通常、企業では新卒や事業拡大に伴う人員採用、定年退職などにより、毎年、従業員数が増減します。それにあわせて、追加補充や廃棄が必要なPCの台数は変化します。毎年のIT機器調達予算の策定には、新しく導入する業務用ソフトウェア、リース契約満了や変動する保守費用等を考慮する必要があり、担当部門の悩みのタネとなっています。
企業規模が大きくなると、当然のことながらクライアント端末の台数も多くなっていきます。同時に、運用管理の業務工数も増加するので、IT機器の管理部門である情報システム部の業務負荷、人件費コストも膨らんでいきます。そうした時に導入の検討をおすすめしたいのが、LCMサービスです。
LCMサービスを利用すると、適切なIT資産の管理・運用につながり、情報システム部門の業務負荷が軽減され、情報システム部門が本来注力すべきコア業務に人員や時間を充てることができ、人材不足が叫ばれるなか、業務の生産性向上と効率化を実現することができます。
IT機器の管理・運用が適切に行われると、ムダのない調達計画が立てられるようになり、コスト削減が期待できます。また、故障時の修理や交換もスムーズに対応でき、ビジネスのダウンタイムを最小限に抑えられるようになります。さらにLCMサービスを提供する専門企業に業務委託すると、PC廃棄時のデータ消去なども安心してまかせることができ、企業の情報漏えい対策としても効果を発揮します。