Tシリーズは、先進のCPUや高速メモリを搭載。複数タスクを同時実行できるデータ処理性能をはじめ、360度パノラマ写真/動画の編集といった負荷の高い大容量データもスムーズに扱えるグラフィック処理性能を備えています。さらに、色補正も実施した美しくて見やすい IPS(In Plane Switching)方式のフルHD液晶、高音質を追求したオンキヨー製2way 4speakers、ブルーレイディスクドライブを搭載するなど、エンターテインメント性能にも磨きをかけました。メインPCとして、その高性能を存分に活用できます。
Tシリーズは、通常の写真や動画はもちろん、360度パノラマ写真/動画にも対応。解像度、輝度、視野角からアプリにいたるまで、液晶の美しさを追求しました。15.6型 IPS*1方式のフルHD(1,920×1,080ドット)液晶を全機種に搭載し、液晶ディスプレイの特性に合わせて発色パラメータ値を調整。液晶の色補正を実施することで、360度カメラのパノラマ写真/動画、デジタルカメラの高精細写真、ブルーレイの高画質映像、フルハイビジョンで撮影したホームビデオやWebの高画質ムービーも、自然な色合いで再現します。T95は、HDRビデオのストリーミング機能*2に対応。よりリアルな描写でストリーミング再生が楽しめます。また、TシリーズはフルHD液晶を搭載。表示領域が広いので、写真のサムネイル一覧と詳細画像を同時表示することも可能です。
部材の液晶ディスプレイは、標準的なものを単純に搭載しただけでは自然な色合いを再現しきれません。Tシリーズでは、テレビやノートPCづくりで培ってきた映像技術を活用。設計段階から液晶ディスプレイの特性に合わせて発色パラメータ値を調整し、液晶の色補正を実施しました。色味を補正することにより、空や海、人肌など、自然な色合いを再現します。
HDR(ハイダイナミックレンジ)ビデオは、従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ)ビデオに比べて、より広い明るさの幅(ダイナミックレンジ)を表現した映像です。T95は、自社でBIOSを開発している強みを生かし、OS標準搭載の機能を有効化。HDRビデオのストリーミング再生にいち早く対応しました。動画配信サービスが提供するHDRビデオなら、パネルの輝度に合わせて階調を最適化することにより、白飛びしてしまう明るい部分やつぶれがちな暗い部分の映像も犠牲にすることなく、よりリアリティのある色彩表現でストリーミング再生を楽しむことができます。
文字表示の既定値(DPI値)を従来機*4の1.2倍の大きさに設定。高解像度で文字やアイコンが小さくなりがちなフルHD液晶でも、拡大表示することにより、くっきりとキレイに、見やすくなりました。
PC画面を上下左右の斜めから見ても色調やコントラストの変化が少なく、より自然な画像や映像を楽しむことができるIPS(In Plane Switching)方式を採用。360度パノラマ写真/動画の独特な広角画像も美しく映し出します。また、高輝度*3だから、画面が明るくて見やすく、快適に作業できます。
引き締まった黒と鮮明な色彩を再現するClear SuperView液晶を搭載。また、画面のすみずみまで、明るく色鮮やかな映像を再現します。
超解像技術「レゾリューションプラス」*5は、当社独自のアルゴリズムを採用。映像をフレームごとに解析し、暗いシーンでは暗くなりすぎないようにし、輪郭も暗いシーンと明るいシーンで処理を変えて強調するなど、360度動画をはじめとするムービー鑑賞時に、より自然でキレイな高画質化を実現します。また、一般的な写真から360度パノラマ写真まで、鮮鋭感を向上するなど高画質化して楽しめます。
Tシリーズは、高い評価を得ているオーディオブランドと連携して、スピーカーからサウンドアプリケーションにまでこだわり、いい音を追求しています。2018年春モデルでは、オンキヨーと新たに共同開発した2way 4speakersを採用。さらに、高音質化アプリ「DTS Sound™」が加わり、dynabook、オンキヨー、DTSのエンジニアや音質マイスターが一堂に会し、何度も試聴を繰り返しながらチューニング。単にスピーカーやアプリを組み込むだけでなく、音質にかかわる多様なパラメータ値のバランスを最適化することで、PCのイメージを超えるサウンドをめざしてつくり込みました。この「dynabookサウンドエンジン」により、さまざまなジャンルの楽曲を、より幅広い音域とクリアな音質で再現。しかも、大音量で楽しむことができます。
PCという限られたスペースに、2way 4speakersをいかに効果的に配置するか。Tシリーズの高音質化へのこだわりは、そこからはじまりました。従来*のスピーカーを低音専用とし、高音用のスピーカーを新たに追加。このツイーターを、筐体のネジ穴・ツメ位置を変更することで低音用スピーカー横に並べて配置し、力強い低音域からクリアな高音域までナチュラルなサウンドを再現。さらに、筐体内のわずかな隙間を活用してスピーカーボックスの容量を可能な限り大きくするとともにバスレフ構造を最適化することで、低音の強化と大音量を実現しています。また、スピーカーまわりの配線やネジ位置をミリ単位で調整したり、低音用スピーカーの振動板の重さをミリグラム単位でチューニングすることで、音こもりを感じさせず、大音量でもひずみの少ない音を再現。音楽、動画、ゲームなどに深みや感動を与えてくれるサウンドを堪能できます。この新開発2way4speakersの能力をさらに引き出すために、サウンドアプリケーション「DTS Sound™」を採用。両者のチューニングを最適化して生まれた「dynabookサウンドエンジン」が、PCの領域を超える迫力のサウンドを創出します。
*2017年秋冬Tシリーズ。
※音響効果は、PCを設置した床面の材質、形状によって異なります。
低音用スピーカーから低音を再生、高音用スピーカーから高音を再生し、広い音域をカバー。
従来*スピーカーに比べ、低音域でも大きな音量を再生できる。
*2017年秋冬Tシリーズ。
低音に特化してチューニングしたスピーカーを左右内側に、高音部を担当するスピーカーを左右外側に配置。
スピーカーをできるだけ前側に配置できるよう、筐体の曲面にぴったり沿うようにスピーカーボックスの形状を変更。それにより、スピーカー部をより前方に配置し、スピーカー後部の空間を確保することができ、低音の音量を強化。
*2017年秋冬Tシリーズ。
振動板(コーン紙)の重さによって、低音の大きさと音量の大きさが変化する。開発過程で試作と測定を何度か繰り返す中で、その最適なバランスを見つけ出し、19ミリグラム増量。そのために、高精度の接着剤塗布機を使用している。加えて、ボイスコイルの線材に純度の高い無酸素銅線を使うことで、低音の厚みを確保するとともに、中高音域の透明感、高音域の広がりを高めている。
詳細設定画面で、自分好みのサウンドに設定可能。
サウンドアプリケーションとして、「DTS Sound™」を搭載。コンテンツの中に登場するあらゆる「音の位置」をオリジナルの音声信号から瞬時に解析し、左右への音の広がり感、奥行き感、上下感をリアルに再生。まるでその場にいるかのような、リアルで立体感のあるサウンドが楽しめます。サラウンドや低音ブースなど4つのサウンドモードが選べたり、イコライザーで調整できるなど、自分好みの音づくりも楽しめます。
オンキヨー製2way 4speakersを筐体前方に下向きで配置。机からの反射による響きを考慮するとともに、リスニングポジションに合わせたチューニングを実施することにより、キーボード上部にスピーカーがあるPCと同等のサウンドを実現。迫力のあるいい音をいつでも手軽に楽しめます。
※音響効果は、PCを設置した床面の材質、形状によって異なります。
音の情報量がCDの約6.5倍*6あり、CDでは聴こえなかったディテールまで表現される、原音に近いスタジオクオリティの「ハイレゾ音源」を、「TOSHIBA Media Player by sMedio TrueLink+」で再生できます。ハイレゾ音楽配信サイトで採用の多い、WAV、FLAC、DSDなどのフォーマットをサポートしているので、より多くのハイレゾ楽曲を楽しむことが可能。好きな楽曲をより良いサウンドで楽しめます。
※市販のハイレゾ対応外付けDACとハイレゾ対応ヘッドホンなどをご使用ください。
15.6型画面に、OS「Windows 10」をプレインストールし、第8世代インテル® Core™ プロセッサー*7、高速SSD*3*8、高速DDR4メモリ、より高速で大容量のデータ転送が可能なSDXCメモリカード対応のブリッジメディアスロット*9などを搭載しました。CPUは第8世代インテル® Core™ i7*7から第7世代インテル® Core™ i3*10までご用意。用途や好みに合わせてお選びいただけます。
3D作品が手軽に作れる「ペイント 3D」などの先進機能を、手間なく、すぐに、使いはじめることができます。
T95、T75に搭載の第8世代インテル® Core™ プロセッサーは、第7世代からコア数が倍増。1つのCPUに4つのコアを内蔵するクアッドコアCPUです。ハイパースレッディングテクノロジー2.0に対応し8スレッドの同時実行が可能など、処理性能がいちだんと向上しました。写真やビデオをシームレスに編集できたり、マルチタスクが容易になったり、3D CADの操作などグラフィックスへの負荷が高い作業をする際にも、そのパワーを実感することでしょう。4K UHDビデオのストリーミング再生、T95はVR(仮想現実、Virtual Reality)とAR(拡張現実、Augmented Reality)を包括するWindows Mixed Realityを実現するパワーも備えています。また、T55には高速&低消費電力の第7世代インテル® Core™ プロセッサーを搭載しています。
※T95で Windows Mixed Reality を実行することはできますが、限られたコンテンツや体験のみのサポートとなる場合があります。 また、互換性のある対応ヘッドセットが必要です。
※本製品に使われているプロセッサー(CPU)の処理能力は、お客様の本製品の使用状況により異なります。
世代 | 第8世代 | 第7世代 | 第6世代* | 第3世代* |
CPU | インテル® Core™ i7-8550U |
インテル® Core™ i7-7500U |
インテル® Core™ i7-6500U |
インテル® Core™ i7-3517U |
コア数 | 4 | 2 | 2 | 2 |
ベースクロック | 1.80GHz | 2.70GHz | 2.50GHz | 1.90GHz |
ターボ時クロック | 4.00GHz | 3.50GHz | 3.10GHz | 3.00GHz |
* インテルより第3世代は2012年発表、第6世代は2015年発表。
T95のストレージには、高速で大容量の512GB SSD*8を搭載しました。一般のノートPC用ハードディスクドライブに比べ、書き込み速度、読み出し速度がいちだんと速く、OSやアプリがすばやく起動。待ち時間を感じさせないのでストレスなく作業できます。また、大容量を保存できるので、フルHD動画や高精細写真のRAWデータなど重いデータも持ち歩くことができます。また、SSDはモーターや読み書きするヘッドなどの部品がないため、ハードディスクドライブに比べ、消費電力が少なく、耐衝撃性に優れ、動作音も静かという利点もあります。T95のメモリは、高速なDDR4規格で大容量の16GBメモリを搭載。PCの処理能力をさらに高めてくれます。
従来のDDR3L規格メモリよりも高速なDDR4規格(DDR4-2400<T95、T75>、DDR4-2133<T55>)メモリを搭載。データ転送速度はより速くなっており、インテル® CPUの性能を余すところなく引き出します。また、DDR4メモリは1.2Vで動作するため、消費電力削減にも貢献します。
チップ規格 | DDR4-2400 | DDR4-2133 | DDR3L-1600 |
モジュール規格 | PC4-19200 | PC4-17000 | PC3L-12800 |
データ転送レート | 2400MT/s | 2133MT/s | 1600MT/s |
駆動電圧 | 1.2V | 1.2V | 1.35V |
※ 数値は規格上の理論値です。
光学ドライブ搭載のTシリーズは、「DVDソフトをインストールする」「ブルーレイやDVDを見る」「音楽を聴く」「大容量のデータをバックアップする」など、できることが広がります。薄くてバッテリー駆動時間も長くホームモバイルにも最適なので、ベランダや庭などでお気に入りのブルーレイやDVDの映画をリラックスして楽しむこともできます。