RX73シリーズは、光学ドライブを搭載しながらモバイル性能を追求した、コンパクトなオールインワン・モバイルノートPCです。持ち運びがしやすい薄さ、軽さに加え、約14時間*1*2 の長時間バッテリー駆動、大切なデータを守る堅牢性や高度なセキュリティも備えるなど、ストレスを感じさせないモバイル・コンピューティングを実現します。
これまで培ってきた高密度実装などの薄型・軽量化技術を投入し、光学ドライブ搭載ながら、カバンにサッと入れて、ストレスなく持ち歩ける、薄さ約21.4mm、軽さ約1.32kg*3 を実現しました。また、薄く軽くする部位の強度アップなどを図るため幅広いシミュレーションを実施。移動中の衝撃や落下、満員電車の中で受ける圧力、使用中の水滴浸入など、さまざまな負荷に耐える頑丈さを追求しました。毎日安心して連れ出して、やりたいことをたっぷり行えます。
30年以上に及ぶノートPCづくりで培った高密度実装技術などを駆使して、部品の選定からレイアウトまでを最適化。薄型軽量ボディを実現しました。また、ACアダプターも小型化して、持ち歩きの負担を減らしています。
RX73シリーズのモビリティの高さは、部品の厳しい選定からはじまります。筐体内の放熱に欠かせない冷却ファンは、より薄型化し、かつ羽根を薄くすることで冷却性能を向上。また、冷却フィンも薄型軽量化しています。
たとえば、HDDとタッチパッドなど、厚みのあるユニットが重ならないよう、シミュレーションによってレイアウトを最適化し、スリムボディに仕上げました。
2015年春モデル dynabook R73/Pと比較すると…
軽さ約140gで、PC本体と一緒に気軽に持ち運びができます。
小型軽量で、持ち運びに便利
【質量】約140g(ACケーブルの質量除く)
さまざまな部位の薄型・軽量化を陰で支えるのがシミュレーション技術です。強度、変形、熱応力、振動、衝撃など、部位ごとに求められる基準を満たしているかを繰り返し模擬試験することで、薄さ、軽さと強さのバランスを最適化しています。
鋳造が難しいとされるマグネシウム素材を使い、軽く薄く、しかも強いボディをつくり上げました。液晶背面は、シミュレーションにより、厚さを最適化することで剛性を実現しています。
HDDクラッシュが起こると、大切なデータを一瞬で失う危険性があります。そうならないよう、HDD搭載モデルには、3D加速度センサーを搭載し、PCの不安定な動きを見逃さずにHDDクラッシュからデータを守る「東芝HDDプロテクション」を搭載しています。
3D加速度センサーが落下などの異常な動きを感知すると、「東芝HDDプロテクション」が磁気ヘッドを退避させ、HDDクラッシュの危険性を軽減*5 します。「東芝HDDプロテクション」の3D加速度センサーは、PCの前後・左右・上下(3次元)の動きに対応。水平方向のみならずPC本体が不安定になりやすい垂直方向の姿勢変化も捉えて、小さな傾きなども正確に検出することが可能になりました。これにより、PCが水平の状態から斜めに傾いたことを検出して磁気ヘッドを退避させることができます。前後・左右の動きにしか対応しない2D加速度センサーに比べて、誤検出が起きにくく信頼性が高いのが特長です。また、人間の行動とPCに加えられる振動を分析した結果に基づき、センサー精度を最適化しています。
PCの不安定な動きを3Dセンサーが感知すると、
HDDの磁気ヘッドを自動退避
PC本体への衝撃が直接HDDに伝わらないよう、衝撃吸収力の高いクッション材と四隅のラバーではさみこむフローティング構造を採用しています。
RX73シリーズは、オールインワン・モバイルノートとしての性能と機能を外出先でも十分に発揮できるよう、長時間バッテリー駆動を追求しました。細部にわたる省電力設計、CPUやメモリの省電力化などにより、バッテリー駆動約14時間*1*2 を実現。一日中、外出していたり、打ち合わせがあっても安心です。移動中や講義・会議で、あるいはカフェで、たっぷりと作業ができます。
バッテリーは日々使うことで、どうしても劣化してしまいます。とくに、バッテリーの容量いっぱいまで充電する「満充電」を繰り返すと、劣化の速度が早まります。RX73シリーズには、80%の充電に制御することでバッテリーを長持ちさせる「eco充電モード」を搭載。バッテリーでの駆動時間は短くなりますが、ACアダプターでのご使用が多い場合におすすめです。eco充電モードを「オフ」にすると、バッテリーは満充電され、PCを持ち出して使用したときにバッテリー駆動でより長時間使えます。なお、eco充電モードを「オン」にしていても、バッテリー駆動でのご使用が多い場合は、一般的な充電方式に自動で切り替えてくれるので安心です。
バッテリーは本体から取り外しができる脱着式。長時間の外出や出張、旅行の際に予備バッテリー(別売)が使えるので便利です。また、バッテリーが寿命になった場合でも、簡単に交換できるのでサポートに出す必要がなく、本体をそのまま使い続けることができます。
Wストッパーで、安全性を向上
バッテリーは、「安全ロック」を解除し、「リリースラッチ」をスライドしながら取り外します。このWストッパーの解除は、PC本体を裏返して安定させ、両手で作業をすることで可能になります。仮にPCを持っているとき誤って1つのストッパーを外してしまったとしても、もう1つのストッパーがあるのでバッテリー落下などを防止できます
オプション
バッテリパック41AU-W<白色>
型番:PABAS285
バッテリパック41AT<黒色>
型番:PABAS283
※ バッテリーパックは消耗品です。
堅牢なオールインワン・モバイルノートPCとして、これまで高い評価を獲得してきたRX73シリーズ。それは、自社工場で品質評価と品質管理を徹底して行っているからです。開発・設計段階では、短時間で数年分のストレスを与えて将来の経年劣化を検証する試験を実施。製造段階でも何重もの検査をクリアするまで試験を繰り返します。さらに、外部機関の試験も実施。これからも、こうして丁寧に作り込まれた一台をあなたのお手元にお届けします。
PCを何年使用したらどのような故障が起きるのか、製品の弱点を見つけ経年劣化の検証を行う「HALT」も実施しています。HALTのリーディングカンパニーQUALMARK社の検査装置を使って、製品を強い振動や急激な温度変化などが起こる過酷な状況に置き、製品が受ける影響を確認。検証した結果を設計、製造にフィードバックすることで、製品開発に生かしています。
高加速寿命試験(HALT)装置の外観
-100℃から最大95℃までの温度変化や、最大50Gまでの振動を同時に与える試験を実施
※ 写真はRX73シリーズではありません。
使用時に起こりうるさまざまなリスクを想定し、厳しい評価基準を設け、自社での徹底した品質テストを実施。それが、長く快適に使い続けられる製品づくりにつながっています。
※ 写真はRX73シリーズではありません。
社内基準を基に行う製品評価テスト | |||
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落下試験 | パームレスト加圧試験 | 振動試験 | キーボード トランポリン試験 |
一点加圧試験 | ヒンジ開閉試験 | 静電気試験 | 衝撃試験 |
マスク押圧試験 | 電波暗室試験 | 防滴試験 |
厳格な試験を実施することで知られるドイツの認証機関「TÜV Rheinland Group(テュフラインランドグループ)」でも耐久試験を受けるなど、多様な信頼性データを集めています。
下塗り塗装、上塗り塗装の上にクリアコーティングを施しました。クリア塗装が加わった3層構成により、耐摩耗性が向上し、美しさを保ちます。また、表面の凹凸も少なく、触感が滑らかです。