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モビリティ

13.3型液晶を備えながら、驚くほどコンパクトなボディへ。360度回転するコンバーチブルPCでありながら、約979gの軽さへ。しかも、数々の耐久試験をクリアした堅牢性を確保。Vシリーズは、長年にわたり培ってきた高密度実装技術やシミュレーション技術を投入し、小ささ、軽さ、強さ、さらに長時間使えるスタミナも身につけるなど、すみずみまでモビリティを追求しました。

コンパクト
高密度実装技術で、
画面は大きく、ボディは小さく

ノートPCづくりは、高密度実装技術の進化の歴史です。dynabookはこれまで、筐体を小型化・薄型化するために、回路やデバイス設計、プリント基板設計、部品実装技術など、さまざまな高密度実装技術を磨き上げてきました。Vシリーズでは、部品の配置を最適化する技術をはじめ、Webカメラモジュールの大幅な小型化、より小さいプリント基板の開発などを駆使して、フットプリントの最小化を達成しました。2019春モデル dynabook Vシリーズに比べ、画面は12.5型から13.3型へ大きくなりながら、奥行は21.6mmもサイズダウン*1。バッグにもスルッと収まり、どこへでもストレスなく持ち歩けるコンパクトボディです。そして、画面を開けば、13.3型の広さを享受できます。

  • *1 2019年春モデル Vシリーズ(2019年1月発売)との比較。

四辺狭額縁設計

左右のベゼル(額縁)が狭いだけでなく、上下のベゼルも大幅に狭い四辺狭額縁設計。
画面占有率も約80%で、キレイな画面により集中して楽しめます。

四辺狭額縁設計

Webカメラモジュールの小型化

画面上部のベゼルを狭くするには、Webカメラモジュールの小型化が必要不可欠です。
Vシリーズでは、モバイルノートの一般的なモジュール幅が6mmのところ、これを4mmへ約33%縮小しました。これにより、大幅な狭額縁化を達成。ボディサイズのコンパクト化はもちろん、スタイリッシュなデザイン性にもつながっています。

Webカメラモジュールの小型化

プリント基板の高密度化

Vシリーズでは、高密度プリント基板技術に加え、独自の配線ガイドラインを用いて基板設計を再検討。配線を短くしたり、逆に長くしたりなどフレキシブルな設計により、2020年春モデル Gシリーズ(Vシリーズと同じ13.3型のモデル)に比べ、基板面積を約16%*2小さくすることに成功しています。

プリント基板の高密度化
  • *2 2020年春モデル Gシリーズ(2020年1月発売)との比較。
軽量&堅牢
シミュレーションや厳しい試験で、
軽さと強さを両立

小ささ、軽さだけでは高いモビリティとはいえません。移動中の衝撃や振動など、さまざまな負荷に耐える強さがあってこそ、毎日安心して使うことができます。そのために、これまで培ってきた薄型・軽量化技術を進化させつつ、薄く軽くする部位の強度アップなどを図るため、さまざまなシミュレーションを実施。その結果を生かし、たとえばパームレスト部に補強リブ構造を採用して剛性を高めるなど、気がねなく持ち歩ける強さを確保しています。

素材と製法を吟味し、軽さと強さを両立

軽量化と堅牢性を両立するために、Vシリーズは筐体の基本パーツごとに素材と製法を吟味しました。製品外装部(LCDカバー、ベース)は、衝撃に対して強く壊れにくいマグネシウム合金のプレスを採用し、その部分の厚みを薄くして軽量化を実現。製品内装面(カバー)は、リブによる補強など構造の追加が容易なマグネシウム合金ダイカストを採用。適材適所の素材・製法を組み合せることで、薄肉軽量化と堅牢化を同時に実現しています。

素材と製法を吟味し、軽さと強さを両立
  • ※イラストは、部位ごとの素材・製法の違いを分かりやすくするためのイメージです。

シミュレーション解析で、耐久性を確保

Vシリーズは、薄く軽くする部位の強度などを確保するため、さまざまなシミュレーションを実施。初期段階では基準の強度を満たしていなくても、シミュレーションを繰り返すことで、薄型・軽量と強度のバランスを最適化しています。たとえば、シミュレーション結果から、手が置かれるパームレスト部には補強リブを、入力時に負荷のかかるキーボード部にはT字型リブを効果的に配置し、耐久性と操作感を向上させました。

シミュレーション解析で、耐久性を確保

液晶パネルの周囲をゴムで覆い、キズや衝撃から保護

トップカバーと液晶パネルの間にゴムを挟み込みました。落としたときなどの衝撃を緩和し、液晶パネルを保護します。また、画面を閉じたときにも、液晶パネルがキーボード面に直接触れないのでキズがつきにくく、振動などの影響も抑えることができます。

液晶パネルの周囲をゴムで覆い、キズや衝撃から保護

タブレット時に、キートップが接地しない工夫も

Vシリーズは、キーボード面を裏返してタブレットとして使うことも考えて、ダメージを防ぐ工夫をしています。机に置いて使う際に、キートップが直接、接地しないよう、キーボードの周囲5カ所に突起を設けています。

タブレット時に、キートップが接地しない工夫も

厳しい評価基準で、耐久性試験を実施

使用時に起こりうるさまざまなリスクを想定し、厳しい評価基準を設け、徹底した品質テストを実施。それが、長く快適に使い続けられる製品づくりにつながっています。

コネクタこじり試験

コネクタ部分に「こじり」(回転)によるストレスを加え、接続部の耐久性を確認します。

動画を見る

コネクタこじり試験

キーボードトランポリン試験

押したキーの周囲がどれぐらいたわむかを検証。ミリ単位で測定します。

  • ※写真はVシリーズではありません。

動画を見る

キーボードトランポリン試験

dynabookが実施している自社試験を詳しく見る

アメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠した耐久テストをクリア*3

Vシリーズは、持ち歩くことの多いモバイルノートPCとして欠かせない堅牢性を証明するために、世界でも過酷な基準として知られる「MIL規格(MIL-STD-810G)」に準拠したテストをクリア*3しました。

下の表は左右にスクロールします

落下 粉塵 高度 高温 低温
各面、辺、角の26方向から76cm落下 6時間にわたって細かい粉塵を吹き付け 高度4,572m相当の気圧まで減圧 30~60℃環境下で24時間×7サイクル -20℃環境下でテスト
温度変化 振動 衝撃 太陽光照射
-20~60℃温度変化を6時間 前後・左右・上下の各軸1時間振動テスト 6方向×3回18回衝撃を与える 24時間×3サイクル照射テスト(太陽光を模した光)
  • ※無破損・無故障を保証するものではありません。

MIL規格とは

アメリカ国防総省が制定した物資調達基準のこと。砂漠や熱帯雨林、あるいは航空機や荒れ道を走るトラックなど、PCに強いストレスが加わるような状況での使用を想定しているため、基準をクリアするためには、たしかな堅牢性と信頼性が求められます。

粉塵テスト

粉塵テスト

粉塵を6時間吹き付けるテスト

  • ※写真はVシリーズではありません。

温度変化テスト

温度変化テスト

-20℃~+60℃の急激な温度変化を6時間続けるテスト。

アメリカ国防総省制定「MIL規格(MIL-STD-810G)」について詳しく見る

360度回転ヒンジ
スムーズに回る。しっかり止まる。
フラットにすれば、対面でも見やすい

360度回転するディスプレイのヒンジには、回転しないディスプレイのヒンジよりも高い負荷がかかります。コンバーチブルPCならではのこの課題に、ヒンジの構造を一から考え直しました。ヒンジの強度設計を多角的に検証し、2軸同期ヒンジ構造を採用。頑丈でガタつかず、見やすい角度に固定でき、回転もスムーズ。180度開いたときはフルフラットになり、対面でも見やすくなります。もちろん、ヒンジの耐久試験を行い、長く快適に使い続けるための信頼性を確保しています。

製品イメージ

使いたい角度を保てる、2軸同期ヒンジ。180度では、傾きのないフルフラットに。

開閉時の応力をシミュレーションし、ヒンジにかかる負荷を分散する、2軸同期ヒンジ構造を採用しました。2軸が同期することにより、0度から360度までスムーズに動作します。そして、使いたい角度、見やすい角度に保つことができます。ヒンジのシャーシ固定部品は強度シミュレーションによって耐久性を確保。頻繁にスタイルチェンジを繰り返しても安心です。この2軸同期ヒンジは、180度で画面、キーボード、ヒンジのすべてがフラットになり、画面がより見やすくキー入力がしやすい、というメリットもあります。

2軸同期ヒンジイメージ

実機検証で、ヒンジの耐久性を確保

360度回転ヒンジの信頼性を高めるのは、シミュレーションだけではありません。360度開閉ヒンジ試験機を用いて、実際にディスプレイの360度開閉を連続して実施。高い負荷のかかるヒンジへの影響を実機で検証しています。

  • ※動画はVシリーズではありません。
  • ※無破損・無故障を保証するものではありません。

画面の上下をクルッと回転。対面相手が、さらに見やすく。

対面の相手に画面を見せたいときに、Flatスタイルは効果的。パタンと倒せばスピーディーに画面を見せることができます。家族や友人と画面を共有しながら旅行の計画を立てたり、仕事やゼミの資料をみんなで作成するときなどにも便利。広視野角液晶なので、上下左右のどの方向からでも、斜めからでも見やすく、ストレスがないので会話も弾むでしょう。さらに、対面相手がより見やすいように、画面表示の向きを変えることも可能。必要なときに、いつでも何度でも表示の向きを変えられます。

画面の上下をクルっと回転。対面相手が、さらに見やすく。
長時間駆動
ノートPCでも、タブレットでも、一日じゅう使える。
安心の約24時間*4バッテリー駆動

Vシリーズは、小ささ、軽さ、薄さ、強さだけではありません。メインマシンとして使えるパワフルな性能を外出先でも十分に発揮できるよう、バッテリー駆動の長時間化を追求しました。高密度実装による省電力設計、第11世代 インテル® CPUやメモリ、ストレージの省電力化、高容量リチウムポリマーバッテリーの採用、それらのチューニングの最適化などにより、バッテリー駆動約24時間*4を実現。一日じゅう、外に持ち出していたり、日帰りの旅行や出張でも安心です。移動中や講義・会議で、あるいはカフェなどで、バッテリー残量を気にせず、たっぷりと作業ができます。

製品イメージ

「お急ぎ30分チャージ*5」に対応

これまでノートPCづくりで培ってきた充電制御技術を取り入れた「お急ぎ30分チャージ*5」機能を搭載。わずか30分の充電で、バッテリー駆動時間の約40%を充電できます。外出前はもちろん、会議や授業の合間など、ちょっとした空き時間を利用してしっかり充電できます。また、バッテリーの状態をソフトウェアで監視し、一定量になるまでは大電流を供給して充電時間を高速化。以降は段階的に電流を下げて充電を続けることにより、スピーディに充電しながらもバッテリーを長持ちさせることができます。

お急ぎ30分チャージイメージ
セキュリティ
あなたの顔が、パスワード。
Windows Hello対応 顔認証センサーを搭載*6

画面上の狭額縁に組み込んだ新開発の小型Webカメラモジュールには、Windows Hello対応の生体認証機能である赤外線顔認証機能*6を搭載。人肌と一般的な印刷インクや人形などに使われる樹脂では赤外線の反射率が異なることを利用して、写真や絵による「なりすまし」を防止します。また、通常のカメラによる顔認証は、暗い場所や、明るくても蛍光灯などが映り込む場所ではフラッシュなどをたいて認識率低下を防ぎますが、赤外線はそのような眩しい照明が不要のため、眩惑のわずらわしさがありません。サインインは、あなたの顔を画面に向けるだけ。パスワードを入力するわずらわしさがなく、外出先でもパスワード漏えいのリスクが軽減するので安心して使えます。

顔認証機能イメージ

Webカメラは、プライバシーを保護するシャッター付き

Webカメラには、手動でカメラを覆うことができるシャッターを付けました。ビデオ通話での意図しない撮影を防ぐことができ、プライバシーを保護します。また、オンライン会議などでシャッターを閉じれば、音声だけで参加したい場合などに便利です。

シャッターイメージ

顔認証*6なら、キーボードが裏側でも素早くサインインできる

シーンに合わせて、5つのスタイルを使い分けできる「5 in 1プレミアムPenノート」のVシリーズ。顔認証*6なら、MonitorスタイルやTabletスタイルなど、キーボード面が裏側になっていても画面に顔を向けるだけなので、素早くサインインできます。指紋認証のように、キーボード面を自分側に向ける必要がありません。

顔認証イメージ
  • *1. 2019年春モデル Vシリーズ(2019年1月発売)との比較。
  • *2. 2020年春モデル Gシリーズ(2020年1月発売)との比較。
  • *3. MIL規格に基づいて、一部当社が設定した試験条件に従い試験しています。無破損、無故障を保証するものではありません。これらのテストは信頼性データの収集のためであり、落下、衝撃、振動または使用環境の変化などに対する製品の耐久性をお約束するものではありません。また、これらに対する修理費用は、保証期間内でも有料になります。
  • *4. JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)による値。実際の駆動時間は使用環境および設定などにより異なります。
  • *5. 30分の充電で、バッテリー駆動時間の約40%を充電できます。ただし、PCが電源OFFまたはスリープ時にバッテリー残量が0%の状態から充電した場合の数値。バッテリーは消耗品であり、バッテリー充電時間に対するバッテリー駆動時間は、バッテリーの経年劣化によって変化します。
  • *6. 本機能を使用するには、あらかじめ設定が必要です。顔認証機能は、データやハードウェアの完全な保護を保証しておりません。本機能を利用したことによる、いかなる障害、損害に関して、いっさいの責任は負いかねますので、ご了承ください。 顔認証をするときは、顔認証センサーの正面に顔を向けてください。顔認証センサーに保護シートが貼ってある場合には、顔認証機能を使用する前に必ず保護シートをはがしてください。顔認証機能は室内での使用をお勧めします。屋外では太陽光の影響により顔認証の登録や顔認証によるWindowsのサインインなどに失敗することがあります。
  • ■記載されている仕様は予告なく変更することがあります。
  • ■画面はハメコミ合成です。
  • ■画面は実際のイメージとは異なる場合があります。Microsoft Storeアプリは別売です。ご利用になれるアプリは国/地域によって異なる場合があります。

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