2024年11月29日
Dynabook株式会社
~自動収集データ分析とお知らせ機能の提供を開始~
当社は、PC台帳管理システム「PCアセットモニタリングサービス」に「自動収集データ分析」とお知らせ機能を追加し、本日より提供を開始します。
「PCアセットモニタリングサービス」は、社内各所で利用中のPCから「位置情報」「PC健康情報」「セキュリティ保護状況」などのデータを自動で収集し、専用Webポータルに表示するPC台帳管理システムです。Webポータルのトップ画面にはダッシュボードを設け、「だれ」が「どこ」で「どんな状態」のPCを利用中か、最新のデータをいつでも確認することができます。お客様のインベントリデータのCSVファイルを連携することで、OSのバージョン・ソフトウェアライセンスなどの管理も可能で、PC以外の物品管理台帳としてもご利用になれます。クライアントPCの台数に制限はなく、すでにご利用中の他社製PC*など社内のPCをまとめて管理でき、棚卸にも活用いただけるサービスです。
「PCアセットモニタリングサービス」の導入方法は、クライアントPCに当社オリジナルの情報収集ソフトをインストールするだけと簡単で、「PCアセットモニタリングサービス」単体でのご利用*、もしくは当社が提供する「LCM運用サービス」とセットでご利用いただけます。お客様PCの調達から廃棄までの運用管理を当社が代行・サポートする「LCM運用サービス」とは専用Webポータル上で連携しており、画面上のメニュータブを切り替えるだけで、PCの修理/回収依頼やキッティング済PCの配布依頼など、LCMの作業ステータスや在庫情報などをいつでも確認でき、シームレスに両サービスをご利用いただける利便性の高い構造となっています。
「PCアセットモニタリングサービス」のダッシュボード画面
「PCアセットモニタリングサービス」は2023年7月からサービス提供を開始し、これまでPCメーカーとしての思いやカスタマーボイスなどを反映しながらバージョンアップを繰り返してきました。
今回のアップデートでは、PCの運用管理において重要かつお客様からご要望の多かった下記2項目について、自動収集データの分析とその結果を管理者へお知らせする機能を追加しました。
バッテリーの充電状態に関するデータを分析、バッテリー負荷が大きいPCを検知し、円グラフで表示します。管理者はポータルに表示されたグラフから高負荷バッテリーのPCを特定でき、さらにバッテリーに負荷をかけない方法や長持ちさせるアドバイスを得ることができます。
CPU/メモリ/ストレージの3項目のデータを収集分析、それぞれの負荷・使用状況を円グラフで表示します。管理者は項目ごとに該当するPCを特定することができます。CPUに負荷がかかっているPCは利用者の業務内容に対してPCの性能が不足している可能性を表すため、次期調達PCの最適化、PCスペックと業務内容の不適合による生産性低下の回避に役立ちます。
新機能(データ分析)の画面イメージ
当社の「PCアセットモニタリングサービス」で活用するデータ類は、PCメーカーならではのノウハウでクライアントPCから自動収集するものです。お客様のPC運用管理の効率化・利便性向上において、PCメーカーである当社だからこそ実現できるサービス内容となっています。
PCごとに使い方の傾向を「AC接続+満充電状況」でスコアリング、バッテリー負荷の高いPCを検知してグラフで表示します。管理者は表示されたグラフから高負荷バッテリーのPCの台数を把握でき、さらに「資産管理」画面でどのPCのバッテリーが高負荷状態なのか確認することができます。グラフにマウスオーバーすると、バッテリーに負荷をかけない方法やバッテリー劣化を抑止する使用方法のアドバイスが表示されます。
CPU/メモリ/ストレージの3項目のデータを収集分析、算出してそれぞれの負荷・使用状況をグラフで表示します。管理者はグラフでCPU/メモリ/ストレージの負荷・使用状況を確認でき、グラフにマウスオーバーすると該当するPCの台数を把握することができます。CPUに負荷がかかっているPCは、利用者の業務内容に対してPCの性能が不足していると推測できるため、次期調達PCの性能スペックを判断する材料としての活用が期待できます。PCごとに収集したデータを分析、その結果をお知らせするので、これまで以上に最適なPC運用管理のアドバイス・ご提案が可能となります。
その他、サービス詳細はウェブサイトを参照願います。
PCアセットモニタリングサービス | dynabook(ダイナブック公式)
当社は、「コンピューティングとサービスを通じて世界を変える」という企業ビジョンのもと、「LCM運用サービス」や「PCアセットモニタリングサービス」の機能拡充・ユーザビリティ強化に加えて、生成AIを活用したサービスの投入など、PCに関連する業務遂行の効率や利便性を高める機能を順次追加していくことで、PCメーカーである当社のソリューションを導入・活用するメリットを皆さまに実感いただけるようなサービスを追求してまいります。
以上
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