日常生活の中で起こりうる衝撃や圧迫に耐えられること。いつまでも使いやすく、機能性を損なわないこと。自社での徹底した試験を実施することで、長く安心して使い続けられるPCをご提供いたします。
■面加圧試験
液晶カバー全面に100kgfの圧力を加え、液晶パネルが割れないことを確認。
■落下試験
机の平均の高さといわれる76cmからPCを落下させ、その直後に正常に動作するかを確認。
■限界曲げ試験
基板や組み立てた状態のタッチパネルなど、押力に対しての剛性を試験し、断線などの発生する限界レベルを検出。
■ヒンジ開閉試験
ディスプレイの開閉を連続的に実施し、PCのヒンジへの影響を確認。
■コネクタこじり試験
コネクタ部分に「こじり」(回転)によるストレスを加え、接続部の耐久性を確認。
■キーボードトランポリン試験
押したキーの周囲がどれぐらいたわむかを検証。ミリ単位で測定。
ノートPCを何年も使用した結果、どのような故障が起こりうるか。それを検証するために、当社では従来の設計確認テストに加えて、高加速寿命試験(HALT)を実施しています。HALTは、急激な温度変化とランダムに発生する強力な振動などが同時に起こる過酷な環境をつくりだし、高レベルのストレスをかけることで、製品に内在する弱点を短時間で抽出することができます。この試験を実施することによって、あらかじめ製品の弱点を徹底的に洗い出し、ノートPCの設計・製造にフィードバックしています。
HALTでは、実験装置の中で、数年分の負荷に相当する急激な温度変化(-100℃~100℃)や強い振動などのストレステストを製品が壊れるまで行うことで、数年後に発生するかもしれない故障の可能性を見つけ出し、品質改善に活用。
数多くの企業への高い導入実績をもつHALTのリーディングカンパニー「QUALMARK社」の検査システムを採用。医療機器、航空電子機器、自動車関連機器など、非常にシビアな信頼性を追求する分野で実績のある検査システムを、ノートPC製品づくりにいち早く採用しています。
東芝PCは、厳格な試験を実施することで定評のある、ドイツの認証機関「TV Rheinland Group(テュフ ラインランド グループ)で耐久テストを受けるなど、多様な信頼性データを集めて製品づくりにフィードバックしています。
面加圧テスト
液晶カバー全面に均等に100kgfの圧力を加え、液晶パネルが割れないことを確認し、さらにその直後に、正常に動作させる試験をクリアしました。
落下テスト
76cmの高さから製品を落下させるテストを行い、その直後に正常に動作させるテストをクリアしました。
防滴テスト
動作中のノートPCのキーボード部に30ccの水を注ぎ、データを保存するまでの一定時間、電源ショートが起きないことを確認しました。