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R73 開発者インタビュー

dynabook R73 開発者インタビュー

「R73こそが、30年前からの脈々と続く
東芝の開発思想を継承している製品です」

  • 株式会社東芝
  • パーソナル&クライアントソリューション社
  • プロダクト&プロセスマネージメント部
  • 部長 古賀裕一

まずはお客様の声に耳を傾ける。
われわれの製品開発はここからはじまります。

私たちの製品開発の原点はお客様の声に耳を傾けること。これまで培ってきた技術とノウハウは、お客様の声を形にする過程の中で生まれてきました。dynabook R73の開発も「お客様が望む理想のモバイルPCとはどのようなものか?」その声を聴くところからはじまりました。

「軽くて薄くかさばらないほうがよい」「高性能で起動速度が速いとうれしい」「バッテリー駆動時間が長いと助かる」「インターフェースは数多く必要」など、お客さまの求める要望は多岐にわたります。私たちはそういったお客様の声ひとつひとつを真摯に受け止め、R73の設計に落とし込むところからスタートしました。

お客様からいただく代表的な8つのご要望

  • 1.持ち歩くことが多いので、とにかく軽いほうがいい
  • 2.カバンの出し入れを考えると、薄くてかさばらないほうがいい
  • 3.短時間で作業しなくてはならない場合があるので、起動は速いほうがいい
  • 4.長時間外で使うこともあるので、バッテリー駆動時間は長いほどいい
  • 5.キーボードは打ちやすいほうがいい
  • 6.客先でプレゼンすることもあるので、RGBやHDMIなどのインターフェースがほしい
  • 7.ホテルなどではまだ無線ではなく有線LANしかないこともあるので、LANポートがほしい
  • 8.USBポートは多いほうがいい

2015年11月東芝調べ。お客様アンケートより

モバイルPCで重要なこと。
それは「携帯性」と「操作性」の両立です。

お客様のご要望を整理していくと、モバイルPCに求められているのは薄型化・軽量化などの「携帯性」と、高い処理性能や、キーボードの打ち心地、インターフェースの拡張性などの使いやすさ、つまり「操作性」です。この二つを両立することは技術的に非常に難しいことです。しかし、お客様の声をカタチにすることこそが私たちの開発の原点、この高い理想の追求に終わりはありません。

私たちは、1985年に世界初のノートPC*1を発売して以来、「PCは人の役に立つもの、人の可能性を広げるもの」という考えのもと製品づくりをしてきました。この理念のもと、お客様の声にお応えし、いままでも、これからも、私たちはより高い次元で「携帯性」と「操作性」の両立を追求し続けていきます。

  • *1:1985年、世界初のノートPC「T1100」を商品化。

そしてもうひとつ大切なことは、「運用のしやすさ」。
この3つが企業の生産性向上につながるカギだと考えます。

もうひとつ大切なことは「運用のしやすさ」です。PCのトラブルは企業の生産性の低下に直結します。運用管理を担うIT部門としては、堅牢性や壊れにくさ、トラブルの少なさなど運用管理のしやすさも重要です。しかし、この「運用のしやすさ」もまた、「携帯性」と「操作性」との両立が非常に難しい要素でもあります。私たちは、「携帯性」と「操作性」、さらには「運用のしやすさ」、を兼ね備えたモバイルPCこそ、ユーザー部門・運用管理部門すべての生産性向上につながるカギだと考え、その実現を追求しています。


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