以前より業務で使用するWindows PCの「展開」「運用」「管理」は、情シス担当者の悩みのタネでした。Windows 10やWindows 11搭載機は、PCの機種ごとのイメージ作成や、プログラム更新のたびにイメージ更新が必要など、従来の展開方法である「Windows as a Service」では、年2回のマスター作り替え作業が発生してしまいます。ワークスタイルの多様化が当たり前になった昨今、出社しなければPCのセッティングが出来ないというのは利便性が悪く、企業や従業員が不利益を被ることにもなりかねません。そんなお悩みを解決するのが、「Autopilot」です。
Windows Autopilotのメリット
マスタ作成不要
情報システム部門の
負荷軽減・工数を削減
かんたんセットアップ
かんたんな操作で
迷うことなく
セットアップ完了、
すぐに使える
ガバナンスの統制
セキュリティ、
コンプライアンス
ポリシーの徹底
クラウド経由の設定や
アプリケーション配信で
設定ミス・漏れのリスク減
デバイスやアプリの
一元管理
リモートセットアップ対応
クラウド経由で個別カスタマイズもできるため、メーカーからPC利用者に直接納品可能
Autopilotは、Windows 10以降のOS展開方法の一つで、クラウドを経由して設定が行われる点が大きな特徴となっています。PCの初回起動時に資格情報を入力するだけで、各種設定を自動的に実施できるようにすることが可能なため、PCキッティングにかかる作業時間や人的リソースの配分に課題感を持つ企業にとっては画期的なツールといえるでしょう。
Windows Autopilotは、インターネット経由でAzure ADに参加し、Windows PCの初期設定部分(青い画面の設定部分)を簡易的かつ自動的に展開します。まず管理者側でデバイス情報やユーザー情報、プロファイルをあらかじめ登録しておきます。従業員がPCを受け取ったら、従業員はPCを起動し、ログオンするだけでOS、会社固有の設定、自身のプロファイルがそのデバイスに自動的に適用されます。AutopilotでWindowsの初期設定が展開された後、Microsoft Intune経由で各種ポリシーや設定が行われ、PC機能の制限やIntune対応アプリの配布(インストール)などが実施されます。
インターネットがつながる環境であれば、自宅や遠隔地にいる従業員に対してリモートでWindows PCを展開、設定できるのが大きなメリットになります。
サービスご利用のメリット
情報システム部門の 手間を軽減
Windows Autopilotでは、各PCのハードウェアIDを事前登録する必要があります。DynabookがID登録作業を代行します。