Dynabookはビジネスに
Windows 10 Pro をお勧めします。
地盤・地質のプロも認めた堅牢性。
使いやすさでテレワークにも貢献する、dynabook G83
導入製品・サービス
dynabook G83
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応用地質株式会社 様
・代表取締役社長:成田 賢
・資本金:161億7,460万円
・設立:1957年(昭和32年)5月2日
・従業員数:2,235名 (連結)、1,126名 (単体)(2020年7月現在)
・本社所在地:〒101-8486 東京都千代田区神田美土代町
地質学、地球物理学など地球科学全般に関する専門技術者集団である応用地質。現在は“地盤BIM/CIM”の完成に向けて「三次元物理探査技術」の開発に注力しています。
情報企画本部長
天野 洋文氏
現在、公共工事や民間の建設事業において、調査・設計、施工、維持管理の各段階で三次元モデルを共有することにより建設システム全体の高度化と生産性向上を図るBIM/CIM (Building Information Modelling/Construction Information Modelling・Management) の導入が急ピッチで進んでいます。私たち応用地質および応用地質グループにおいても、 “地盤BIM/CIM”の完成に不可欠な「三次元物理探査技術」の開発に注力しています。
情報企画本部長
天野 洋文氏
「三次元物理探査技術」は三次元地中レーダ、三次元微動アレイ探査、三次元電気探査の三種類を組み合わせて地下30m程度までの地質構造を連続的に三次元化する技術で、これにより地表付近の地下埋設物の配置状況から高層ビル等の支持層の形状までの建設工学的に役立つ情報を三次元で取得することを目指しています。
導入の背景山間部やダムなど、遠隔地で行う地質調査業務や機器点検業務。
高い堅牢性と長時間駆動とを兼ね備え、さらに軽量なノートPCが必要だった
主な用途は現場での技術計算。携行に便利でかつ性能の高いPCを
応用地質株式会社 様では、毎年計画的にPCの機器更新を実施している。そして今年度はdynabook G83を導入した。機器の選定に携わった情報企画本部 システム推進部 上級専門職 渡部 泰生 氏に、まずは導入の背景についてお聞きした。
渡部氏「弊社が現場で行う業務は、山間部における地質調査、稼働中のダムの老朽化調査、計測機器の点検など多岐にわたります。そうした現場はアクセスが悪いところも多く、軽量・小型で携行に便利なこと、そして堅牢性が高いこと、という相反する条件を満たす必要があります。また、そういった現場では当然充電設備はありませんから、長時間駆動も求められます。さらに、現地で技術計算を行うため、ある程度の処理性能も必要となります」
ノートPCの使用環境としてはかなり厳しい部類に入りそうだ。そうした状況のなか、dynabook G83を選定した理由はなんだろうか。
選定のポイントは軽さと堅牢性、そして長時間駆動
まず注目したポイントは軽さと堅牢性。アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠したテストをクリア*するなど、軽量化と堅牢性を実現したマグネシウム合金ボディに着目したそう。
渡部 泰生氏
また、 IGZOのFHD液晶が採用されていることも導入のポイントとなったという。
渡部氏「省電力で長時間駆動が可能なうえ、高輝度で視野角が広いため現場でも見やすいという点に着目しました」
1964年発生した新潟地震では初となる災害調査団を自主的に派遣するなど、防災・減災にも尽力する同社。そうした過酷な状況での使用にも耐えうると認められての導入決定のようだ。
*MIL規格に基づいて、一部当社が設定した試験条件に従い試験しています。無破損、無故障を保証するものではありません。
渡部 泰生氏
導入を決めたポイント
- ●堅牢性 - アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠したテストをクリア
- ●長時間駆動 - モバイルワークを支えるバッテリー駆動約19.0時間
- - バッテリー駆動時間の約40%を30分で充電できる「お急ぎ30分チャージ」に対応
- ●堅牢性 - アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠したテストをクリア
導入の効果現場での技術計算にも耐えうるパフォーマンス。
また、在宅勤務などテレワーク時の持ち運びにも便利。
想定した用途で実力発揮。現場での使用感も上々
同社では現場で技術計算にも使用されることを考慮し、インテル® Core™ i7搭載モデルを選択。現時点では特に性能面に関するクレームはないという。
渡部氏「以前導入した機種では、薄型軽量だったためか内部に熱がこもり、ファンが高速回転するという苦情が寄せられたこともありましたが、そうしたクレームは今のところありません。操作感と発熱という部分についてはしっかり考慮されているな、という印象です」
約19.0時間*のバッテリー駆動時間も、日々の業務には不足ないようだ。
* JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)による値。実際の動作時間は使用環境および設定などにより異なります。
テレワークの推進にも、使いやすいdynabook G83が貢献
同社では先の東日本大震災を機に、すでにデスクトップPCからノートPCへの置き換えを進めていた。また、2017年には「働き方革命委員会」を設置し、社内のIT化やモバイル網の構築を通じて働き方改革を進めてきた。
同社で在宅勤務へのスムーズな移行を導いた情報企画本部 システム推進部 部長 吉川 祥男 氏にお話を伺った。
吉川 祥男氏
吉川氏「首都圏において輪番停電が実施された際、デスクトップPCでは事業継続性に問題があるということが分かり、徐々にノートPCへの移行を始めました。もともとは現場での計測結果を書類として持ち帰り、社内のデスクトップPCで解析する、というワークフローが主流でしたが、電子化が進み、ノートPCの性能も上がったため、技術系の従業員に対してもノートPCを標準機としました」
そうした取り組みは、在宅勤務等テレワークの推進にも役立ったという。
吉川氏「在宅勤務とはいっても、まったく会社に来ないというわけにはいきません。会社と自宅の両方で業務を行う場合には、当然、自席のPCも持ち歩くことになりますからやはり『軽くて丈夫』という点は大きなメリットです」
吉川 祥男氏
導入効果のポイント
- ●技術計算にも耐えうる高性能
- ●バッテリー駆動時間も十分
- ●宅勤務などテレワークの普及にも貢献
今後の展望今後はさらなるテレワークの推進のため、残存する
デスクトップPCについても順次ノートPCへの置き換えを進めていく予定
順調にノートPCへの置き換えが進む同社。本年度からは特別な理由がない限り、基本的に標準機であるノートPCを使用することとなった。
しかし、一部には3Dグラフィックの描画処理など、ノートPCに置換することが難しく、デスクトップを継続して使用している場合もある。
土砂災害の危険個所をAIで抽出し、そこに防災IoTセンサを設置して災害を常時モニタリングするサービスにチャレンジするなど、着々とDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める応用地質株式会社 様。それらの取り組みが評価され、2020年8月には経済産業省および東京証券取引所により「デジタル技術を前提としたビジネスモデル・経営変革に取り組む上場会社」として「DX注目企業2020」にも選定された。
天野氏が「建設業、地質業は、情報化が遅れている業界だといわれている。そのため、弊社では、いち早くICT技術、AI、ビッグデータ解析などの活用や地盤情報ICTプラットフォームの構築を進め、データとデジタル技術を活用したビジネスモデルの変革に取組むことが業界トップとしてのミッション」と語るとおり、同社の飛躍的な進化は今後も続いていきそうだ。
長時間駆動や高度な業務処理を可能にする先進CPUを搭載。
想定される数々のリスクに耐える堅牢性やセキュリティも実現し、
ビジネスの即戦力となり、お客様のめざす「働き方改革」を力強くサポートします。
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