2023年11月15日
Dynabook株式会社
~AIを活用した先進運転支援機能で業務用車両の安全運転に貢献~
注)リアカメラはオプション設定
当社は、このたび、コンピューティングとソリューションの分野から、モビリティ領域におけるさらなる安心・安全の提供と、事故が起こらない社会づくりへ貢献するべく、先進的な通信機能付きドライブレコーダーを活用した法人向け車両運行管理テレマティクスサービスを2023年12月より新たに開始します。
当サービスは、AIを活用した先進運転支援機能を有するドライブレコーダーで危険運転を瞬時に検知、運転者へ警告を行います。またテレマティクス専用クラウドで車両運行データを一元で管理できるポータルを提供し、運転者の安全運転管理や教育を行う管理者の業務効率化を支援します。さらに、別売りのアルコールチェック管理サービスとデータの取込みも行えるようにしています。エッジAIとクラウドを組み合わせ、車両の様々なデータの見える化により、運転中の各種リスクを低減することで、風評被害や企業価値毀損の防止に役立てたいと考えております。
企業における交通事故や法令違反は、事故による直接的な損害だけでなく、風評による社会的な信用失墜、企業価値の毀損など事業機会損失にもつながります。また2022年4月に白ナンバー事業者にも「アルコールチェック」が義務化され、2023年12月にはアルコール検知器の利用も義務化されることで、安全運転管理のDX化への意識がかつてなく高まっています。そのため企業は、運行管理サービスを導入し紙ベースの管理から脱却を図る中、サービスの導入効果は企業ごとの取り組みレベルによって差が出ている状況で、さらに既存のテレマティクスサービスには、多くのニーズに応える為、機能が複雑化する傾向にあり、使いやすさの実感を持てないケースも見受けられます。
当社はこれまで損害保険ジャパン株式会社様(以下、損保ジャパン)とSOMPOリスクマネジメント株式会社様(以下、SOMPOリスク)が提供する法人・個人事業主向け事故防止サービス「スマイリングロード」向けに、サービス開始時より長きにわたり通信機能付きドライブレコーダーの供給や分析ツールを開発し、企業の安全運転管理をサポートしてきました。当社はこれまでに培ったサポート力とノウハウを活かし営業車やサービス車などの業務用車両を抱える企業を対象に、導入に大きな負担をかけず、安全運転管理を支援するサービスを提供してまいります。
<参考>AIを活用した先進運転支援機能
機能 | 概要 | |
---|---|---|
ADAS (ドラレコ本体/ メインカメラ) |
前方車間アラート:FCW | 前方車両との車間距離が近くなった場合、アラートを行う |
車線逸脱アラート:LDW | 車線を逸脱した場合、アラートを行う | |
前方車両発進アラート:Stop&Go | 前方車両発進後、自車両が発進しなかった場合、アラートを行う | |
DMS (インカメラ) |
居眠り検知アラート | 居眠りを検知した場合、アラートを行う |
わき見検知アラート | わき見運転をした場合、アラートを行う | |
携帯電話通話検知アラート | 携帯電話での通話を検知した場合、アラートを行う |
■当社は、「コンピューティングとサービスを通じて世界を変える」という企業ビジョンのもと、これからもテレマティクス技術、画像認識技術、クラウドも含めたセンサーデータ解析技術ならびに車両運行管理ポータルの使い勝手の向上に努め、安心・安全な運転を支援する技術とサービスを提供し、事故が起こらない社会づくりへ貢献してまいります。
※上記文章内に記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
商品の詳細は、下記ページをご覧ください。
https://dynabook.com/solution/car-telematics/telematics-service/index.html
以上
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