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「LCM」とは?

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  2. 「LCM」とは?

IT機器のライフサイクル全体を代行管理するサービス

  • 一般的に企業がIT機器を調達・導入後、運用にかかる業務負荷・コストは、膨大なものになります。そこで注目されているのが、LCMサービスです。LCMとは、ライフサイクルマネジメント(Life Cycle Management)の略。主にIT資産であるPCの選定・調達・導入・展開・運用・保守・撤去・更新までを一つのライフサイクルとして、ライフサイクル業務全体を代行するアウトソーシングサービスを意味します。
    LCMサービスは、IT機器の計画から調達・導入・展開・運用・保守・撤去・更新までをトータルで請け負うアウトソーシングサービスで、PC調達のムリ・ムダを省き、経済的で効果的なPC運用を実現する注目のソリューションです。
  • LCM運用サービス:図

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こんなことで
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  • 作業に追われ、情シス本来の仕事であるデジタル戦略の検討に時間を割けない:図

    作業に追われ、情シス本来の仕事であるデジタル戦略の検討に時間を割けない

  • 保有IT資産の最新情報がわからない:図

    保有IT資産の最新情報がわからない

  • 多種・大量のデバイス管理で困っている:図

    多種・大量のデバイス管理で困っている

  • 万が一にも情報漏えいがないようにPCを廃棄したい:図

    万が一にも情報漏えいがないようにPCを廃棄したい

LCMに関連するよくある質問

  • 1)LCMでは、どんなデバイスが対象になるか?
    ノートPC、デスクトップPC、スマートフォン、タブレットといった一般的なものから、セキュリティカメラや無線LAN通信機器やセキュリティWi-Fiなどまでなど、さまざまなIT機器に対応しています。
    他社製PC、Mac、デスクトップPC:図

    他社製PC、Mac、
    デスクトップPC

    スマホ・タブレット(Windows、Android™、iOS):図

    スマホ・タブレット
    (Windows、Android™、iOS)

    セキュリティカメラ:図

    セキュリティカメラ

    無線LAN通信セキュリティWIPS:図

    無線LAN通信
    セキュリティWIPS

  • 2)LCMのサポート範囲は?
    サポート範囲には、ハードウェア・ソフトウェア管理、ライセンス・セキュリティ・パフォーマンス監視が含まれ、バックアップとディザスタリカバリ(災害復旧)なども考慮が必要です。

LCMサービスの活用例と導入するメリット

通常、企業では新卒や事業拡大に伴う人員採用、定年退職などにより、毎年、従業員数が増減します。それにあわせて、追加補充や廃棄が必要なPCの台数は変化します。毎年のIT機器調達予算の策定には、新しく導入する業務用ソフトウェア、リース契約満了や変動する保守費用等を考慮する必要があり、担当部門の悩みのタネとなっています。
企業規模が大きくなると、当然のことながらクライアント端末の台数も多くなっていきます。同時に、運用管理の業務工数も増加するので、IT機器の管理部門である情報システム部の業務負荷、人件費コストも膨らんでいきます。そうした時に導入の検討をおすすめしたいのが、LCMサービスです。
LCMサービスを利用すると、適切なIT資産の管理・運用につながり、情報システム部門の業務負荷が軽減され、情報システム部門が本来注力すべきコア業務に人員や時間を充てることができ、人材不足が叫ばれるなか、業務の生産性向上と効率化を実現することができます。
IT機器の管理・運用が適切に行われると、ムダのない調達計画が立てられるようになり、コスト削減が期待できます。また、故障時の修理や交換もスムーズに対応でき、ビジネスのダウンタイムを最小限に抑えられるようになります。さらにLCMサービスを提供する専門企業に業務委託すると、PC廃棄時のデータ消去なども安心してまかせることができ、企業の情報漏えい対策としても効果を発揮します。

LCMサービスの選び方

最適なライフサイクルマネジメント(LCM)サービスを選ぶことは、IT資産管理を成功させる鍵となります。選択時に考慮すべき項目として、サービスの範囲、提供内容の質、対応するITアセットの種類など、さまざまなポイントが挙げられます。
また、コストパフォーマンスや将来の拡張性など、企業のニーズに合わせたサービス選定が重要になります。本章では、具体的な選び方のポイントについて下記をご参考にください。
サービス面での選び方
LCMサービスを選ぶ際に重視すべき一つ目のポイントは、サービスの内容です。サービスプロバイダが提供する監視・管理の機能、レポートの品質、アセットのパフォーマンス最適化等のサービスが含まれているかを確認しましょう。特にサービスの幅広さは、組織が直面するさまざまな課題に柔軟に対応するために重要です。また、実際に利用するにあたっての使いやすさやカスタマイズ性能も見落とせません。利用するユーザーのスキルレベルとサービスの操作性がマッチしているかもポイントとなります。
加えて、IT資産の規模に応じたサービス拡張が可能かどうかも、長期的な視点で検討すべき事項です。サービスが成長するビジネスに対応しやすいか、スケールアップする際の追加コストはどのようになっているか、このような点をしっかり確かめておくことが大切です。
サポート面での選び方
次に、サポート面です。質の高いサポートを提供しているLCMサービスであれば、万一の際に迅速かつ適切な対応を期待できます。サポート体制を確認しましょう。具体的には「拠点の数」「反応時間」「対応の種類(メール・電話・リモートアシスタンス)」「時間帯(24時間体制か等)」といった点が挙げられます。ここでのポイントは、企業が最も頼りにする時間帯や緊急性の高い問題に対して、十分な対応が可能かどうかを見極めることです。
また災害時等のディザスタ・リカバリ(Disaster Recovery)の確認もチェックをしておきたいポイントです。災害事象でも対応ができる事業継続体制や、事業所・生産施設等の保全、システム等の早期復旧を行える体制の有無も確認をしておきましょう

LCM 導入事例のご紹介

実際にLCMサービスを効果的に活用している企業事例を紹介します。
  • 学校法人鹿島学園 鹿島学園高等学校 様:導入イメージ
    • 学校法人鹿島学園 鹿島学園高等学校 様
    • 導入製品・サービス:
      dynabook K50 dynabook K60 dynaSchool Account Manager
    • 「国際社会に貢献できる人材」の育成を目指す学校法人鹿島学園 鹿島学園高等学校では、より確かな学力を養うために、2017年より「GIGAスクール計画」に着手し、2022年に生徒用・教員用PCにdynabookを導入した。教育ICT化のパートナーとして、なぜdynabookを選んだのか、授業でどう活用しているのか。同校が進める教育ICT化の推移と今後の展望を追った。
  • 株式会社TKC 様:導入イメージ
    • 株式会社TKC 様
    • 導入製品・サービス:
      Windows 11 Pro搭載 dynabook
    • 株式会社TKCは会計事務所と地方公共団体の2つの分野に特化したサービスを展開している、専門性の高い情報サービス企業です。テレワークの普及に伴い、コミュニケーションの基盤となるMicrosoft Teamsを中心にドキュメントの参照などにOneDriveやSharePointの活用が増え、セキュリティリスクへの懸念が高まっていました。そこで、老朽化したデバイスの更新を機にマルウェアに対してもリアルタイムの検出と保護が可能なWindows 11 Proを導入しました。今回は、Windows 11 Proの導入に携わった株式会社TKCの方々と導入を支援したDynabookの関係者に話を伺いました。
  • 大野城市教育委員会 様:導入イメージ
    • 大野城市教育委員会 様
    • 導入製品・サービス:
      dynabook K50
      dynaSchool Account Manager
    • 福岡県大野城市は2020年、GIGAスクール端末として小・中学校の児童・生徒、教員向けにdynabookのPC「K50」を導入し、21年から本格的な活用を開始している。学習アプリケーションやアカウント管理ツールなど、Dynabook独自の機能・サービスを駆使して、どのような教育を行っているのか。学校への導入から運営までを主導した同市教育委員会の副島康司氏に、その活用法や効果について話を聞いた。

まとめ:「LCM」とは? PC・IT資産の管理手法

今回は、いま話題のアウトソーシングサービス「LCMサービス」の概要と活用例・導入メリットについてご紹介しました。
Dynabook株式会社では、長年にわたるPCメーカとしての実績とノウハウを活かした高品質なサービスを通して、お客様の課題解決となるご提案を行っています。
「LCMサービス」の導入をご検討の法人企業様、PCの運用管理でお悩みの企業様、ぜひお気軽にご相談ください。
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