「AI 不適合品検査」と「AI作業者動作検知」とは
dynabookでは、高い品質を維持するために「設計」「製造」「品質管理」が一体になり、ものづくりを行っています。その強みを生かし、製造現場の課題を解決したソリューションが「AI 不適合品検査」と「AI作業者動作検知」です。
ノートPCの製造現場では、製造品質を担保しながら効率的な生産を行うことも重要な項目となっています。
そうした現場の声を反映し、「AI 不適合品検査」と「AI作業者動作検知」の2つのシステムを作成しました。このシステムでは、検査対象物を画像・動画で撮影し、AIによるディープラーニングで解析し、正誤判定を行います。
dynabookでは、このシステムを活用することで、
近年、製造業の現場では、多様化・多品種への対応や高い品質管理が求められています。効率的な生産の実現に、ぜひdynabookの「AI 不適合品検査」と「AI作業者動作検知」をご活用ください。
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組み立てラインの検査で
こんなお悩みは
ありませんか?
後戻り作業を削減したい
ラインバランスを調整する時間を削減したい
新人作業者の
教育時間を短縮したい
確認作業を行う作業者の
負荷軽減を行いたい
熟練作業者と新人作業者で検査結果にバラツキがある
活用シーン・事例
AIによる画像解析で、
検査を自動化
検査時間を短縮します
検査対象を撮影し、設定した基準をもとに判定を行います。検査品質を安定させながら効率的な生産を実現します。ライン上での不適合品検出や抜き取り検査でのロット品質保証などに貢献します。
作業者がPCプリント基板に搭載した部品に対し、検査員が部品の有無、向きなどを目視で確認。基板1枚につき、約100のポイントをチェックするため、時間がかかった。
目視による確認と比較し、チェック時間が半減*した。
搭載した部品が正しい状態であれば緑枠で、正しくなければ赤枠でお知らせ。
※画像はイメージです。表記は日本語となります。
目視による確認時間と比較して半減*
*当社実績
作業後にテープ貼り付けの有無、ケーブルの固定状況が正しいか、コネクタが正しい位置で接続されているかなどを確認。約60のポイントを目視でチェックしていた。
目視による確認と比較し、チェック時間が1/3へ削減*した。
一見すると接続できているように見えるコネクタの「斜めさし」なども検知する。
※画像はイメージです。表記は日本語となります。
目視による確認と比較し、
チェック時間が1/3へ削減*
*当社実績
AIによる動画解析で
作業者の動作を検知
ラインバランスの見える化を実現
ライン上の部品と作業者の手の動きを撮影し、作業手順の確認、作業忘れがないかを検知し、問題があればリアルタイムで管理者へ連絡します。
また、各工程のタクトタイムを見える化する事で、ラインバランスの改善を行うためのタクトタイム測定時間の削減が見込めます。
さらに、動画は新人作業者の育成にも活用できます。
作業者の入れ替わりが多いラインでは、作業者スキルのバラツキが日々変化している。その都度、ラインバランスの調整を行う必要があるが、タクトタイム測定に時間がかかっていた。
ラインで時間測定を行わなくても録画データから各工程のタクトタイムを見える化することで時間測定を行う時間が削減でき、ラインバランスの調整に必要な時間を削減した。また、作業忘れや手順のミスなどがリアルタイムで管理者に通知されるため、後戻り作業時間を削減。さらに新人教育に動画を活用することで教育に費やす時間も短縮できた。
動画から部品・手の位置をリアルタイムで抽出する。
※画像はイメージです。表記は日本語となります。
・導入前後で生産効率が
平均5%アップ*
・新人教育の時間を
2/3へ削減
*当社実績
導入メリット
業務効率化、生産性向上
AIによる作業確認の自動化でヒューマンエラーを削減し、検査品質を平準化。業務の効率化、生産性の向上に貢献します。
作業者の負荷を軽減
確認作業を自動化することで、新人作業員でもアサイン可能。また、不具合見落としのプレッシャーからも解放されます。
低コストで導入可能
手間がかかるAI導入をトータルパッケージでご提案。1セットから導入可能なので、小ロットの検査にも最適です。
育成・技術継承へ活用可能
動画を新人研修に活用可能。熟練作業者の技術を動画で録画・保存することで、技術継承にも役立ちます。