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お客様導入事例|日本リーテック株式会社 様

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PCを持ち歩くワークスタイルをモバイルPCで確立
~社会インフラ構築・維持の要となる現場業務に最適なモバイルPC選びの秘訣は?~

メール運用の効率化とリモートワークへの対応のため、コラボレーションツールMicrosoft 365を導入

導入製品・サービス

dynabook GA83
LCM(Life Cycle Management)運用サービス

日本リーテック株式会社

日本リーテック株式会社 様

日本リーテック株式会社 様は、鉄道の電気設備工事をはじめ、道路設備工事、送電線設備工事、公共機関の屋内外電気設備工事といった4領域のインフラ整備を担う歴史ある設備工事事業者です。全国37拠点を展開し、グループ会社は9社、総従業員数は約1,600名という陣容で、豊富な経験と技術力、そして4事業の総合力を生かし、安心・安全な社会インフラ構築と維持に力を尽くしておられます。

導入前の背景現場を行き来する業務が多く、移動先でも執務するワークスタイルが求められる中、
携帯性の高いモバイルPCが必要となった。

ーー日本リーテック株式会社様は、全国各地のさまざまなインフラ設備工事の現場やお客さま先に出向いて現場作業や営業をされておられます。現場もお客さまもさまざまな地域にまたがっておられるため、移動するのも業務の重要な要素ですね。携帯性に優れたモバイルPCはいつ頃から導入を検討されたのですか?

日本リーテック株式会社 サステナビリティ推進本部 イノベーション推進部 ICT計画グループ主任 齋藤 隆介 氏
日本リーテック株式会社
サステナビリティ推進本部
イノベーション推進部
ICT計画グループ主任
齋藤 隆介

齋藤氏「モバイルPCの導入検討を始めたのは2017年のことです。当時はデスクトップPCとノートPCを導入しておりました。ノートPCは工事や営業の現場に携帯していましたが、実際には通信端末もなく、ExcelやPDFファイルの修正作業やお客さまへのプレゼンに利用することはあっても、その場で情報を入力してデータベースを更新するような使い方はできず、現場では手書きのノートをとって、事務所に戻ってからPCに入力するケースがほとんどだったのです。
2017年頃にはPCを携帯して利用するワークスタイルが目立ち始め、「これからはPCを持って動くワークスタイルに変化していく」という見立てをしていました。しかしデスクトップPCやノートPCよりも軽量・コンパクトなモバイルPCが実際の業務に適用できるのかは未知数。そこで当時のdynabook VC72(薄型軽量モバイルPC)を全国各地に勤務するICTサポート担当者20名に配布し、1年をかけて使用感や操作性を実業務で検証したのです。
その結果、業務適用に問題はないことが実証され、モバイルPCを全社員の新しい選択肢として加えることにしました(どのタイプを選ぶかは社員の選択制)。2018年からはメーカーはそれぞれ違いますが、デスクトップPC、ノートPC、モバイルPCを併用する環境となりました」

日本リーテック株式会社 サステナビリティ推進本部 イノベーション推進部 ICT計画グループ主任 齋藤 隆介 氏
日本リーテック株式会社
サステナビリティ推進本部
イノベーション推進部
ICT計画グループ主任
齋藤 隆介

選定理由コスト面・性能・機動性・機能性だけでなく、PC運用の容易性を勘案して、
最もバランスよく高評価だったGA83を選定。

ーーさまざまなPCメーカーの製品をお使いになっておられたようですが、現在はdynabookのモバイルPCが主軸になっているとお伺いしております。その理由は何ですか?

日本リーテック株式会社 サステナビリティ推進本部 イノベーション推進部 ICT計画グループリーダー 手塚 敬明 氏
日本リーテック株式会社
サステナビリティ推進本部
イノベーション推進部
ICT計画グループリーダー
手塚 敬明

手塚氏「一つの理由は、dynabookが機能・性能・コスト面でバランスがとれていたことです。当社ではPC導入に際してリバースオークション方式をとっており、複数のPCベンダーに当社の要求仕様を提示して、ご提案とお見積もりを依頼、その結果を比較検討して機種選定を行っています。要求を満たしたうえでコストを評価するのですが、この数年間、dynabookは他ベンダーと比較しても常にバランスがとれて優秀でした。
2023年度にはG83/KVを320台導入、2024年度にはGA83/XWを1,015台導入しています。結果、デスクトップPCは2021年には導入を停止し、2023年からは完全にモバイルPCに絞った導入に切り替えています」

ーー御社グループが1,600名規模であることからすれば、近年ではほぼ標準PCのようにdynabookをご利用いただいているのですね。特にGA83/XWは大量導入を決められましたが、他ベンダーのPCとはどこが特に違っていましたか?

日本リーテック株式会社 サステナビリティ推進本部 イノベーション推進部 ICT計画グループリーダー 手塚 敬明 氏
日本リーテック株式会社
サステナビリティ推進本部
イノベーション推進部
ICT計画グループリーダー
手塚 敬明

齋藤氏「手塚も申しましたが、最も違いが出たのは「重さ」と「価格」のバランスです。PC本体質量は約800g台で、もっと軽い他メーカーのモデルもありましたが、軽量素材を採用しているため高価でした。GA83/XWは重さと価格のバランスが抜群によかったのです。これ以外に注目したのは電源アダプターの「重さ」でした。約230gと軽くてコンパクトで、カバンにPCと一緒に入れて持ち歩くときに不便を感じません。
またPC本体にUSB PD(Power Delivery)規格対応のUSB 3.2(Gen2) Type-Cコネクタが2つ用意されているのも高評価です。付属の電源アダプターを携帯しなくても、出向いた先にUSB給電できる設備があれば、ただ差し込むだけで急速充電が可能になっています。
それも含め、インターフェースが充実しているので、各種の周辺機器を接続したい現場業務には、とても適した設計だと思いました。これだけ豊富なインターフェースがあればデスクトップPC並みの使い勝手が得られます。
また、PCだけでなくネットワーク関連のソリューションでもDynabook株式会社にかねてご協力いただいており、厚い信頼関係が築かれていたことも選定理由のひとつです。さらに、LCM(Life Cycle Management)運用サービスによるPC運用代行をアウトソースできることも大きな要因となりました(後述)」

ーーGA83/XWはCPUがAMD製のRyzenですが、使用感の評価はいかがでしょうか?

齋藤氏「AMD製CPUのPCを使うのは初めてだったので不安もありましたが、実際に性能をベンチマークしてみると、インテルのプロセッサーよりもスコアが良好でした。検証機で1ヵ月試用してみましたが、不具合は一切ありませんでした。それなのに価格は、段違いに抑えられているのです。1,000台以上導入するとなると、かなりのコストを抑えることができました。Ryzenはまだ知名度が低いかもしれませんが、インテルプロセッサー同様に利用できると感じています」

導入の効果モバイルPCの機動力の高さが工事現場や営業現場での業務効率向上に貢献。
またLCM運用サービスを利用することにより、情報システム部門の管理負荷が大きく軽減。

ーー実際に現場でのGA83/XWの評価はいかがですか?

持ち運びのしやすさが現場で高評価につながっているGA83:イメージ
持ち運びのしやすさが現場で高評価につながっているGA83

齋藤氏「持ち運びやすいという声が最も大きいですね。マグネシウム合金製の筐体は軽くて薄いのに丈夫です。故障や破損などの事例は今のところ非常に少なく、快適に利用できている印象です。特に現場ではモバイルPCの「機動力」が好まれているようです。またインターフェースも充実しているので大画面モニターやテンキーパッドなどを利用すればオフィス内での業務も効率的に行えます。総じてあまりネガティブな意見は聞きませんね」

ーーモバイルPC導入で現場業務は変わりましたか?

手塚氏「当社は2021年に基幹システムを刷新してビジネスプロセス改革とDXに取り組んできました。さらに、グループウェアとしてGWS(Google Workspace)の使用をはじめました。こうしたクラウド前提のツールはモバイルPCとの相性がよく、便利に使えています。
また、現場のPC使用で気になる要素として「騒音」や「発熱」がありますが、GA83/XWはファン音も静かで放熱経路の工夫がされているためか、不快に感じるような「発熱」の指摘もなく、長時間の使用でも性能低下はありません。現場によっては粉塵(ふんじん)が多い場所もありますが、そのことで不具合を起こすことも今のところなく、正常稼働できているのはうれしいですね」

ーーPCの運用管理サービスとしてLCM運用サービスも導入しておられますが、運用管理の責任者としてどのように評価されていますか?

LCM運用サービスの導入でヘルプデスク業務の負担も軽減:イメージ
LCM運用サービスの導入でヘルプデスク業務の負担も軽減

齋藤氏 「一番のメリットは在庫PCを自社屋内に保管する必要がなくなったことです。LCM運用サービスでは当社に納入されるPCをDynabookのLCMセンターで預かってもらえます。必要に応じて、LCMセンターに連絡すれば必要台数をすぐに配送してもらえる仕組みです。以前は当社のオフィスにPC保管場所が必要で、セットアップや配送手配の手間もかかっていました。
また、納品されるPCはキッティングが済んだ状態なので、ユーザーの手元に届いてすぐ使用できますし、破損や故障のため、修理が必要となった際には、まず代替機の手配を優先し、PCが使えないことによるダウンタイムを最小限に抑え、その後の回収業務もワンストップで引き受けてもらえます。LCMセンターに行ってみたのですが、入退室のセキュリティや監視カメラの充実度が印象的でした。安心して任せられる施設・設備だと思いました。
実は社員向けの対応も一部お任せしていて、それも助かっています。LCM運用サービスでは、社員からの一次対応をDynabookのヘルプデスクに応答していただいています。当社ではPCのディスプレイ下部に資産管理用のシールを貼付していますが、そのシールに問い合わせ先の電話番号が記してあり、社員は何かあれば直接Dynabookのヘルプデスクに連絡できます。一次対応を外部化できたのは大きな負荷軽減につながっています。
先ほどご紹介した資産管理用のシールは、期中でヘルプデスクの連絡先を追加したデザインへ変更しました。LCM運用サービスのご担当の方へ相談したところ、快くご対応いただきました。また当社は期首の一括納入ではなく、月々のリース満了に合わせてご納入いただいておりますが、こちらも弾力的にご対応いただいております。PC選定の直接的な理由ではありませんが、非常に助かっております。」

今後の展望全グループ会社のワークスタイル改善、効率化のためのDXをさらに進め、
AI活用も積極的に推進していく計画。

ーーNPU(Neural Processing Unit)を搭載したAI PCの登場などでPCの使い方も今後変わっていくかもしれません。今後のPC運用についてお考えをお聞かせください。

手塚氏「人材不足が大きな課題となっている今日、少しでも業務効率を向上させる施策を打っていく必要があります。使いやすいPCを利用することはもちろんですし、生成AIなどの最新技術も業務に取り込んでいかなければなりません。グループ全社でDXを推進しているところでもあり、それに沿った最適なクライアントソリューションも必要とされます」

ーー他にモバイルPCへの今後の要望事項などありましたら教えてください。

齋藤氏「何より「重さ」が重視されるので本体と電源アダプターのさらなる軽量化はぜひ実現していただきたい部分です。また夜間の現場作業で使うケースが多いため、キーボードにバックライトがあるとよいですね。あわせてバッテリー駆動時間が向上するとさらに安心です」

日本リーテック株式会社 様が導入した製品・サービス

dynabook GA83
AMD Ryzen プロセッサー搭載。
高性能を身近なものに。

ハイスタンダードモバイルノートPC。

dynabook GA83
dynabook GA83
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