで実行できるアプリは、通知の送受信、情報の同期、最新情報の取得を行います。アプリごとのバッテリー使用量で、一部のアプリがバックグラウンドで実行されているときに大量のバッテリーを使用していることがわかった場合は、バックグラウンドアプリのアクセス許可を変更することができます。
[019202:バックグラウンドで大量のバッテリーを使用しているアプリのアクセス許可を変更する方法<Windows 11>]
<3.ディスプレイのカバーを閉じて自動的にスリープ状態にする> ※ノート/デタッチャブルモデルが対象
既定では、ディスプレイのカバーを閉じるとスリープ状態になります。休憩を取る場合など、ごく短い時間、パソコンから離れる場合はスリープ状態にして消費電力を抑えましょう。
※長時間使用せず、その間バッテリーを充電できないとわかっているときは、休止状態にすることをおすすめします。
[018973:ノートパソコンのカバー(ディスプレイ)を閉じてパソコンの使用を中断する方法<Windows 11>]
<4.より効率的な電源モードの選択>
電源モードは、電力消費とパフォーマンスに基づいてデバイスを最適化します。
[019203:電源モードを変更する方法<Windows 11>]
<5.電源ボタンを押してスリープ状態にする>
既定では、電源ボタンを押すとスリープ状態になります。休憩を取る場合など、ごく短い時間、パソコンから離れる場合はスリープ状態にして消費電力を抑えましょう。
[018970:電源スイッチを押してパソコンの使用を中断する方法<Windows 11>]
<6.バッテリーでビデオ再生するためのさまざまなバッテリーオプション>
バッテリー電源で映画やビデオを視聴するときは、バッテリーのオプションで[バッテリー残量の最適化]を選択します。また、バッテリーの節約に役立てるには、[□ バッテリーのときは低い解像度でのビデオを再生する]にチェックを付けます。
[019204:バッテリー電源で映画やビデオを視聴するときにバッテリーを節約する方法<Windows 11>]
以上
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