それは、歴史が見いだす、モノ語り。
「ダイナブックは、世界で初めてのノートPC※1です」
だから何なのでしょうか。
歴史とは、これまでも、これからも、
私たちが想い続けること、約束し続けること、だと信じています。
私たちは、 「ダイナブック」 をめざしてきました。
パーソナルコンピューターの父といわれる、アランケイ氏は、
「本(ブック)」 を超える、学習の道具として、
「ダイナブック」 ビジョンを考えました。
「本」 は持ち運び可能で、誰もが手にすることのできる知識の泉です。
グーテンベルグの印刷技術で生み出され、
出版人アルドゥス・マヌテウスの手によって持ち運び可能となり、
マーチン・ルターの宗教改革で、
ヨーロッパの人々を啓蒙することに役に立ったといわれています。
そして今、ダイナブックは、
本を超える、よりダイナミックな学びと発想のためのメディアになりたい、
と思っています。
1985年に、アランケイ氏の 「ダイナブック」 ビジョンに共感し、
世界初のラップトップPC※2を発表して以来、
私たちはずっと、パーソナルなコンピューターが、単なる 「計算機」 ではなく、
「インテリジェントな道具、学習のメディア」 であるべきだと考えています。
そして 「本(ブック)」 を超え、持ち運びできるサイズで、
よりダイナミックな働きをするパーソナルなコンピューターとして、
ダイナブックが、人々の知的生活の向上のために役立つこと。
それが私たちの、ずっと変わらない想いです。
これからも、私たちは 「ダイナブック」 の夢を信じ、
あなたの未来、あなたの夢、あなたのひたむきな想いを応援できる、
「人に寄りそう、真のパーソナルなコンピューター」 を考え続けていきます。
わたしたちの想いはひとつ。
仕事でも、学習でも、生活でも、
あなたが上手くいく 「きっかけ」 を提供できる道具を作り続けること。
ダイナブックの歴史というモノ語りは、
あなたらしい、あたらしいモノ語りを見つけるためのもの。
未来のある人たちのために、これからも、そんな夢を追い続けます。
※1 1989年、世界初のノートPC「DynaBook J-3100 SS001」を発売。
※2 1985年、世界初のラップトップPC 「T1100」 を商品化。