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「画面が大きければ重い」の常識をぶち破るPCが、ハイブリッドワークの最適解な理由

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コロナ禍が収束した今、オフィスや自宅など、さまざまな場所で働く「ハイブリッドワーク」が当たり前になりつつある。そこで求められているのが、働く場所が変わっても生産性を落とすことなく、高いパフォーマンスを発揮できるクライアントPCだ。2025年10月にWindows 10のサポート終了が迫り、新しいPCを検討している企業も多い中、ハイブリッドワーク時代にふさわしいクライアントPCを選ぶポイントを解説する。


本格的なハイブリッドワーク時代、機動力と性能を両立する法人PCの選び方(Photo/Shutterstock.com)本格的なハイブリッドワーク時代、機動力と性能を
両立する法人PCの選び方(Photo/Shutterstock.com)

ポストコロナの今、クライアントPCの選択基準はどう変わった?

 2020年~2021年は、日本企業の働き方が大きく変わった時期だ。原因はもちろん新型コロナウイルスだ。それ以前から「働き方改革」は進められていたが、新型コロナウイルスによってあらゆる企業にテレワークが強制的に導入され、働き方が一気に変わった。

 そこで求められたのがモバイルPCだ。Windows 7のサポート終了が2020年1月であり、2020年はPC需要が落ち込むと予想されていたが、コロナ禍によってテレワーク特需が生まれた格好である。

 そして2024年、コロナ禍は収束し、一部にオフィス回帰の動きは見られるものの、多様な働き方は社会に定着した。オフィスと自宅のように働く場所を使い分けるハイブリッドワークも当たり前になりつつある。そして、2025年10月、今度はWindows 10がサポート終了を迎える。

 こうした中、そろそろ新しいPCを検討している企業も多いだろう。ただし、働き方の多様化が進む今、クライアントPCに求められるニーズは大きく変わりつつある。

 従来のように、「デスクワークを重視して重くても画面の広い15インチにするか、画面は狭くても機動力の高い13インチにするか」といったシンプルな二元論で選択すると、今後、数年間にわたって従業員の生産性を落とすことになりかねない。

 では、ハイブリッドワークが当たり前になりつつある今、企業はどのような基準でクライアントPCを選定すればよいのだろうか?

従業員の生産性に直結するモバイルPCの画面サイズ

 モバイルPCの画面サイズは、生産性に直結する重要な要素だ。ExcelやWordで作業する際、画面が大きいほど一度に表示できる行数や文書量は増える。複数のウィンドウを並べて作業するのも容易だ。Dynabook 国内マーケティング本部 本部長 杉野 文則氏は「今後は、さらに画面サイズが重要になります」と、次のように述べる。

「 Windows 11のCopilotに代表されるように、今後は生成AIのウィンドウを開き、適切なプロンプトを入力しながら、やりたい作業をすることが増えるのではないかと思います。その際、画面が小さいと作業効率が落ちてしまいかねません」(杉野氏)

Dynabook 国内マーケティング本部 本部長 杉野 文則 氏Dynabook 国内マーケティング本部 本部長 杉野 文則 氏

 大きな画面は文字サイズにも有利だ。誰もが年齢とともに小さい文字が見づらくなるが、画面が大きければそれだけ文字サイズを拡大できる。

 もちろん、画面の小さいモバイルPCに外部ディスプレイを接続すれば問題はない。しかし、働き方が多様化する中、常に外部ディスプレイがある環境で働けるとは限らない。やはり、モバイルPCの画面サイズはできるだけ大きいほうが望ましい。

「そうは言っても、画面が大きいと、筐体は重く、大きくなり、持ち運ぶのが大変になる……と考えがちです。もちろん、その通りですが、しかし技術の進歩によって、この常識は覆りつつあります。現在では、従来の『13インチの筐体』に『14インチの画面を組み込む』ことが可能になっているのです」(杉野氏)

 そして、Dynabookが開発・生産・販売する「dynabook RJ74」こそ、まさにその“常識を覆す”製品である。

「大画面プレミアムモバイル」の“プレミアム”が意味するものとは?

画面の見やすさ、持ち運びやすさ、パフォーマンスすべてを備えた、ハイブリッドワーク時代の最適解「dynabook RJ74」画面の見やすさ、持ち運びやすさ、
パフォーマンスすべてを備えた、
ハイブリッドワーク時代の最適解
「dynabook RJ74」

 dynabook RJ74は、画面は14インチでありながら、薄さ約15.9mm、重さ約940gという従来の13インチモデル並みの筐体を持つ、ハイブリッドワークに最適なモバイルPCである。

同社の13.3インチモデル(左)と並べてみると、フットプリント(接地面積)はほとんど変わらないが、画面サイズは非常に大きく見やすくなっているのがわかる同社の13.3インチモデル(左)と並べてみると、
フットプリント(接地面積)はほとんど変わらないが、
画面サイズは非常に大きく見やすくなっているのがわかる

 CPUには第13世代のインテル Core i7/i5 プロセッサーが用意され、持ち運びを想定したノートPCの中では最高性能となる「Pシリーズ」を搭載。またLPDDR5対応のメモリを採用し、低消費電力かつ高性能を実現しており、パフォーマンス面でも一切妥協がない。Dynabookでは同製品を「大画面プレミアムモバイル」と呼んでいる。

「プレミアムの意味は、大きく2つあります。1つは14インチ(16:10)の大画面でありながら、軽さが約940gしかないことです。実際に画面を見て14インチの製品だと思って手にしたら、あまりに軽いので驚かれる方は少なくありません」(杉野氏)

約940gの軽さは、手に持つと見た目からした想像とのギャップに違和感を覚えるほど。縁は丸みを帯びて持ちやすく、モバイルワークも苦にならないだろう約940gの軽さは、手に持つと見た目からした
想像とのギャップに違和感を覚えるほど。
縁は丸みを帯びて持ちやすく、モバイルワークも
苦にならないだろう

「2点目は28Wのベース電力で動作する高性能なCPU、Pシリーズのインテル Core プロセッサーを搭載している点です。CPUは性能が高くなると発熱(消費電力)も高くなるため、冷却機能が非常に重要です。弊社では独自の『エンパワーテクノロジー』を採用して、安定して性能を引き出すことに成功しています」(杉野氏)

 エンパワーテクノロジーとは、同社独自の冷却・放熱技術やシミュレーションを用いて冷却効果を高め、CPUの性能を引き出す技術である。左右のファンの回転数を変えて共振を防ぎ、静音性も追求しているという。

 デザイン性、操作性も“プレミアム”にふさわしい。マグネシウム合金の筐体は全体がブルーで統一され、縁を丸めることで持ちやすさ、持ち運びやすさを追求している。

 インタフェースも考え抜かれている。Type-AのUSBを左右に1基ずつ搭載し、Type-CのUSBも2基搭載。HDMIはもちろん、省かれることも多いLANコネクタやSDカードスロットも装備している。

スロット:図

 また、オンライン会議等で人の声がクリアに聞こえるように、立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」も採用している。さらに、オンライン会議を支援する機能として、「AIノイズキャンセラー」と「AIカメラエフェクター」を用意。「AIノイズキャンセラーは、人の声や環境ノイズなどの5億のサンプルデータを学習したAIによって環境ノイズ成分を除去し、相手に自分の声をクリアに届け、相手の声も聴き取りやすくする機能だ。そして、「AIカメラエフェクター」は、カメラ正面のユーザーの背景をぼかしたり、顔の明るさを調整して画面映りを改善する機能である。

「TeamsやZoomなどのオンライン会議ツールにもこうした機能は用意されています。ただし、ツールの機能を使うとネットワーク帯域を使いますし、通信環境によってはうまく機能しない場合もあります。そのようなとき、これらの機能を使っていただけると快適にオンライン会議に参加できます」(杉野氏)

約940gの軽さは、手に持つと見た目からした想像とのギャップに違和感を覚えるほど。縁は丸みを帯びて持ちやすく、モバイルワークも苦にならないだろうAIカメラエフェクターを使えば、
オンライン会議に適した映像に自動で整えてくれる

 この他にも、顔を向けるだけでロックが解除される赤外線顔認証、電源ボタンと一体化された指紋認証、動画再生時で約10.0時間、アイドル時は約23.5時間のバッテリー駆動(JEITA3.0による値)、180度開く液晶ディスプレイなど、「大画面プレミアムモバイル」にふさわしい仕様となっている。

さまざまな場所で働くハイパフォーマンスを求められる
ビジネスパーソンが高く評価

 実は、14インチのモバイルPCは、世界的には最も販売量が多いのだという。それだけコストパフォーマンスも高いが、日本では15インチと13インチの間にはさまれて、「どっちつかず」あるいは「安い」「重い」といったイメージが強かったのも事実だ。杉野氏は、「dynabook RJ74」をリリースした当時の心境を、次のように語る。

「リリース直後は、本当に市場があるのか、お客さまに受け入れられるのかとても不安でした。14インチモデルといえば、“安くて重い”と考えられていたからです。実際に、本製品のように13インチの筐体に14インチの画面を組み込み、1Kgを切った製品はほとんどありませんでした。しかし、徐々にその価値が認められ、最近はじわじわと販売数が伸びています」(杉野氏)

 実際に「dynabook RJ74」を導入している企業には、商社、IT企業などが多いという。さまざまな場所で働き、かつハイパフォーマンスを求められるビジネスパーソンに受け入れられているといえそうだ。

 企業では、数年に一度、クライアントPCを刷新する。つまり、その後の数年間は、そのPCが社員の生産性を決めるといっても過言ではない。1人ひとりの社員が、さまざまな場所でストレスなく働けなかったら、従業員満足度も会社全体の生産性も低下してしまうだろう。

「だからこそ、その時点で最も高い性能、最新の機能を持つPCを選ぶことが大切です。『dynabook RJ74』であれば、そのご期待に応えられると思います」(杉野氏)

 なお、Dynabookでは、クライアントPCの計画・調達から導入・展開、運用、保守、廃棄までのライフサイクル全体を支援する「LCM(注1)運用サービス」も提供している。

注1:LCMとはライフサイクルマネジメントの略

 このサービスを利用すれば、通常はIT部門が担うPCの導入や管理に関わる業務をアウトソースすることも可能だ。もちろん、Windows 10のサポート終了に伴うデバイス検証や移行も手厚く支援している。新しい働き方にふさわしいクライアントPCを探しているなら、ぜひ問い合わせてみるとよいだろう。

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